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Interstage Navigator ServerV9.5.0 用語集
FUJITSU Software

用語集

ABC集計

それぞれのデータを降順にして累積構成比を出した結果に応じて、A、B、C、・・・を付けて表示する方法です。

ABC分析表

それぞれのデータを降順にして累積構成比を出した結果に応じて、A、B、C、・・・を付け、ランク分けをしたレポートです。

Best10、Worst10を示すレポート

明細表や集計結果のデータを大きい順または小さい順に、集計行を並べ替えることができます。また、データの取り出し行数を指定できます。この機能を組み合わせて、Top10を表す売上順位表や、問題分析に使用するWorst10を表すレポートなどを作成することができます。

DBレスシステム

データウェアハウス、データベースを用意せずに、CSVファイルのみで、情報活用できるシステム構成です。

DBレスシステムは、データベースの設計、構築が不要のため、情報活用システムを簡単に構築することができ、基本的な情報活用の機能を利用することができます。

HTTPトンネリング

Navigatorの通信データ送受信をHTTPのプロトコルによって行う機能です。ファイアウォールを介したNavigatorの利用が可能となり、より高度なセキュリティが要求されるイントラネット環境に適用できます。

IPアドレスによるログオン規制

IPアドレスによるログオン規制は、Navigatorクライアントから、Navigatorサーバへの接続をIPアドレスで制限する機能と、IPアドレスを使用できるユーザを限定する機能です。この機能により、「このエリアのPCから操作できるのはこの人だけ」といった使い方ができ、セキュリティの強化が図れます。

Martbuilder

データベースに対する問い合わせや集計の結果を、データマートとして生成するための機能です。

データマート生成機能ともいいます。

Navigator Webクライアント

問い合わせなどをWebブラウザから行うためのクライアントです。クライアントPCにはインストール不要で、Webブラウザのみで、Navigatorを操作することができます。

Navigator Windowsクライアント

データベースの問い合わせ・集計、レポートの作成や管理ポイントの定義など、データベースに蓄積された情報を活用するためのクライアントです。

一般利用者用と管理者用があります。

Navigator管理ツール

Navigator辞書管理ツールとNavigatorデータ登録ツールを総称した呼び方です。管理者が使用します。

Navigatorクライアント

データベースの問い合わせ・集計、レポートの作成や管理ポイントの定義など、データベースに蓄積された情報を活用するためのクライアントです。

Navigatorクライアントには、Navigator WindowsクライアントとNavigator Webクライアントがあります。

Navigator辞書管理ツール

データの公開/非公開や、共通の管理ポイントの定義など、一般利用者がデータを活用できる環境をセットアップするためのクライアントです。

Navigatorデータ登録ツール

データ登録機能を使うためのクライアントです。表計算ソフトなどで作成したCSV形式やXML形式のデータを、サーバ上のデータベースに格納できます。

Navigatorの予約語

Navigatorの製品内で特別な意味を持つ用語です。Navigatorの予約語は、Navigatorのスキーマ名、テーブル名、および項目名に使用することができません。

Naviサーバ

Interstage Navigator Serverがインストールされたサーバの呼び方です。

OS認証

Navigatorの認証機能の一つで、OS(Operating System)の認証機能を利用して、ユーザにNavigatorの利用を許可する方法です。

Navigatorの認証機能では、OS認証以外に、エンタープライズ認証が用意されています。

RDBディクショナリ

データベースの定義情報を保持するテーブルです。

Navigatorの辞書として利用可能なデータベースには、Postgres、Symfoware/RDB、Oracle、SQL Serverがあり、Oracleの場合、RDBディクショナリは、「データディクショナリ」と呼ばれ、SQL Serverの場合は、「システムテーブル」と呼ばれています。

RFS分析

RFSは、R:Recency=前回来店日からの期間、F:Frequency=来店頻度、S:Sales=売上金額の略であり、顧客をランキング化、セグメント化し、各顧客が全顧客の中で、どういう位置付けにあるのか、顧客価値を分析する方法です。

RFS分析レポート

顧客をランキング化、セグメント化し、各顧客が全顧客の中で、どういう位置付けにあるのか、顧客価値を定義するためのレポートです。

RFSは、R:Recency=前回来店日からの期間、F:Frequency=来店頻度、S:Sales=売上金額の略であり、RFM分析レポートは、デシル分析、RFM分析と呼ばれる場合もあります。

Visualminer

表形式のデータを、平行座標上でビジュアルに表示するための機能です。

Visualminerを使用することで、各データ項目の分布状況を視覚的に捉えることができ、データ全体の特徴や傾向を浮き彫りにしていくことができます。

WWWサーバ(Webサーバ)

WWWサーバは、HTML文書や画像などの情報を蓄積しておき、Webブラウザなどのクライアントソフトウェアの要求に応じて、インターネットなどのネットワークを通じて、これらの情報を送信する役割を果たすものです。Webサーバとも呼びます。

XMLデータを利用したデータモデル

Navigatorは、Shunsakuと連携することでXMLデータを扱うことができます。

XMLデータは、データ構造の変化に柔軟に対応することができます。途中でXMLデータ中に項目(新しいタグ)の追加が発生しても既存のXMLデータを変更することなく、利用することが可能です。

また、XMLデータとリレーショナルデータベース上のテーブルを結合して、問い合わせることもできます。

XMLビュー

XMLデータ内の要素をNavigatorでどのように利用するかを定義した情報です。この情報で、NavigatorからXMLデータを利用する時のスキーマ名、テーブル名、データ項目、およびデータ型の対応付けが決まります。また、XMLデータを検索する場合の検索式を定義することもできます。

XMLメタ定義ファイル

Shunsakuに登録されているXMLデータとNavigatorをマッピングするためのファイルです。ファイルはXML形式で作成します。

アイドル監視

アイドル監視を行っていると、Navigator Serverに接続しているNavigator Clientが、一定時間、Navigator Serverへの操作を行っていない状態になった時に、自動的にNavigator Serverから切断します。

アクセスログ

ユーザがNavigatorからデータベースにアクセスした時の記録やSQLをログとして出力する機能です。

テーブルの利用頻度の調査などに利用できます。

アラーム機能

問い合わせ結果に対して、注意したいデータに色を付ける機能です。アラームとして指定すると、指定した条件の範囲内にあるデータに色が付きます。

イベントアナライザ

問い合わせ結果に対して、イベントとイベントの間隔や順序をキーにデータを抽出することができます。

演算基準日

「演算項目」の「時間演算」を利用する時に演算の基準となる日付です。年、月、日を指定することができます。

演算項目

問い合わせ前に、設定した法則に従って、複数のデータ項目を計算するための設定項目です。

Navigatorでは、数値演算、文字演算、時間演算、拡張演算があります。

エンタープライズ辞書運用

システム部門などが、全部門の運用環境を管理する運用形態です。1つの辞書に対して、利用環境の異なる複数部門の環境を構築・管理するため、データや管理ポイントなどを複数の部門で共有して利用することが可能になります。

エンタープライズシステム

大規模なデータの処理や企業全域を対象とした大規模な運用を行うための機能です。

エンタープライズ認証

Navigatorの認証機能の一つで、すでに構築されている認証システム(Navigator以外で使用しているシステムでも可)を利用して、ユーザにNavigatorの利用を許可する方法です。

Navigatorの認証機能では、エンタープライズ認証以外に、OS認証が用意されています。

拡張演算

それぞれのデータベースの組み込み関数を使用した演算です。この拡張演算により、新たなデータ項目を定義します。

拡張辞書ファイル

CSVデータの形式やCSVデータの項目を示す見出しデータの情報を格納するファイル

拡張スタースキーマ型

データモデルの1つです。スタースキーマ型の変形です。スタースキーマ型との違いは、以下の場合に結合関係が設定できることです。

  • 実データテーブルが複数に分割(売上実績と売上実績明細など)されている。

  • マスタテーブルが親子関係で階層化(製品マスタと製品シリーズマスタなど)されている。

カタログ

問い合わせや問い合わせ結果を管理するための格納庫または、この格納庫で問い合わせや問い合わせ結果を管理する機能のことです。

カタログ管理ツール

カタログ内の問い合わせやフォルダを管理するために利用するツールです。

カタログフォルダ

カタログ内の問い合わせを管理するために作成されたフォルダです。ルートフォルダは、Catalog(初期設定時)という名前で表示されます。

カテゴリ型

管理ポイントの1つです。

マスタ型、全値型、定義済みのカテゴリ型管理ポイントまたはデータ項目の値を、グルーピングして作成します。目的・用途に合わせて、カテゴリ(分類の単位)を作成し、その内訳(データ値など)を一覧表から選択するだけで、簡単に新しい管理ポイントを作成できます。

管理者のホームディレクトリ

辞書ディレクトリ配下の管理者のユーザ名のディレクトリです。

管理情報ファイル

データベース上に辞書テーブルが作成される時に、辞書の管理者のホームディレクトリ上に作成されるファイルです。管理情報ファイルは、辞書テーブルと同期をとって作成、更新、または削除されます。辞書の管理者のホームディレクトリには、管理情報ファイルとして、以下のファイルが作成されます。

  • .rnファイル(UNIXの場合)

  • rn.envファイル(Windowsサーバの場合)

  • .kvrgdicディレクトリとそのディレクトリ配下のファイル

  • 公開したスキーマと同名のディレクトリ、または#KVRで始まるディレクトリ名とそのディレクトリ配下のファイル

管理ポイント

データを参照する時のくくり方や切り口です。縦横集計表での座標軸の項目(表頭や表側)に相当します。

管理ポイントには、以下の8つの型があります。

  • 全値型

  • マスタ型

  • カテゴリ型

  • マスク型

  • 範囲型

  • 時間型

  • 時間テンプレート型

強調レコード

着目したいレコードを、他のレコードと区別するためのレコードです。

共通辞書

管理者がセットアップした各種情報(スキーマ、テーブル、データ項目の属性、複合コードの項目、演算項目、テーブルの結合関係、共通の管理ポイント)が管理されています。

共通の管理ポイント

辞書の管理者が定義、変更する管理ポイントです。共通辞書に格納されます。

一般利用者は、共通の管理ポイントを使用して、データベースに対する問い合わせを行ったり、個人のカテゴリ型の管理ポイントの作成元として使用したりすることができますが、共通の管理ポイント自身の変更や削除はできません。

グループリストファイル

エンタープライズ辞書運用を利用するグループを定義したファイルです。

クロスクエリ

問い合わせの時に指定する条件を、問い合わせ実行時にCSVファイルから読み込む機能です。

欠測値

ビジュアル表示の対象となるデータの中で、値が設定されていないことです。

公開/非公開

一般利用者が利用できるスキーマ、テーブル、項目などを限定する機能です。

テーブルの公開条件を設定しておくことで、一般利用者が利用できるテーブルのデータ(レコード)の利用範囲を条件によって、制限することができます。これにより、必要なデータに絞り込んだ問い合わせ・集計が可能になります。

項目

データベース内のデータで、列単位を指します。

Navigatorでは、項目に「見出し」をつけて、辞書に登録することで、利用可能な状態にすることができます。

項目階層

同一テーブル内の項目や管理ポイントに上位、下位を定義付けた関係です。項目階層を定義しておくと、ドリリングなどでデータ分析が行いやすくなります。

項目間演算

問い合わせレイアウトに指定してある複数のデータ項目を、演算式で設定することができる機能です。項目間演算を指定しておくと、問い合わせ時にその結果を出力することができます。

顧客維持展望

既存顧客の維持について、問題点と原因を分析する方法です。

顧客維持展望レポート

既存顧客の維持について、問題点と原因を分析するためのレポートです。

顧客プロフィール比較

特定のセグメントや顧客に特化した分析を行うため、顧客のプロフィールを分析したり、セグメンテーションごとの顧客志向を分析したりする方法です。

顧客プロフィール比較レポート

特定のセグメントや顧客に特化した分析を行うため、顧客のプロフィールを分析したり、セグメンテーションごとの顧客志向を分析したりするためのレポートです。

顧客分析のためのレポート

主に流通業を中心に主流となっている顧客分析の手法で、顧客識別マーケティング(CSM:Customer Specification Marketing)と呼ばれる考え方に基づいた分析手法で作成されたレポートです。

個人辞書

一般利用者が作成した個人の管理ポイント、個人のテーブルが管理されます。

個人の管理ポイント

一般利用者が定義、変更する管理ポイントです。個人辞書に格納されます。

作成した一般利用者が、使用、変更、および削除することができます。

個人のテーブル

一般利用者が問い合わせ結果やCSVファイルなどの個人のデータを、Navigatorで利用するために、データベースに登録するテーブルです。

サーバの切り換え機能

同じ環境のサーバ(Navigator)を2台用意して、システムのメンテナンス時などで、サーバを切り換えることにより、Navigatorの運用を停止することなく、継続することができます。

参照専用モード

Navigator辞書管理ツールの起動モードの1つです。

参照専用モードにした場合は、Navigatorの辞書に対して更新を行うなどの操作はできなくなりますが、一般利用者が使用中でもNavigator辞書管理ツールの起動が可能になるため、共通辞書の定義情報の確認の際に使用します。

時間演算

ある基準日からの年数、月数、日数を算出することです。時間計算の種類は、項目から基準日までの期間、基準日から項目までの期間、および項目から項目までの期間を定義することができます。

基準日は、決まった日付だけでなく、会計年度やレポート作成時点を基準にした相対的な指定を行うことができます。

時間型

管理ポイントの1つです。

受注日などの時間項目(日付型または文字型)に自動的に付与されるものであり、対応して設定した会計情報(開始日、開始月など)により、ダイナミックに期種を変更(日単位のデータや月や半期に編集)することが可能です。

時間軸を自由に設定したレポート

時間テンプレートを利用して、時間軸を自由に設定したレポートです。

時間テンプレートを使用することにより、以下のようなレポートを作成できます。

  • 当月度を基準としたレポート

  • 集計期間が重複したレポート

  • 異なる集計期間が混在するレポート

時間テンプレート

作成したいレポートに合わせて時間軸を作成した管理ポイントです。時間テンプレート型は、年度、期、月度、日といった集計単位を自由に組み合わせて、作成できます。

時系列集計表

日付データや月度データを、年度別、月度別などに分類して集計し、時系列で表したレポートです。

販売推移や購入推移などを、月度、年度、半期といった単位で表します。

Navigatorでは、当年と前年の実績や、対前年比率を並べることもできます。また、月度と累計といった異なる集計期間も、混在させて扱うことができます。

辞書

管理者がセットアップした各種情報(スキーマ、テーブル、データ項目の属性、複合コードの項目、演算項目、テーブルの結合関係、共通の管理ポイント)と、一般利用者が作成した個人の管理ポイント、個人のテーブルが管理されます。

辞書には、共通辞書と個人辞書がそれぞれ存在します。

辞書ディレクトリ

辞書情報を格納するためのディレクトリのことです。このディレクトリ配下にNavigatorのユーザごとに、ホームディレクトリが格納され、ホームディレクトリに辞書情報などの、Navigatorが動作する際に必要となる情報が保存されます。

辞書ディレクトリには、Navigator Serverプロセスの実効ユーザが、読み込み、書き込み、実行のできる権限が設定されている必要があります。

辞書ディレクトリは、以下のフォルダに格納されます。

  • OS認証の場合

    システム環境変数「RNUSER」に設定されているディレクトリです。

  • エンタープライズ認証の場合

    認証タイプ設定ファイル(.rn_auth_type)の第2カラムで設定されたディレクトリです。

辞書テーブル

辞書をセットアップするとデータベース上にテーブルを作成し、そこに必要な情報を登録します。このデータベース上に作成されるテーブルのことを「辞書テーブル」と呼びます。

辞書出口モジュール

外部のシステムで、全社的に統合管理しているアクセス制御情報などの管理情報がある場合は、辞書出口モジュールを使用して、Navigator辞書を更新することなく、Navigatorに反映させることができます。

辞書出口モジュールは、Navigator辞書の情報を独自に作成し、その情報をNavigatorの規定するインタフェースに従って返却するライブラリモジュールです。

実効ユーザ

Navigator Serverが動作する際のプロセスの所有者となる、OS上に登録されたユーザのことです。Navigator ClientからNavigator Serverに接続を行うと、Navigator Server上にNavigator Serverのプロセスが生成され、実効ユーザはこのプロセスの所有者のことを示します。

Unixで、OS認証で専用実効ユーザモードの場合またはエンタープライズ認証の場合に、設定が必要になります。Windowsサーバの場合、実効ユーザは自動的に「system」となるため指定する必要はありません。

実データテーブル

マスタデータテーブルのいくつかの項目(値)を利用して、各種データを保持しているテーブルです。

集計表

データを管理ポイントのカテゴリごとに区分けして集計したレポートです。

集計方法

合計、平均、最大、最小、件数(すべて)、件数(NULL値を除く)、件数(NULL値)、件数(重複を除く)、付帯情報、件数(正の値)、最大と最小の差、中計/総計との差などの集計方法が利用できます。さらに、分散、標準偏差、標準誤差、幾何平均、調和平均、尖度、歪度などの統計量も計算できます。

重複結合型

データモデルの1つです。

マスタテーブルの1つの項目が、実データテーブルの複数の項目と結合されるパターンです

新規メンバ来店状況

新規顧客の開拓を行うため、新規に来店した顧客の動向を分析する方法です。

新規メンバ来店状況レポート

新規顧客の開拓を行うため、新規に来店した顧客の動向を分析するためのレポートです。

数値演算

数値型のデータ項目間の四則演算のことです。演算には、数値型の「データ項目」と、数値演算で定義した「データ項目」が使用できます。

ズーム

Visualminerを利用したビジュアルマイニングの機能の1つです。特異なデータを除去したり、特定のカテゴリに限定して分析する場合に、必要な部分だけのデータを拡大して表示します。

スケジューラ

カタログに格納された問い合わせの更新スケジュールを管理する機能のことです。

スクリプティング

Navigatorの各設定内容を保存した定義ファイルを、スクリプトに定義し、一度の問い合わせでは結果が得られない複雑な問い合わせに対して、複数の問い合わせを実行し、実行結果を確認しながら試行錯誤を繰り返し分析するための機能です。

スタースキーマ型

データモデルの基本型です。実データテーブル(売上実績など)に、いくつかのマスタテーブル(製品マスタや営業所マスタなど)が、放射状に結合されるパターンです。

スノーフレーク型

データモデルの1つです。

スタースキーマ型の変形です。スタースキーマ型との違いは、以下の場合に結合関係が設定できることです。

  • マスタテーブルが親子関係で階層化(製品マスタと製品シリーズマスタなど)されている。

スライス&ダイス

異なる視点を組み合わせて分析する方法です。

スライスは、データの一面を薄く切るような形で参照する方法です。特定の製品に着目して、情報を見たい場合などで使用します。

ダイスは、軸の組み合わせを変えて参照する方法です。地域別、商品別など、座標軸を変えて傾向を見たい場合などで使用します。

接続情報記録

接続情報ログと同じ意味です。

接続情報ログ

Navigator Serverへのログオン、ログオフの情報を記録したログです。Navigator Serverへの不正アクセスの監視や、利用状況の把握などに利用することができます。

接続情報ログは、“接続情報ログ機能”で取得できます。ログが格納されたファイルは、“接続情報ログファイル”と呼びます。

全値型

管理ポイントの1つです。

特定のデータ項目の、ユニークな値を取り出したものです。

全値型管理ポイントは、データベースの項目をそのままキーにして、分類・集計などを行う場合に利用します。

専用実効ユーザ

Navigatorでは、プロセスの実効ユーザを任意に固定した運用が可能です。この任意の固定ユーザを「専用実効ユーザ」と呼びます。

専用実効ユーザは、エンタープライズ認証を用いる場合に設定が必要になります。また、OS認証を用いる場合には、任意で設定が可能です。

専用実効ユーザモード

専用実効ユーザを用いた運用の形態です。

他サイトのデータベース

・他サイトのSymfoware

  RDA-SV経由で参照可能なSymfoware/RDBのデータベースです。

・他サイトのOracle

  データベースリンク経由で参照可能なOracleのデータベースです。

縦横集計表

データを管理ポイントのカテゴリごとに区分けして集計したレポートです。分析・管理のために活用されるもっとも利用頻度の多いレポートです。

注釈

  • テーブルの注釈

    データ項目一覧に出力されるグループのグループ名として使用されます。

    ユーザがデータ項目一覧の絞り込み機能を使用する時に、検索条件として扱われる情報です。

  • 項目の注釈

    項目の注釈です。

    データ項目一覧で項目の詳細情報の注釈欄に出力されます。

抽出データログ

Navigator Clientで抽出したデータを記録したファイルです。抽出データログは、バイナリ形式で格納されます。テキスト形式に変換するには、「ログファイル変換コマンド」を利用します。

バイナリ形式、テキスト形式を区別する場合には、「抽出データログ(バイナリ)」、「抽出データログ(テキスト)」と分けて記載します。

データ監査機能

利用者がNavigatorから問い合わせにより、データベースに格納してあるデータを抽出する操作を行った場合に、抽出したデータのすべてとそのセッションや操作についての情報をサーバ側にファイルとして保存する機能です。この機能により、情報漏洩対策として、Navigatorの利用者が、「いつ」、「どこから」、「どのような」操作をしたかを確認することができます。

データ監査機能ログ

データ監査機能で出力することができる「問い合わせ操作情報ログ」、「抽出データログ」、「データ情報ログ」のことを指します。

データ項目

データベースに格納されたテーブルや項目に、扱いやすいように見出しや注釈をつけて、辞書に登録したものを指します。

データ情報ログ

抽出データログ(テキスト)のデータの内容に関する情報です。

データ登録

表計算ソフトなどで作成したCSV形式やXML形式のデータを、サーバ上のデータベースに格納するための機能です。

データマート

データウェアハウスから、ユーザの主題に合わせて、使いやすいレベルにデータを絞り込んだ小型データベースです。データウェアハウスがあらゆる情報を格納しているのに対して、データマートは、必要な情報だけを最適化して、OLAPで使いやすい形式で格納されています。

データマート生成機能

データベースに対する問い合わせや集計の結果を、データマートとして生成するための機能です。

Martbuilderともいいます。

データマイニング

集計データや明細データをビジュアルに表示する機能です。

レポートでの認識が難しい情報の傾向や関連性を、直観的に分析することができます。

データモデル

データベース内の情報や情報の結びつきを表現するパターンです。

データベース内では、分割されたテーブル間に、概念的な結合関係が存在します。通常、企業で扱われるようなデータには、テーブル全体に渡って複雑な結合関係があります。しかし、一度に行われる処理(レポート作成など)で扱われるテーブルだけを考えた場合、結合関係およびデータの処理方法には、一定のパターンが存在します。

このパターンをデータモデルと呼びます。Navigatorには、以下の7つのデータモデルがあります。

  • スタースキーマ型

  • スノーフレーク型/拡張スタースキーマ型

  • 予算・実績型

  • 付帯情報型

  • マルチタイムイベント型

  • 重複結合型

  • XMLデータを利用したデータモデル

テーブル

データベース内のデータを管理している表です。項目(列)で構成されています。

テキストマイニング

テキストマイニング機能を使用して、OLAPとテキストマイニングによる多面的な分析を行う機能です。

Navigatorの延長上の操作で、OLAPの結果に関連する文書のマイニングを行うことができます。

問い合わせ

問い合わせレイアウトをもとに、レポートを出力する操作を指します。

または、Navigatorの問い合わせファイルを、セキュリティ、メールの配布先などの情報と共に、カタログに登録したものを指します。

問い合わせ結果

問い合わせの実行をして得た問い合わせの結果のことをさします。

問い合わせ結果形式

問い合わせの実行をして得た問い合わせの結果の保存形式です。

問い合わせ操作情報ログ

抽出データログについてのセッション情報、操作情報、SELECT文情報などを格納するためのファイルです。

問い合わせ中

[処理中]ダイアログボックスに「問い合わせ中・・・」と表示されている状態を指します。「問い合わせ中・・・」終了時には、問い合わせに要した総時間が表示されます。

問い合わせファイル

問い合わせレイアウトを保存したファイルを指します。

保存した問い合わせファイルは、再度、Navigatorで開いて、実行または指定内容を変更して実行することができます。

問い合わせファイルには、「.RNE」という拡張子が付きます。

問い合わせレイアウト

作成するレポートをイメージして、データ項目や管理ポイントを指定したレイアウトです。問い合わせレイアウトを指定して問い合わせを行うとレポートが出力されます。

当月基準日

時間演算での起点となる日で、「当月」として使う基準日を特に「当月基準日」といいます。

「演算項目」の「時間演算」の基準日に、当月度を使用する時に当月度の開始日が何日であるかを指定する日付です。年、月、日を指定することができます。

当月度

「時間テンプレート」と「時間型」の管理ポイントを使って問い合わせする時に、基準となる月です。

設定していない場合は、システムの日付の月が当月度になります。

ドリリング

大分類から中・小分類に対象を絞り込みながら分析する方法です。集計レベルを変えて、詳細な情報を見たい場合などに使用します。

トレースログダンプ機能

Navigatorに何らかの致命的な異常が検出された場合に備えて、障害調査に有効なトレースログを常時メモリに蓄積し、異常を検出した場合に、自動的にトレースログダンプを取得する機能です。

認証タイプ異常ログ

認証タイプ設定ファイルに異常があり、読み込みに失敗した場合に自動的に、認証タイプ異常ログファイルに出力されます。

認証タイプ異常ログファイル

ユーザがログインした時、認証タイプ設定ファイルの設定内容に誤りがある場合に、作成されるファイルです。

以下のファイルが作成されます。

  • UNIXの場合 /var/tmp/rn_auth_type.log.bad

  • Windowsサーバの場合 %TEMP%\rn_auth_type.log.bad

このファイルが出力されている場合、認証タイプ設定ファイルに何らかの問題があるため、ユーザのログイン処理が失敗しています。ログイン処理が正しく行われるよう、認証タイプ設定ファイルの修正を行ってください。

認証タイプ設定ファイル

認証のタイプを指定するためのファイルです。以下の情報を設定します。

  • 認証タイプ

  • 実効ユーザ

  • 辞書ディレクトリ

  • 認証ログディレクトリ

認証出口モジュール

エンタープライズ認証を利用する場合に、ユーザの認証システム(Navigator以外で使用しているシステムでも可)と連携する時にインタフェースとなるモジュールです。

Navigatorは、認証出口モジュールにアクセスすることで、必要なユーザ情報を取得し、ログインするユーザの認証を行います。

認証ログ

Navigatorが認証出口モジュールを呼び出す際に、呼び出し内容が出力されます。また、エンタープライズ認証に問題が発生した場合に採取し、原因の特定を行うために使用します。

認証ログディレクトリ

認証ログを出力するためのディレクトリです。認証タイプ設定ファイルで指定します。

認証ログディレクトリには、Navigator Serverのプロセスの実効ユーザが読み込み、書き込み、実行のできる権限が設定されている必要があります。

パーシャルテーブル

大規模データベースから、繰り返し使用する範囲にデータを絞り込んだテーブルです。一度パーシャルテーブルを作成すると、問い合わせ時には、自動的にこのテーブルにアクセスします。そのため、元の大規模データベースへのアクセスを減らし、問い合わせ時間を向上することができます。

パラレルコーディネイト分析

Visualminerを利用して問い合わせ結果を平面座標にビジュアルに表示して、視覚的にデータの傾向を分析する機能です。

ビジュアルマイニング

グラフィカルに表示されたデータを、マウスの簡単な操作で強調したり整理することにより、視覚的に認識しやすい形に変更しながら、データの特性や傾向を把握することです。

表側(ひょうそく)

問い合わせ表の縦軸部分を指します。

Navigatorでは、表側に配置したい「管理ポイント」または「データ項目」を指定し、指定した「管理ポイント」または「データ項目」に従って、縦方向に分類されます。

表頭(ひょうとう)

問い合わせ表の横軸部分を指します。

Navigatorでは、表頭に配置したい「管理ポイント」または「データ項目」を指定し、指定した「管理ポイント」または「データ項目」に従って、横方向に分類されます。

明細表や明細データの場合には、表頭は表示できません。

フィルタリング

Visualminerを利用したビジュアルマイニングの機能の1つです。平行座標上の選択領域の端をマウスでつかんでそのままドラックし、特定の範囲にデータを絞り込むことにより、その範囲に固有の特性を強調して表示することができます。

複合コード

複数の項目をまとめて1つのコードにしたものです。複合コードの各データ項目は、変換規則に従って文字列に変換され、変換された文字列が連結されて1つのコードとなります。

副データベース

Navigatorで活用するデータベースのうち、辞書の作成先に指定しているもの以外のデータベースです。

富士通マイニングシート

一度、ビジュアル表示したデータを、Visualminer独自のファイル形式(.vis)で保存したものです。

付帯情報型

データモデルの1つです。

取引先マスタに前年度取引額や所在地がある場合は、単純な結合では、前年度取引額が結合集計処理されるため、正しい結果が得られません。マスタテーブルに配置された付帯情報(前年度取引額や所在地など)は、集計・加工の対象から除外し、その結果に付帯情報をマージするパターンです。

部門辞書運用

データの利用方法や利用目的が違う部門ごとで、辞書を構築・管理します。辞書は、部門内に閉じた運用になり、データや管理ポイントなどを、他部門を意識しないで適正な時期に変更することができます。

プライマリキー

テーブル上に格納されたデータの一意性を保証できる項目、またはその項目の組み合わせのことです。

項目の用途に「プライマリキー」を設定すると、その項目を含むテーブルは、「マスタテーブル」として扱われます。

ブレーク帳票

データ項目に対して合計、平均などの集計結果を合わせて表示した明細表です。

分布集計表

範囲型管理ポイントを使用したレポートです。

売上額などを、価格帯ごとに集計したレポートなどが該当します。

平行座標

表の各項目が軸と対応し、各レコードが別々の線分として対応付けられたグラフィカルな表示形式です。

ホームディレクトリ

管理情報ファイルや、利用者の作業ファイル(設定で変更可能)が作成されるディレクトリです。利用者の問い合わせ内容によっては、多くのディスク容量を使用する場合があります。

マートバッチ

Navigatorで作成した問い合わせファイルを、自動的に実行して、データマートを生成することができます。

マグニファイ

Visualminerを利用したビジュアルマイニングの機能の1つです。平行座標軸上で任意の軸を移動することです。

マスク型

管理ポイントの1つです。

特定のデータ項目の規則性に基づいて、ユニークな値を取り出したものです。

マスタ型

管理ポイントの1つです。

マスタテーブルと実データテーブルの結合を規定したユニークキーが、自動的に管理ポイントとして設定されるものであり、ラベルとソートキーを付帯項目として持ちます。製品マスタなど、マスタテーブルの数だけ存在します。

マスタテーブル

プライマリキーが定義されているテーブルです。

複数のテーブルとジョインして使われるようなコードを事前に定義しておくためのものです。

トランテーブルとジョインして、コードからラベルへ変換を行う場合などに使用されます。

マルチクロスレポート

同じ表側を使用して、データ/表頭/条件がそれぞれ異なる情報のレポート(ストックフロー型レポート)を作成する場合には、複数のデータレポートを作成して、それをマージします。このデータレポートを「マルチクロスレポート」と呼びます。

Navigatorでは、マルチクロスレポートの作成から、連結を一度の操作で集計することができます。

マルチタイムイベント型

データモデルの1つです。

1つの実データテーブルに受注情報(受注日と受注金額)と売上情報(売上日と売上金額)が配置されている場合、集計・加工の対象によって、時間を使い分ける必要があります。実データテーブルに複数の時間項目があり、その特定ができない場合は、どの時間項目を採用するかを、利用者に問い合わせるパターンです。

見出し

利用しやすいように、項目ごとに名前を指定します。この名前を「見出し」と呼びます。指定した見出しは、データ項目一覧に表示されます。

明細データ

明細表と同じくデータを集計しないでそのまま表示したレポートです。明細表と異なるのは、データベースに格納されているデータ値が表示されることです。

明細表

データを集計しないでそのまま表示したレポートです。

文字演算

文字型データの部分抽出・結合のことです。文字演算には、文字型の「データ項目」が使用できます。日本語文字の演算には、日本語文字型の「データ項目」が使用できます。

ユーザ管理機能

Navigator Serverに接続するクライアントを管理する機能です。

ユーザ管理機能を使うと、以下のような運用が可能となります。

  • サービス時間を決めたシステム運用

  • システムの円滑な運用停止

  • 稼動状況のチェック

ユーザ管理機能には以下の機能があります。

  • 一定時間アクセスがない場合の自動ログオフ

  • グループ単位/ユーザ単位の接続数の規制

  • ユーザ情報の表示

  • メッセージの通知

  • ログオンの規制

  • 強制切断

ユニークコード

別の実テーブルの項目を利用して、任意のデータを扱う場合に指定します。

(コード:マスタテーブルの項目を利用して、任意のデータを扱う場合に指定します。)

予算・実績型

データモデルの1つです。

予算(製品シリーズ別の売上目標など)と実績(製品ごとの売上実績など)が別のテーブルにある場合は、単純な結合処理では正しい結果が得られません。複数のテーブルのデータに、共通の管理ポイント(製品シリーズなど)を適用して集計・加工し、その結果をマージするパターンです。

予算・実績型レポート

予算(支店、店舗ごとの売上目標など)や実績(売上実績など)という、異なるテーブルを別々に集計してから、一枚にマージして作成したレポートです。

ランク集計

集計した値に対してランキング付けを行います。

昇順、降順の指定ができます。

ランダムサンプリング

全レコードの中から何%かを無作法に抽出することです。

リモート構成

管理ポイントの定義などが蓄積されたデータベースとInterstage Navigator Serverが別筐体に存在するシステム構成です。

累積比、構成比を示すレポート

合計、または件数の構成比、累積、累積構成比を計算したレポートです。

レポート

膨大なデータの中から、有益な情報として取り出して、表やグラフなどに見やすくまとめたもので、売上表、財務票、伝票類などを指します。

Navigatorでは、データベースのデータを目的に応じて情報の切り口を設定し、情報を取り出したり集計したりしたものをレポートと呼んでいます。

ログオン規制

Navigator ClientからNavigator Serverへの接続数を制限する機能です。

ユーザ単位とグループ単位で設定することができます。

また、ログオン規制は、保守時の運用停止などのために、すべてのユーザに対して、ログオンを規制する機能も用意されています。

ローカル構成

管理ポイントの定義などが蓄積されたデータベースとInterstage Navigator Serverが同一筐体に存在するシステム構成です。