Navigatorサーバの環境設定ファイルに以下を設定します。
UNIXの場合
環境変数 | 設定内容 |
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LD_LIBRARY_PATH | Postgresのクライアントのlibを追加してください。 以下を追加します。詳細は各データベース製品のクライアントのマニュアルを参照してください。
HA Database Ready(Open SQL) SX1の場合
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RN_MULTIDB_CONFIG_FILE | Navigatorで公開するデータソース名と実体のデータベースに対する接続情報を管理するためのファイル(マルチデータベース設定ファイル)のパスを指定します。 設定例) RN_MULTIDB_CONFIG_FILE=/var/opt/FJSVenavi/multidb.conf マルチデータベース設定ファイルについては、“9.2.4.1 マルチデータベース設定ファイルの作成”を参照してください。 注意 ファイルの配置先について マルチデータベース設定ファイルには、データソースへの接続情報が記載されているため内容が変更されるとデータソースへの接続ができなくなる可能性があります。Navigatorの実効ユーザのみ参照ならびに更新が可能となる格納場所に配置するなど、セキュリティには十分注意して配置してください。 |
RN_POSTGRES_CHAR_BYTE | 文字型の1文字あたりのバイト長を指定してください。省略できます。省略値は3です。 |
RN_POSTGRES_COMMAND_FILE | Postgresのデータソースへの接続時に任意のコマンドを実行する場合に、実行するコマンドを記載したファイル(Postgres接続時実行コマンド設定ファイル)のパスを指定します。接続時に任意のコマンドを実行する場合のみ設定が必要です。 設定例) RN_POSTGRES_COMMAND_FILE=/var/opt/FJSVenavi/postgres_command.ini Postgres接続時実行コマンド設定ファイルの詳細については、“9.2.4.2 Postgres接続時実行コマンド設定ファイルの作成”を参照してください。 注意 ファイルの配置先について 本ファイルに記載することで、データソースに対し任意のコマンドを実行できるようになります。そのため、Navigatorの実効ユーザのみ参照・更新が可能となる格納場所に配置するなど、セキュリティに十分注意して配置してください。 |
RN_IGNORE_CONNECT_DATASOURCE | 参照DBにおける特定のデータソースが利用できない状態となった場合に、Navigatorクライアントでのログイン時の接続対象から除外するために設定します。設定値として、接続を行わないデータソース名をカンマ区切りで指定します。省略時はすべてのデータソースに接続します。 設定例) RN_IGNORE_CONNECT_DATASOURCE=dsname1,dsname2 上記指定例の場合、Navigatorクライアントでのログイン時に、データソースdsname1およびdsname2に接続されません。 |
Windowsの場合
環境変数 | 設定内容 |
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PATH | Navigatorサーバと同一サーバにPostgresのデータベースが存在し、NavigatorサーバとPostgresのデータベースの論理空間(32bit/64bit)が同じ場合には、Postgresのデータベースのインストールディレクトリ配下のbinを指定します。それ以外の場合は、Postgresのクライアントのインストールディレクトリ配下のbinを指定します。詳細は各データベース製品ののマニュアルを参照してください。 利用するPostgresの環境に合わせてシステムの環境変数に設定します。 設定例) {インストールディレクトリ}\bin |
RN_MULTIDB_CONFIG_FILE | Navigatorで公開するデータソース名と実体のデータベースに対する接続情報を管理するためのファイル(マルチデータベース設定ファイル)のパスを指定します。 設定例) RN_MULTIDB_CONFIG_FILE =D:\NAVI\multidb.conf マルチデータベース設定ファイルについては、“9.2.4.1 マルチデータベース設定ファイルの作成”を参照してください。 注意 ファイルの配置先について マルチデータベース設定ファイルには、データソースへの接続情報が記載されているため内容が変更されるとデータソースへの接続ができなくなる可能性があります。システム管理者のみ参照ならびに更新が可能となる格納場所に配置するなど、セキュリティには十分注意して配置してください。 |
RN_POSTGRES_CHAR_BYTE | 文字型の1文字あたりのバイト長を指定してください。省略できます。省略値は3です。 |
RN_POSTGRES_COMMAND_FILE | Postgresのデータソースへの接続時に任意のコマンドを実行する場合に、実行するコマンドを記載したファイル(Postgres接続時実行コマンド設定ファイル)のパスを指定します。接続時に任意のコマンドを実行する場合のみ設定が必要です。 設定例) RN_POSTGRES_COMMAND_FILE=D:\NAVI\postgres_command.ini Postgres接続時実行コマンド設定ファイルの詳細については、“9.2.4.2 Postgres接続時実行コマンド設定ファイルの作成”を参照してください。 注意 ファイルの配置先について 本ファイルに記載することで、データソースに対し任意のコマンドを実行できるようになります。そのため、システム管理者のみ参照・更新が可能となる格納場所に配置するなど、セキュリティに十分注意して配置してください。 |
RN_IGNORE_CONNECT_DATASOURCE | 参照DBにおける特定のデータソースが利用できない状態となった場合に、Navigatorクライアントでのログイン時の接続対象から除外するために設定します。設定値として、接続を行わないデータソース名をカンマ区切りで指定します。省略時はすべてのデータソースに接続します。 設定例) RN_IGNORE_CONNECT_DATASOURCE=dsname1,dsname2 上記指定例の場合、Navigatorクライアントでのログイン時に、データソースdsname1およびdsname2に接続されません。 |