環境変数 | 設定内容 |
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PATH | Oracleの実行ファイルが存在するディレクトリ(ORACLE_HOME/bin)を設定してください。「ORACLE_HOME」は、OracleまたはOracleクライアントをインストールしているディレクトリを絶対パスで設定する環境変数です。利用される環境に応じて、OracleまたはOracleクライアントをインストールしているディレクトリのいずれかを設定します。 注意 本環境変数は、部門環境設定ファイルには指定できません。 |
LD_LIBRARY_PATH | Oracleの共用ライブラリがインストールされているディレクトリを絶対パスで設定してください。 以下の記述において、ORACLE_HOMEは環境変数ORACLE_HOMEの値を示します。 【Solarisの場合】 ・Oracle10gR2/11gの場合 Navigator Serverを32ビット論理空間で運用する場合 Navigator Serverを64ビット論理空間で運用する場合 ・Oracle11gR2以降の場合 ORACLE_HOME/lib 【Linuxの場合】 ・ORACLE_HOME/lib 注意 本環境変数は、部門環境設定ファイルには指定できません。 |
RN_DBMS_KIND | 使用するデータベースの種別を指定します。
Oracleの環境をインストールしていない状態で、パラメタに「ORACLE」を設定すると、セットアップでエラーになります。 |
ORACLE_HOME | 利用環境に応じて、OracleまたはOracleクライアントをインストールしているディレクトリを絶対パスで設定してください。
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ORACLE_SID | OracleのSID名を設定してください。 負荷分散システム運用の場合は、ORACLE_SIDの指定は不要です。 |
RN_ORACLE_RELEASE | Oracleのリリースバージョンを設定します。
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TWO_TASK | 以下のいずれかの場合に、Navigatorサーバと同じサーバ内にあるOracleのデータベースに接続するため、Oracleのサービス名を設定します。
例)TWO_TASK=orcl ポイント サービス名の登録について 本環境変数に設定するOracleのサービス名は、あらかじめ登録しておく必要があります。
なお、プラガブル・データベースを利用する場合は、プラガブル・データベースに直接接続できるようにサービスを登録する必要があります。 Oracleのサービス名についての詳細は、Oracleのマニュアルを参照してください。 |
RN_ORACLE_DATETYPE | OracleのDATE型の項目をNavigatorで使用する場合のデータの形式を指定します。
なお、YYYYは西暦4桁、MMは月2桁、DDは日2桁、HH24は時間2桁(24時間表示)、MIは分2桁、SSは秒2桁です。 本環境変数は省略可能です。本環境変数の指定を省略すると、RN_ORACLE_DATETYPE=1 となります。 本環境変数に2を設定した場合、DATE型のデータの形式は、「YYYY-MM-DD」で扱われます。このとき、OracleのDATE型項目の時分秒のデータは、すべて「0」である必要があります。 OracleでDATE型の日付書式を「YYYY-MM-DD」に設定して、データを作成すると、時分秒はすべて'0'になります。 OracleのDATE型項目の日付書式は、Oracleの初期化パラメタNLS_DATE_FORMATで指定することができます。 本環境変数は、運用中に変更することはできません。 |
NLS_LANG | Oracleで使用するキャラクタセットに従い、以下のいずれかを指定します。
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RN_ORACLE_HOST_ARRAYS | OracleからNavigatorにデータを読み込む処理で、1回に読み込むデータ行数を指定できます。 行数には、Oracleからの1回あたりに読み込むデータの行数として2以上の整数値を指定します。 以下の場合は、Oracleから1回に読み込むデータ行は1行になります。
注意
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RN_ORACLE_TIME_OPERATION_MODE | 時間演算の結果を翌年の同月同日をもって1年経過、および翌月の同日をもって1ヶ月経過とします。
注意 本環境変数が指定されない場合、時間演算の結果は単位が年数および月数の場合はMONTHS_BETWEEN関数、日数の場合は日付算術の結果に基づきます。 |