インスタンス管理者となるOSのユーザーアカウントを決定します。新規に作成したユーザーや、すでに存在するユーザーを利用します。ただし、OSのスーパーユーザー(root)をインスタンス管理者にすることはできません。
ここでは、インスタンス管理者となるOSのユーザーアカウントを、“fsepuser”という名前で新規に作成する例を示します。
# useradd fsepuser # passwd fsepuser
注意
WebAdminによる運用を行う場合には、以下の注意事項があります。
インスタンス管理者のユーザーアカウントに対するパスワードを変更した場合には、ALTER ROLE WITH ENCRYPTED PASSWORDで、変更したパスワードを設定してください。これにより、デフォルトのmd5アルゴリズムでパスワードが暗号化されます。scram-sha-256アルゴリズムでパスワードを暗号化するには、SET password_encryption = 'scram-sha-256'を使用して、パスワード暗号化パラメータを"scram-sha-256"に設定し、ALTER ROLE関数を使用します。