参照専用モードで運用する場合に考慮する点を以下に示します。
利用できない機能
Navigatorの運用モードを参照専用モードにした場合、Navigatorからは参照だけが可能となります。したがって、Navigatorの辞書に対して更新を行う操作はできなくなります。具体的には、以下の機能は利用できません。
Navigator辞書管理ツールを使用したすべての操作(Navigator辞書管理ツールを参照モードで接続した場合を除きます)
データ登録機能
管理ポイントの新規作成、修正、削除、複写、プロパティの表示、および管理ポイントのインポート
メッセージの受信
メッセージの受信操作をしても、常に「メッセージなし」となります。
当月基準日の設定コマンド
当月度設定コマンド
演算基準日設定コマンド
Navigatorクライアントからの演算定義
Navigatorクライアントからのテーブル複合定義
Navigatorクライアントからの複合コード定義
辞書の復元コマンド
辞書の削除コマンド
辞書のユーティリティコマンド
確定していないデータが参照可能
他のトランザクションが更新中の、確定していない最新のデータが参照可能となります。したがって、もし他のトランザクションが更新中のテーブルに対して問い合わせを実施した場合、問い合わせ結果は更新中のデータを反映したものになります。
rdbsloaderコマンドとの同時実行
Symfoware Serverのrdbsloaderコマンドを使用してテーブルのデータを更新する場合、そのテーブルに対するNavigatorからの問い合わせを同時に実行することはできません。実行した場合、エラーとなります。