2.8.2 wsrefreshuser（認証システムの状態を反映）

実行環境

実行環境の設定が必要です。

実行環境の設定は、“3.5 Webコンポーネントのカタログコマンドの実行環境”を参照してください。

名前

wsrefreshuser －認証システムの状態を反映

形式

wsrefreshuser.bat path

wsrefreshuser.sh path

機能説明

ユーザ認証システムの最新の状態を、カタログ管理ツールのユーザ一覧に反映します。

path

本コマンドを実行するために作成した制御ファイルの絶対パスを指定します。

pathを指定した場合は、管理者IDとパスワードの入力は不要です。

制御ファイルについては、以下を参照してください。

【制御ファイル】

制御ファイルは任意の名前で作成する必要があります。作成したファイルを本コマンドの引数pathに指定します。

なお、引数pathは省略することができます。

制御ファイルが日本語を含む場合には、文字コードとしてSJISを使用してください。

制御ファイルが日本語を含む場合には、wsutility.shの環境変数LANGの指定値に従った文字コードを使用します。指定値がja_JP.PCKまたはja_JP.WINDOWS-31Jの場合は、文字コードとしてSJISを使用してください。指定値がja_JP.UTF-8の場合は、文字コードとしてUTF-8を使用してください。

また、UNIXのOSの文字コードがSJIS以外の場合には、英数字のみ記述してください。

セクション名	追加する値
[USER]	管理者IDを指定します。
[CERTIFICATION]	パスワードを指定します。

使用例

=======================================================================
[USER]
wsadmin
[CERTIFICATION]
wspass
 =======================================================================

実行方法

[Webコンポーネントのインストールディレクトリ]/binへ移動します。
以下のコマンド例にしたがって実行します。ファイルを指定しない場合は、管理者IDとパスワードを入力します。
【wsrefreshuserコマンド実行例】
- Windowsの場合
  wsrefreshuser.bat
  または
  wsrefreshuser.bat C:\NAVIWC\conf\wsrefreshuser.ini
- Linuxの場合
  wsrefreshuser.sh
  または
  wsrefreshuser.sh /opt/FJSVnavwc/conf/wsrefreshuser.ini

実行結果

正常に処理が完了した場合は、処理完了のメッセージが表示されます。

異常が発生した場合には、コンソールにエラーメッセージが表示されますので、エラーメッセージに従って、対処してください。

注意事項

制御ファイルには、管理者IDやパスワードが記述されます。これらの情報が漏洩しないために、共有フォルダへ格納しない、ファイルに付与する権限をコマンドの実行ユーザに限定するなどの運用対処を必要に応じて行ってください。

実行できるユーザ

このコマンドは、管理者権限をもつユーザだけが実行することができます。