Navigatorで利用できるアクセス制御機能を設定する方法について説明します。
データの非公開/公開の設定、およびデータの公開条件の設定は、Navigator辞書管理ツールから行います。
設定方法については、“Navigator Server 管理者ガイド(辞書管理ツール)”を参照してください。
Navigatorが問い合わせの処理で作成する一時ファイルや、ログファイルなどのファイルをOSに登録しているユーザから、アクセスできないようにするには、専用実効ユーザモードを利用してください。
専用実効ユーザモードを利用することで、Navigatorが問い合わせの処理で作成するファイルは、実効ユーザのみがアクセスできるようになります。
すでに専用実効ユーザモードを利用しないで運用している場合は、専用実効ユーザモードへ移行することでファイルのアクセスを制御することができます。
専用実効ユーザモードへ移行作業の詳細は、“付録G 専用実効ユーザモードへ移行する”を参照してください。
ポイント
OS認証を選択して、専用実効ユーザモードを利用していない場合は、Navigatorが問い合わせの処理で作成する一時ファイルや、ログファイルなどのファイルが、OSに登録しているユーザがサーバにログオンすると参照できてしまいます。
アイドル監視は、ユーザ管理機能を有効(ON)にしてから、アイドル監視の環境変数(RN_USER_IDLE_TIME、RN_USER_IDLE_MSG_TIME)を指定します。
アイドル監視の設定方法については、“12.3 ユーザ管理機能の環境設定”を参照してください。