サーバ通信エラー
意味
Navigator Serverとの通信中にエラーが発生しました。
対処方法
システム管理者に連絡してください。
システム管理者は以下の点を確認して、必要な対処を行ってください。
ネットワーク環境が正しく設定されているか
ネットワーク環境を、Navigator Serverが通信できる状態に設定してください。
ホームディレクトリのディスク容量が不足していないか
Navigator Serverを正常に運用するためには、1Mバイト以上の空きディスク容量が必要です。
不要なファイルの削除、またはディスクの増設などを行い、必要な空き領域を確保するようにしてください。
サーバの作業ディレクトリに必要な権限があるか。
作業ディレクトリに必要な権限を追加してください。
UNIX:書き込み権限と実行権限が必要です。
Windowsサーバ:書き込み権限が必要です。
サーバの作業ディレクトリに空き容量があるか。
不要ファイルの削除、ディスクの増設などを行って、必要な領域を確保してください。
UNIXを使用している場合に、システムの再起動を行わずに、環境設定ファイル、およびサービスの登録(Solarisの場合inetd、Linuxの場合xinetdまたはsystemdの設定)で、32ビット論理空間運用と64ビット論理空間運用の変更を行っていないか。
コマンド長が32Kを超えています.(コマンド長=%1バイト)
意味
問い合わせ式の長さが32Kバイトの制限値を超えています。
パラメタ
%1:問い合わせ式の長さ
対処方法
問い合わせの指定方法を変更して、問い合わせ式の長さが32Kバイト以下になるようにしてください。
問い合わせ式とは、データベースからデータを取り出す方法を記載した式のことで、問い合わせを実行したときや管理ポイントのカテゴリを読み込む際に自動生成されます。この式の大きさに影響を与えるものは、主に以下のものです。
表側や表頭やデータに指定した項目の数
データ項目を条件欄に指定したときの条件に指定したデータの総和
表側・表頭に指定されたデータ項目に対して[カテゴリの読み込み]画面の[検索する文字]に指定したデータの総和
表側・表頭・条件に指定された管理ポイントに対して[カテゴリの読み込み]画面の[検索する文字]に指定したデータの総和
SQL Serverのユーザ(%1)のパスワードが設定されていません.パスワードの設定を行ってください.
意味
SQL Serverのユーザ(%1)のパスワードが設定されていません。
パラメタ
%1:SQL Serverユーザ名
対処方法
rn_set_sqlsv_passwdコマンドを使用して、SQL Serverユーザのパスワードを設定してください。
詳細は“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。
コード系の変換処理でエラーが発生しました.
意味
以下の原因によって、コード系の変換処理でエラーが発生しました。
サーバのメモリが不足している
サーバ側にCharset Managerがインストールされていない
環境設定ファイルの環境変数「LD_LIBRARY_PATH」にCharset Managerのパスの指定がないか、環境変数「LD_LIBRARY_PATH」に指定したCharset Managerのパスに誤りがある
対処方法
システム管理者に連絡してください。
システム管理者は以下の点を確認してください。
サーバのメモリが不足していないか
サーバ側にCharset Manager(注1)がインストールされているか
注1)Navigatorを以下のどれかの条件で運用する場合は、サーバ側にCharset Managerをインストールする必要があります。
文字コード系にEUCを用いる場合
Shunsakuを使用する場合
データベースの文字コードがUnicodeデータの場合(※)
※:Unicodeを利用できるデータベースについては、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。
コード系の変換処理でエラーが発生しました.(エラーコード:%1)
意味
以下の原因によって、コード系の変換処理でエラーが発生しました。
サーバのメモリが不足している
サーバ側にCharset Managerがインストールされていない
パラメタ
%1:エラーコード
対処方法
以下の可能性が考えられます。
エラーコード:12または-12の場合
サーバのメモリが不足しています。
サーバ側の他アプリケーションを停止するなどして、メモリ不足を解消した後、再実行してください。
エラーコード:554の場合
システム管理者に連絡してください。
システム管理者は、サーバ側にCharset Manager(注1)がインストールされているか確認してください。
エラーコード:上記以外の場合
内部エラーです。対処は、メッセージリファレンスの内部エラーメッセージと同じ扱いになります。メッセージID、メッセージ本文および埋め込み情報を確認し、富士通技術員に連絡してください。
注1)Navigatorを以下のどれかの条件で運用する場合は、サーバ側にCharset Managerをインストールする必要があります。
文字コード系にEUCを用いる場合
Shunsakuを使用する場合
CSVファイルの文字コードにEUCまたはUnicodeを使用する場合
データベースの文字コードがUnicodeデータの場合(※)
※:Unicodeを利用できるデータベースについては、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。
この機能は利用できません.
意味
本機能は、本製品ではサポートされていない機能のため、利用することはできません。
対処方法
本機能を利用するためには、本機能をサポートしている製品を購入してください。
ワークデータベースの所在に誤りがあります.
意味
ホームディレクトリまたは作業ファイル用ディレクトリに誤りがあるため、スキーマの追加ができません。
対処方法
ホームディレクトリまたは作業用ディレクトリのディスク容量が不足しているか、書き込み権限がない可能性があります。
ディスク容量が不足している場合は、不要なファイルを削除する、または容量を大きくしてください。Navigator Serverを正常に運用するためには、1Mバイト以上の空きディスク容量が必要です。
書き込み権限がない場合は、書き込み権限を与えてください。
Navigator Serverに接続できるユーザ数の上限を超えました.
意味
システムで使用できる共有メモリセグメントの数の上限を超えたため、Navigator Serverに接続できませんでした。
対処方法
Solarisの場合:
1プロセスで使用できる共有セグメントの数を増やすか、/etc/systemのshminfo_shmsegを大きくしてください。
Linuxの場合:
カーネルパラメタのshmall、shmmaxの設定値が不足していないか確認してください。
設定方法については、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。
Navigator Serverデーモンの初期化に失敗しました。
意味
Navigator Serverの起動中にエラーが発生しました。
対処方法
ホームディレクトリまたは作業用ディレクトリのディスク容量が不足しているか、書き込み権限がない可能性があります。
ディスク容量が不足している場合は、不要なファイルを削除する、または容量を大きくしてください。Navigator Serverを正常に運用するためには、1Mバイト以上の空きディスク容量が必要です。
書き込み権限がない場合は、書き込み権限を与えてください。
ライセンスパスワードが登録されていないか、ライセンスの満了日を過ぎているため、Navigator Serverに接続できません.システム管理者に連絡してください.
意味
ライセンスパスワードが登録されていないか、ライセンスの満了日を過ぎているため、Navigator Serverに接続できません。
対処方法
システム管理者に連絡してください。
ライセンスについては、“ソフトウェア説明書”を参照してください。
ユーザがサーバで使用できるメモリの上限を超えました.
意味
1ユーザがサーバ上で使用できるメモリの上限を超えました。
対処方法
システム管理者に連絡してください。
システム管理者は、環境変数「RN_USER_MEMORY_MAX」の値を必要に応じて増やしてください。
通信が切断されました(EPIPE) : %1 %2
意味
Navigator Serverとの通信が切断されました。
Navigator Serverの動作しているシステムに異常が発生したか、またはネットワークに異常が発生した可能性があります。
パラメタ
%1、%2:エラー詳細コード
対処方法
システム管理者に連絡してください。
システム管理者は、Navigator Serverのシステムの状態、およびネットワークの状態を調査して原因を取り除いてください。
原因の1例として、無通信監視機能などにより、ネットワーク上のファイアウォ-ル、ゲートなどで通信が切断された場合にこのメッセージが表示されます。
もし、原因に該当する場合は、Navigator Server使用中に通信が切断されないような設定にしてください。
アクセスできないネットワークです.ENETUNREACH:%1
意味
Navigator Serverに接続するための通信ポート番号が、ファイアウォールなどによって使用できないように設定されているため、接続できません。
以下の原因が考えられます。
Navigator Serverがファイアウォールを介してクライアントと接続するときに、通信ポート番号を固定して運用する設定になっていない。
Navigator Serverの通信ポート番号を固定する運用で、ファイアウォールを介してクライアントと接続するときに、Navigator Serverの使用する通信ポートが、ファイアウォールの設定により、通信できない状態になっている。
パラメタ
%1:詳細エラーコード
対処方法
システム管理者に連絡してください。
システム管理者は、原因に応じて以下の処置を行ってください。
Navigator Serverがファイアウォールを介してクライアントと接続するときは、必ずサーバの通信ポート番号を固定した運用を行ってください。
Navigator Serverの通信ポート番号を固定する運用を行うときに、Navigator Serverが使用する以下の通信ポート番号を、ファイアウォール制限から解放し、通信できる状態にしてください。
サービス名rnの通信ポート番号
サービス名rn_data1の通信ポート番号
通信ポート番号を固定して運用するときの設定方法については、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。
サーバとの通信中にエラーが発生しました(ECONNABORTED).
意味
サーバとの通信中にタイムアウトまたはその他のエラーが発生しました。
以下の原因が考えられます。
Navigator Serverプロセスが、何かの理由で終了またはシステム管理者によって強制終了された。
ユーザ管理コマンドによる強制切断が行われた。
サーバに対して一定時間のアクセスがなかったため、アイドル監視機能によって強制切断が行われた。
クラスタ運用環境で切替えが発生した。
対処方法
原因によって以下の処置を行ってください。
再度ログオンしなおしてください。同様な状態になった場合は、システム管理者に連絡してください。
ユーザ管理コマンドによる強制切断が行われていないか、システム管理者に確認してください。
アイドル監視機能を利用した運用が行われている場合は、サーバにアクセスを行わない時間が、システム管理者が設定した時間より超えないようにしてください。
再度ログオンしなおしてください。
サーバとの接続が強制的に終了されました(ECONNRESET).
意味
Navigatorサーバとの接続ができない、または接続が継続できない状態になりました。以下の原因が考えられます。
Navigatorサーバのプロセスが何かの原因で停止しました。
12分以上連続してクライアント側からの応答をNavigatorサーバで確認できなかったため、クライアントとの接続を切断しました。
Navigatorサーバでクライアントに対応して開設したプロセスが何かの理由で、終了またはシステム管理者から強制終了されました。
環境設定ファイルの指定に誤りがあります(=や設定値の前後に空白文字やタブ文字があるなど)。
サーバのメモリが不足しているため、ログオンに失敗しました。
カーネルパラメタの設定に誤りがあります。
同時に接続可能なユーザ数の上限数を超えました(UNIXの場合)。
SQL Serverの制限値を超えたため発生している可能性があります。1回の問い合わせで指定可能なテーブルの数は、SQL Server自身が内部で作成する作業用のテーブルも含めて16個までです。問い合わせの対象のテーブルが1個でも問い合わせの内容によって、この制限を超えることがあります。この場合、Windowsサーバのイベントログに以下のエラーが出力されます。
エラー: 610、レベル: 19、状態: 1 エラー: 610、レベル: 19、状態: 1 |
上記のエラーは、例えば以下のような場合に発生します。
表側に全値型の管理ポイントを指定し、データ項目を8個以上指定して、集計方法に[件数(重複を除く)]を指定する。
表側に数値演算項目から作成した全値型の管理ポイントを8個以上指定し、データに数値演算の項目、文字演算の項目または時間演算の項目を8個以上指定して、集計方法に[件数(重複を除く)]を指定する。
IPアドレスによるログオン規制されました。
ユーザ管理コマンドによる強制切断されました。
サーバに対して一定時間アクセスがなかったため、アイドル監視機能によって強制切断されました。
環境設定ファイルの環境変数「LANG」の定義が正しくない、またはLANGで定義した言語のパッケージがインストールされていない可能性があります。
環境設定ファイルの環境変数PATHの定義が正しくない可能性があります。
環境変数「PATH」に、/usr/binディレクトリへのパスが設定されていない可能性があります。
クラスタシステムで運用している場合に、ノードの切り替えが行われて、セションが切断されました。
負荷分散システムで運用している場合に、接続先のサーバで異常が発生したため、セションが切断されました。
データ監査機能を利用している場合に、ログの書き込み処理でエラーが発生しました。
エンタープライズ認証やOS認証の専用実効ユーザ運用の場合に、認証タイプ設定ファイルに記述した辞書ディレクトリが存在しないか、または辞書ディレクトリに対して必要な権限が設定されていません。
通信ポートを固定した運用を行っている場合に、/etc/servicesファイルの参照権限が不足している。(UNIXの場合)
Solaris環境でSybase IQを利用する場合、LD_LIBRARY_PATHの設定や「libodbc.so」のシンボリックリンクの作成を誤っている可能性があります。
対処方法
原因によって以下の処置を行ってください。
サーバが起動された後にログオンしてください。
サーバとの接続中に別のアプリケーションを使用し、そのアプリケーションで連続して12分間以上マウスやキーボード操作が抑制される可能性がある場合は、そのアプリケーションとの同時使用をやめてください。
再度ログオンしなおしてください。同様な状態になった場合は、システム管理者に連絡してください。
Navigatorサーバに必要な環境変数を正しく設定してください。詳細は、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。
しばらくしてログオンを試みてください。解決できない場合は、サーバのスワップファイル(UNIXサーバの場合はスワップ領域)のサイズを拡大してください。
カーネルパラメタの設定値を確認してください。詳細は、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。
サーバのOSの設定を変更します。詳細は、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。
SQL Serverの制限値を超えた場合、Windowsサーバのイベントログに以下のエラーが出力されます。
エラー: 610、レベル: 19、状態: 1 |
上記のエラーは、例えば以下のような場合に発生します。
表側に全値型の管理ポイントを指定し、データ項目を8個以上指定して、集計方法に[件数(重複を除く)]を指定する。
表側に数値演算項目から作成した全値型の管理ポイントを8個以上指定し、データに数値演算の項目、文字演算の項目または時間演算の項目を8個以上指定して、集計方法に[件数(重複を除く)]を指定する。
管理者へ連絡してWindowsサーバのイベントログ(アプリケーションログ)に上記エラーが出力されていないか確認してください。出力されていた場合は、[レイアウト]画面に指定するデータ項目や表側に指定する管理ポイントの数を調整してください。
また、管理者は、上記エラーが発生した場合は、SQL Serverを再起動させてください。
ログインしたユーザが、IPアドレスによるログオン規制の対象となっていないか、以下の項目に注意して確認してください。
すべてのユーザに対してIPアドレス設定ファイルに参照権があるか確認してください。参照権がない場合、すべてのユーザがログオン規制の対象となります。
環境変数「RN_IPLOCKFILE」で指定されたファイルが存在するか確認してください。存在しない場合、すべてのユーザが規制の対象となります。
環境変数「RN_IPLOCKFILE」で指定されたファイルが存在するが、有効な記述がなかった場合、すべてのユーザが規制の対象となります。
ユーザ管理コマンドによる強制切断が行われていないかシステム管理者に確認してください。
アイドル監視機能を利用した運用が行われている場合は、サーバにアクセスを行わない時間が、システム管理者が設定した時間より、超えないようにしてください。
環境設定ファイルの環境変数LANGで指定した言語種別が正しいか、また指定した言語種別のパッケージソフトウェアが正しくインストールされているか確認してください。
環境変数「PATH」に、/usr/binディレクトリへのパスが設定されていないときは、設定してください。
再度接続してください。
再度接続してください。
環境変数「RN_LOG_MESSAGE」で指定したメッセージファイルに出力されるメッセージの対処に従ってください。
認証タイプ設定ファイルに、存在する辞書ディレクトリを記述してください。また、辞書ディレクトリに適切な権限が設定されていることを確認してください。詳細は、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。
/etc/servicesファイルに、実効ユーザへの参照権限を付与してください。
Solaris環境でSybase IQを利用する場合、LD_LIBRARY_PATHの設定や「libodbc.so」のシンボリックリンクの作成に誤りがないか確認してください。
バッファ領域が不足しました(ENOBUFS) : %1 %2
意味
以下の原因により、Navigator Serverが通信できない状態になっています。
Navigator Serverが使用できる通信ポートに空きがないために、接続することができない状態になっている。
Navigator Serverの通信に必要な資源が不足しているために、接続することができない状態になっている。
パラメタ
%1、%2:エラー詳細コード
対処方法
以下のどちらかの原因に該当するか確認してください。
Navigator Server、またはその他アプリケーションが、通信ポート番号1024~5000を使い果たしている。
通信ポート番号を固定にしないとき、Navigator Serverは、1接続ごとに、ポート番号1024~5000の中から空いているポートを1個選択して通信を行います。接続数分の通信ポートを使用できる状態にしておいてください。
システム全体で、通信に必要な資源が不足している。
メモリ、スワップ領域、作業ディレクトリなどの資源の空き容量を確認してください。通信に必要な資源が不足していると思われるときは、資源の増設、拡張などにより、通信に必要な資源を確保するようにしてください。
通信が切断されたため,データを送信できません. : %1 %2
意味
サーバとの通信中にソケットがシャットダウンされました。
以下の原因が考えられます。
ユーザ管理コマンドによる強制切断が行われた。
サーバに対して一定時間アクセスがなかったためアイドル監視機能によって強制切断が行われた。
パラメタ
%1:詳細コード1
%2:詳細コード2
対処方法
原因によって以下の処置を行ってください。
ユーザ管理コマンドによる強制切断が行われていないか、システム管理者に確認してください。
アイドル監視機能を利用した運用が行われている場合は、サーバにアクセスを行わなかった時間が、システム管理者が設定した時間より超えていないか確認してください。
タイムアウトが発生しました(ETIMEDOUT).
意味
サーバとの通信中にタイムアウトが発生しました。
Navigatorクライアントからの接続でエラーが出力された場合は、以下の原因が考えられます。
Navigatorクライアントの接続で指定したNavigatorサーバのIPアドレス(サーバ名)に誤りがあります。
NavigatorサーバのIPアドレス(サーバ名)を管理者に確認して、指定したNavigatorサーバのIPアドレス(サーバ名)が正しいか確認してください。
PCにNavigatorクライアントをインストールするときに指定したNavigatorサーバのポート番号に誤りがあります。
Navigatorサーバのポート番号を管理者に確認して、PCにNavigatorクライアントをインストール時に指定した、Navigatorサーバのポート番号と一致しているか確認してください。
クライアントPCのポート番号は以下のファイルのサービス名「rn」に記載されているポート番号を確認してください。
[Windowsインストールディレクトリ]\SYSTEM32\drivers\etc\services
[Windowsインストールディレクトリ]が、「C:\Windows」の場合は、「C:\WINDOWS\SYSTEM32\drivers\etc\services」のファイルを確認してください。
Navigatorサーバが起動されていません。
Navigatorサーバが動作しているサーバが起動されているか確認してください。起動していない場合は利用できません。
クラスタシステムで運用している場合に、ノードの切替え中、またはノード未起動のため、Navigatorサーバが起動されていない状態です。
負荷分散システムで運用している場合、接続しようとしたサーバが起動されていない(または、シャットダウン中)場合も、Navigatorサーバが起動されていない状態です。
Navigatorサーバ側でNavigatorサーバが起動されているかどうか確認する方法は、以下のとおりです。
[システム管理者の確認作業]
Windowsの場合
Navigatorサーバのサービスが起動されているか、[スタートメニュー]の[Navigatorサーバ]の[Navigator Server起動と停止]で確認してください。
Solarisの場合
inetdサービスが起動しているか確認してください。起動していない場合にはinetdサービスを起動してください。
Linuxでxinetdを使用する場合
xinetdサービスが起動しているか確認してください。起動していない場合にはxinetdサービスを起動してください。
Linuxでsystemdを使用する場合
systemdサービスが起動しているか確認してください。起動していない場合にはsystemdサービスを起動してください。
Navigatorサーバのポート番号が、Windowsファイアウォールでアクセスが抑止されています。
Navigatorサーバに設定している、Navigatorサーバが利用するポート番号に関する確認方法は、以下のとおりです。
[システム管理者の確認作業]
ポート番号を確認する方法
Unixの場合
“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”にある、Navigatorの利用するポート番号の設定に関する情報を参照してください。
Windowsの場合
“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”にある、Navigatorの利用するポート番号の設定に関する情報を参照してください。
Windowsファイアウォールの設定を確認する
Windowsファイアウォールが有効になっているか確認してください。
有効な場合は、Navigatorの利用するポート番号が、例外としてアクセスが許可されるように登録されているか確認してください。
Navigatorサーバのポート番号が、ネットワーク上のファイアウォール機器でアクセスが抑止されています。
Navigatorサーバの利用するポート番号に関する確認方法は、以下のとおりです。
[システム管理者の確認作業]
Navigatorサーバの利用するポート番号を確認する
Unixの場合
“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”にある、Navigatorの利用するポート番号の設定に関する情報を参照してください。
Windowsの場合
“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”にある、Navigatorの利用するポート番号の設定に関する情報を参照してください。
ネットワーク上のファイアウォール機器の設定を確認する
Navigatorの利用するポート番号のアクセスが許可されているかをファイアウォール機器で確認してください。
ネットワークが正常に動作していない可能性があります。
対処方法
NavigatorクライアントのNavigatorサーバのIPアドレス(サーバ名)指定誤りがあった場合
Navigatorクライアントのサーバ接続先(IPアドレスあるいは、サーバ名)の誤りを訂正して、接続してください。
クライアントのインストールで指定したNavigatorサーバのポート番号に誤りがある場合
Navigatorサーバのポート番号を訂正して、再接続してください。
クライアントPCのポート番号の訂正をする場合は、以下のファイルのサービス名「rn」に記載されているポート番号をサーバのポート番号を指定してください。
[Windowsディレクトリ]\SYSTEM32\drivers\etc\services
[Windowsディレクトリ]が「C:\Windows」の場合は、「C:\WINDOWS\SYSTEM32\drivers\etc\services」のファイルを確認してください。
Navigatorサーバが起動されていない場合
Navigatorサーバが起動された状態で接続してください。
[システム管理者の作業]
Navigatorサーバを起動する場合は、[スタートメニュー]の[Navigatorサーバ]の[Navigator Server起動と停止]で「起動」します。
クラスタシステムで運用している場合
時間を置いてから、再度接続してください。
それでも解消しない場合は、ノードの起動状態を確認してください。
負荷分散システムで運用している場合
時間を置いてから、再度接続してください。
それでも解消しない場合は、システム管理者は、環境変数「RN_DATA_PORT_IPADDR」の設定値を見直してください。「RN_DATA_PORT_IPADDR」には、Navigatorサーバのインストールされているノード固有のIPアドレスを指定します。複数のIPアドレスを持つ場合は、WebコンポーネントやWindowsクライアントから接続可能なIPアドレスを指定してください。
クライアントとサーバの通信ポートがファイアウォール機器などによってアクセス抑止されている場合
Navigatorサーバのポート番号が、Windowsファイアウォールでアクセスが抑止されている場合は、WindowsファイアウォールにNavigatorの利用するポートの通信が可能になるように設定してください。
Navigatorサーバのポート番号が、ファイアウォール機器でアクセスが抑止されている場合は、ファイアウォール機器にNavigatorの利用するポートの通信が可能になるように設定してください。
Navigatorで利用するポートについては、“セットアップガイド Vol.1”にある、Navigator Serverで使用する通信ポートについての情報を参照してください。
すでに設定されているポートは、以下を参照して調べてください。
Unixの場合
“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”の、Navigatorの利用するポート番号の設定に関する情報を参照してください。
Windowsの場合
“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”の、Navigatorの利用するポート番号の設定に関する情報を参照してください。
[システム管理者の作業]
Windowsファイアウォールを有効にして利用する場合は、Navigatorの利用するポート番号を例外として登録してください。ネットワーク上のファイアウォール機器でNavigatorの利用するポート番号のアクセスを許可するように設定してください。
ネットワーク異常の場合は、問題を取り除いてから、再接続してください。
サーバとのコネクト要求が拒否されました(ECONNREFUSED).
"services"ファイルの定義の誤り、またはサーバに異常が発生した可能性があります.
意味
サーバとの接続が以下の原因によって失敗しました。
サーバ名が誤っているか、Navigator Serverが起動されていない可能性があります。
サーバ側で設定しているNavigator Serverの通信ポート番号とクライアント側のservicesファイルに定義している通信ポート番号が一致していない可能性があります。
サーバ側に異常が発生した可能性があります。
環境設定ファイルが作成されていない可能性があります。
Windows 2000 Serverを使用するとき、サービス名rnの通信ポートが、通信できない設定になっている可能性があります。
負荷分散システム運用を行っている場合で、負荷分散システムの環境設定に誤りがあります。
Linuxでxinetdを使用する場合、「xinetd」のサービスが停止している、または「xinetd」がインストールされていません。
Linuxでsystemdを使用する場合、「systemd」のサービスが停止している、または「systemd」がインストールされていません。
Unixの場合、サービス名rnのサービスが登録されていないか、サービスの登録方法に誤りがある可能性があります。
対処方法
システム管理者に連絡してください。
システム管理者は、以下の点を確認してください。
サーバとクライアントのそれぞれのポート番号が等しいか。
環境設定ファイルが作成されているか。
Navigator Serverが起動されているか。
サーバ名が正しいか。
Windows 2000サーバを使用しているときに、サービス名rnで使用する通信ポートが、ポートフィルタリング機能により、通信できない設定になっているか。
ポートフィルタリング機能を使用するときは、以下のポートを通信できる状態に設定してください。
サービス名rnの通信ポート
(インストール時の初期値は30001です)
サービス名dashsvの通信ポート
(インストール時の初期値は30002です)
サービス名rn_data1の通信ポート
(通信ポート番号を固定にして運用するときに有効です。詳細は、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください)
負荷分散システム運用を行っている場合、環境変数「RN_DATA_PORT_IPADDR」に誤りがあります。それぞれのノードごとに正しいIPアドレスが設定されているかを確認してください。
Linuxでxinetdを使用する場合、「xinetd」のサービスが停止していないか、または正しくインストールされているかどうかを確認してください。「xinetd」の確認方法・インストール方法は、使用しているディストリビューションのマニュアルなどを参照してください。
Linuxでsystemdを使用する場合、「systemd」のサービスが停止していないか、または正しくインストールされているかどうかを確認してください。「systemd」の確認方法・インストール方法は、使用しているディストリビューションのマニュアルなどを参照してください。
Unixの場合、サービス名rnのサービスが登録されていないときは、サービスを登録してください。また、サービスが正しく登録されていないときは、正しく登録しなおしてください。サービス名rnのサービスの登録方法についての詳細は、OSのマニュアルを参照してください。
No rout to host(EHOSTUNREACH) : %1
意味
通信環境が正常でないため、クライアントとサーバの間で通信ができません。
以下の原因が考えられます。
管理者が設定しているファイアウォールにより、サーバと通信ができない。
通信環境の設定に誤りがある。
パラメタ
%1: 内部コード
対処方法
原因によって以下の処置を行ってください。
ファイアウォールの設定について管理者に確認してください。
通信環境の設定を確認し、正しく設定してください。
システムエラーが発生しました.
意味
接続時に継続不可能なエラーを検出しました。
認証タイプ設定ファイルに誤りがある可能性があります。
対処方法
認証タイプ設定ファイルの設定内容に誤りがないか確認してください。
指定されたサーバ名は定義されていません(EUNKNOWNH).
意味
指定したサーバ名の指定に誤りがあります。
対処方法
サーバ名を正しく指定してログオンしてください。
サーバ名を正しく指定しても動作しない場合は、システム管理者に連絡してください。
システム管理者は、クライアントのコマンドプロンプトからpingコマンドなどを使用して、指定したサーバがTCP/IPレベルで利用可能かを確認してください。
Navigator Serverのインストールに誤りがあります.
意味
Navigator Serverの環境設定に誤りがあるかまたは、Navigator Serverが正しくインストールされていません。
対処方法
Navigator Serverの環境設定ファイル中に記述してあるPATHなどに誤りがないかどうか確認してください。
システムリソースの使用量が上限を超えたかまたは,システムの負荷が高いために、Navigator Serverに接続できませんでした.
意味
サーバ内で通信異常が発生しました。システムの共用メモリまたはメッセージキューに異常が発生したり、サーバの負荷が高くなりシステムの制限値を超えた場合などが考えられます。
または、Navigator Serverプロセスを誤って強制終了させてしまったために、セマフォ、メッセージキューおよび共用メモリセグメントが残されたままになっています。
対処方法
しばらくして再度実行してください。再度実行しても同じエラーになる場合は、システム管理者へ連絡してください。
システム管理者は以下のことを確認してください。
システム管理者は、サーバ側のメッセージキューの状態を確認します。システム管理者は、rootユーザで以下の作業を行ってください。なお、以下の作業を実施するにはシステム管理者としての一般的な知識の他にIPCについての知識、ipcsコマンドについての知識が必要です。
メッセージキューの確認手順
サーバの常駐プロセスのプロセスIDを確認
Navigator Serverの運用中にはKVQDSTRという常駐プロセスが存在します。
psコマンドでサーバの常駐プロセス(KVQDSTR)のプロセスIDを確認します。
例)ps -ef | grep KVQDSTR
ipcsコマンドでメッセージキューの状態を確認
ipcsコマンドを-qboオプションを指定して実行します。
例)ipcs -qbo
ここで表示されるメッセージキューのKEYの値が、サーバの常駐プロセスのプロセスIDと同じ場合、そのメッセージキューがNavigator Serverで使用されるメッセージキューです。なお、ipcsコマンドで表示されるKEYの値は16進で表記されます。
例えば、常駐プロセスのプロセスIDが447の場合、Navigator Serverで使用するメッセージキューのKEY値は、16進表記で0x000001bfです。
ipcsコマンドの実行結果により、Navigator Serverが使用しているメッセージキューのCBYTESおよびQNUMの値を調べて以下の対処をします。
【CBYTESまたはQNUMの値がシステムの上限値に達している場合】
メッセージキューのCBYTESとQNUMの上限値は、システムのカーネルパラメタ(/etc/systemファイル)の以下の設定により決まります。
set msgsys:msginfo_msgtql = <QNUMの上限値> set msgsys: msginfo_msgmnb= <CBYTESの上限値> |
指定がない場合は、QNUMの値は40、CBYTESの値は4096です。
CBYTESとQNUMのどちらかが上限値に達している場合、負荷が低くなるのを待って再度実行します。
【CBYTESおよびQNUMの値がシステムの上限値に達していない場合】
CBYTESとQNUMのどちらの値も上限値に達していない場合、メッセージキューを使用する他のアプリケーションの実行が原因で発生している可能性があります。メッセージキューを使用する他のアプリケーションの運用環境を見直してください。
【該当するメッセージキューが存在しない場合】
以下に示すメッセージキューの初期化をしてください。
メッセージキューの初期化手順
Navigatorの利用を停止します。
Navigatorの利用を停止させるため、利用中のクライアントを終了させます。終了後もrndプロセスとrnsvプロセスが残っている場合にはrndプロセスとrnsvプロセスを停止させます。停止は、killコマンドを使用します。
例)kill -KILL 1826 1827
常駐プロセスの停止
killコマンドを使用してKVQDSTRプロセスを停止します。停止する際にはSIGHUPシグナルを送信します。
例)kill -HUP 447
常駐プロセスを停止した後、psコマンドで常駐プロセスが存在しないことを確認します。また、ipcsコマンドでNavigator Serverが使用するメッセージキューが存在しないことを確認します。
クライアントから接続
「Navigatorクライアント」および「Navigator辞書管理ツール」を使用して接続確認をします。
設定により共有セグメントの数が上限値に達している可能性があります。shminfo_shmsegの設定を変更してください。設定方法については、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。
Navigator Serverデーモンの起動に失敗しました.
意味
Navigator Serverの環境設定に誤りがあるか、動作しているプロセスが多いため、Navigator Serverプロセスが起動できません。
対処方法
Navigator Serverの環境設定ファイル中に記述してあるPATHなどに誤りがないかどうか確認してください。
Navigator Serverデーモンの初期化に失敗しました.(CODE=%1)
意味
Navigator Serverとの通信に失敗したか、環境の問題によりNavigator Serverでプロセスの起動中に問題が発生しました。
パラメタ
%1:原因を示す以下の数字が表示されます。
-1610:KVR06610Eと同様の原因です。
-2888:KVR07888Dと同様の原因です。
-5020:KVR70020Eと同様の原因です。
-5033:KVR70033Eの"2."と同様の原因です。
-5034:KVR70034Eと同様の原因です。
-5036:KVR70036Eと同様の原因です。
-5044:KVR70044Eと同様の原因です。
-5047:KVR70047Eと同様の原因です。
-5110:KVR70110Eと同様の原因です。
-5119:KVR70119Eと同様の原因です。
-5806:KVR71131Eの"2."と同様の原因です。
-6986:KVR71986Eと同様の原因です。
-6987:KVR71987Eと同様の原因です。
-6988:KVR71988Eと同様の原因です。
-6992:KVR71992Eと同様の原因です。
-6994:KVR71994Eと同様の原因です。
-6996:KVR71996Eと同様の原因です。
-6998:KVR71998Eと同様の原因です。
-6999:KVR71999Eと同様の原因です。
対処方法
それぞれのメッセージの対処方法を参照してください。
Navigator Serverに接続できるユーザ数の上限を超えました.
意味
システムで使用できる共有メモリセグメントの数の上限を超えたため、Navitator Serverに接続できませんでした。
対処方法
Solarisの場合:
1プロセスで使用できる共有セグメントの数を増やすか、/etc/systemのshminfo_shmsegを大きくしてください。
Linuxの場合:
カーネルパラメタのshmall、shmmaxの設定値が不足していないか確認してください。
設定方法については、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。
指定されたユーザでは、Navigator Serverを利用できません。
意味
全社管理者の所属するグループに全社管理者以外のユーザを登録した場合、そのユーザでは、 Navigator Serverに接続することはできません。
対処方法
エンタープライズ辞書運用の場合、全社管理者の所属するグループと一般利用者の所属するグループは、異なるグループに設定しなおしてください。
また、全社管理者に必要な環境変数の設定に誤りがないか確認してください。
エンタープライズ辞書運用の場合の、グループとユーザの登録の詳細と全社管理者に必要な環境変数の設定については、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。
一般ユーザでは、指定のNavigator Serverを利用できません。
意味
次の理由により、一般ユーザによる接続が拒否されました。
Navigator Serverが、一般ユーザによって接続できないエディションです。
対処方法
意味に応じて、次の対処を行ってください。
管理者によって、接続しなおしてください。
Navigator Serverの起動に失敗しました。
意味
以下の原因によって、接続時にクライアントとサーバとの通信環境の確立に失敗しました。管理者に通知してください。
サーバ側の異常によって通信環境の確立ができない。
サーバに定義するデータ通信ポート(rn_data1)の定義に誤りがある。
[システム管理者が確認する作業]
サーバの異常については、サーバ側のログ、イベントログを参照して特定してください。
サーバに定義したデータ通信ポート(rn_data1)の定義を確認してください。特に、データ通信ポート(rn_data1)のポート番号の行に改行があるかどうか、確認してください。改行がない場合、通信環境の確立ができません。
対処方法
異常の原因を取り除いて、再度接続してください、
[システム管理者の作業]
サーバの異常の原因を取り除いてください。
データ通信ポート(rn_data1)のポート番号の行に改行がない場合、改行してください。
サーバにログオンできませんでした.
意味
サーバへのログオンが拒否されました。以下の原因が考えられます。
指定したユーザ名に誤りがある。
指定したパスワードに誤りがある。
指定したサーバ名に誤りがある。
ユーザがユーザ管理ファイルに登録されていない(OS認証の場合)。
利用者のユーザがOSに(エンタープライズ認証の場合は、ユーザが使用しているユーザ認証システムに)登録されていない。または、有効期限がきれている。
サーバが高負荷状態である。
対処方法
ユーザ名、パスワードおよびサーバ名を確認したうえで再度ログオンしてください。
ユーザがユーザ管理ファイルに登録されていない、またはOSに登録されていない可能性がある場合は、システム管理者に連絡してください。
ユーザの登録を行ったときは、Navigator Serverの再起動を行ってください。Navigator Serverの再起動については、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。
サーバが高負荷状態の場合は、しばらく待ってから、再度ログオンしてください。
Navigator Serverの環境設定ファイルが指定されていません.
意味
Navigator Serverのサービスを登録するために記述する以下の設定ファイルに、Navigator Serverの環境設定ファイルの絶対パス名が記述されていません。
Solarisの場合
inetd.conf(inetdの環境設定ファイル)
Linuxでxinetdを使用する場合
Navigatorサービス用の設定ファイル(xinedにおける/etc/xinetd.d配下)
Linuxでsystemdを使用する場合
Navigatorサービス用の設定ファイル(systemdにおける/usr/lib/systemd/system配下)
対処方法
各デーモンの設定ファイルへのNavigator Server用の設定方法を確認し、Navigator Serverの環境設定ファイルの指定を正しく追加してください。
各デーモンの設定ファイルへのNavigator Server用の設定方法は、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。
Navigator Serverの環境設定ファイルがオープンできません.
意味
inetデーモンの環境設定ファイル中に記述されたNavigator Serverの環境設定ファイルのオープンに失敗しました。
対処方法
指定しているファイルが存在するかどうかを確認してください。
Navigator Serverが異常終了しました:CV2980.
意味
Navigator Serverがシステムコールを行ったところ、エラー終了しました。
対処方法
Solarisの場合
inetd.confで、サーバのuserがrootになっているか確認してください。
Linuxでxinetdを使用する場合
/etc/xinetd.d配下のNavigatorサービス用の設定ファイルを参照し、user属性の値にrootが設定されているか確認してください。
Linuxでsystemdを使用する場合
systemdの環境設定を確認し、Navigatorサービスがroot以外のユーザで起動する設定となっていないか確認してください。
Navigator Serverが異常終了しました:CV2990.
意味
Navigator Serverで予期せぬエラーが発生しました。
対処方法
Navigator Serverが正しくインストールされているか確認してください。
作業ファイルを作成するディレクトリの指定に誤りがあります.
ディレクトリが存在しません.
意味
以下の原因が考えられます。
環境変数「RN_WORKDIR」に指定したディレクトリが存在しないか、上位ディレクトリへの権限が不足するためアクセスできません。
環境変数「RN_WORKDIR」を指定していない場合に、環境変数「TMP」に指定したディレクトリが存在しません。(Windows版のみ)
対処方法
原因によって以下の処置を行ってください。
環境設定ファイルの環境変数「RN_WORKDIR」に正しいディレクトリの絶対パス名を指定してください。環境変数については、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。
システムの環境変数「TMP」に正しいディレクトリの絶対パス名を指定してください。 変更を行った場合は、Navigatorサーバを再起動してください。
作業ファイルを作成するディレクトリの指定に誤りがあります.
ディレクトリにアクセス権がありません.
意味
環境変数「RN_WORKDIR」に指定したディレクトリに、読み込み、書き込みを実行する権利がありません。
対処方法
環境変数「RN_WORKDIR」に指定したディレクトリの権限を確認し、ログオンするユーザが、読み込み、書き込みを実行する権限を設定してください。
環境変数については、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。
作業ファイルを作成するディレクトリの指定に誤りがあります.
ディレクトリではありません.
意味
環境変数「RN_WORKDIR」にディレクトリ以外のパスが指定されています。
対処方法
環境変数「RN_WORKDIR」にディレクトリの絶対パス名を指定してください。
環境変数については、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。
Navigator Serverのポート番号固定の設定に誤りがあります.
意味
環境変数「RN_DATA_PORT_NUM」の設定に誤りがあります。
対処方法
環境設定ファイルには、以下のように記述してください。
RN_DATA_PORT_NUM=1 |
環境変数の詳細は、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。
Navigator Serverの負荷分散運用の設定に誤りがあります。(%1)
意味
Navigator Serverの負荷分散システムの設定に誤りがあります。
パラメタ
%1:詳細コード
対処方法
Navigatorサーバの管理者は、詳細コードに応じて、誤りの原因を取り除いてください。
001:環境変数「RN_DATA_PORT_IPADDR」の指定に誤りがあります。
IPアドレスとして指定された文字列が長過ぎます。適切な長さに修正してください。
002:環境変数「RN_DATA_PORT_IPADDR」の指定に誤りがあります。
IPアドレスとしての書式が不正です。書式を見直してください。
003:環境変数「RN_DATA_PORT_IPADDR」の指定に誤りがあります。
IPアドレスがNavigatorサーバ側で検出できません。NavigatorサーバのIPアドレスを正しく指定してください。
101:環境変数「RN_LOADBALANCE_MODE」の指定時に必要な環境変数が不足しています。
環境変数「RN_EXCLUSION_DIR」が指定されていません。
102:環境変数「RN_LOADBALANCE_MODE」の指定時に必要な環境変数が不足しています。
環境変数「RN_NODE_NAME」が指定されていません。
103:環境変数「RN_LOADBALANCE_MODE」の指定時に必要な環境変数が不足しています。
環境変数「RN_DATA_PORT_IPADDR」が指定されていません。
110:環境変数「RN_EXCLUSION_DIR」に指定のディレクトリが存在しないか、上位ディレクトリへの権限が不足しています。
111:環境変数「RN_EXCLUSION_DIR」の指定値が、定量制限(1~800バイト)を超えています。
112:環境変数「RN_NODE_NAME」の指定値が、定量制限(1~1024バイト)を超えています。
120:環境変数「RN_EXCLUSION_DIR」の指定値に、使用可能な文字以外の文字が使用されています。
121:環境変数「RN_NODE_NAME」の指定値に、使用可能な文字以外の文字が使用されています。
TCP/IPの環境設定に誤りがあります.
"services"ファイルにNavigator Serverのrn通信ポートを登録してください.
意味
TCP/IPの環境設定に誤りがあります。
対処方法
「services」ファイルを作成してサービス名とポート番号およびプロトコルを指定してください。
データ通信機能が初期化されていません.
意味
以下の原因が考えられます。
アイドル監視機能などによってクライアントとサーバの接続が切断された。
対処方法
サーバに対して再度接続を行ってください。