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Interstage Navigator ServerV9.5.0 ユーザーズガイド(Windowsクライアント編)
FUJITSU Software

5.3.2 Lotus 1-2-3での定型処理

Lotus 1-2-3でマクロやロータススクリプトを利用した、定型処理について説明します。

マクロを利用した定型処理の作り方

Navigator連携用のスクリプトファイル SymNavi.lssが以下のディレクトリに格納されています。

Navigator Clientインストールディレクトリ\bin

その中に以下の関数が用意されています。

SymNavi (filename As String)        filename : 問い合わせファイル名

この関数は、引数のファイル名に何も指定がなければ、アドイン登録した[Navigator]メニューの実行と同様の機能が呼び出せます。また、問い合わせファイル名を指定すると、あらかじめ指定したNavigatorへの連携が可能となります。

マクロやスクリプトを使って、Navigatorの連携機能を使用する場合、それぞれ以下のような方法でこの関数を呼び出してください。

マクロの修正例(Lotus 1-2-3の場合)

以下のマクロは、Lotus 1-2-3での操作をスクリプト記録し、Navigatorを呼び出す関数を追加したものです。この関数は、Navigatorが用意している連携用スクリプトファイル「SymNavi.lss」をインポートすることによって使用することが可能となります。

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Sub ForHelp
       [<<D:\lotus\navi.123>>ウィンドウ 1].Activate 
       Selection.Select 
       Selection.Contents = "昨年度"
      [A].MoveCellPointer $Down,1
      [A:A1].Select 
      [A].NewArrow 855,315,1740,885
      [直線 1].Select 
      [A:B5].Select 
       SymNavi "D:\Catalog\normal.rne"      Navigator呼び出し関数の追加
      [A:B5..A:E20].Select 
       Selection.GridBorder.Style = $SolidBorder
End Sub
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