機能概要
項目間演算を指定する時に、演算する項目が欠測値(NULL)であった場合、従来では、そのまま欠測値(NULL)として扱い、演算結果も欠測値(NULL)になりました。
今回、新たに環境変数(RN_EXPRESSION_ITEM_NULL_OPERATION)を用意したことで、項目間演算を指定した時に、欠測値(NULL)が含まれた場合、欠測値(NULL)を「0」に変えて、演算することができます。
環境変数(RN_EXPRESSION_ITEM_NULL_OPERATION)は、「ZERO」を指定すると「0」で、「NULL」を指定すると「NULL」で演算されます。
効果
本機能を利用すると、以下のような効果があります。
売上実績と予算の差を求める場合などで欠測値(NULL)がある時、実際の値と表示される値に誤差が生じます。環境変数(RN_EXPRESSION_ITEM_NULL_OPERATION)に「ZERO」を指定すると、現在の正確な値を表示することができます。