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Interstage List Works 帳票保管活用機能トラブルシューティング
FUJITSU Software

A.6.15 V6.0L10以前のクライアントが混在した環境で、V6.0L10以前のクライアントからV7.0L10以降のリスト管理サーバに接続しようとすると、エラーメッセージが出力されリスト管理サーバに接続できない。
「リスト管理サーバとの通信で異常が発生しました」

[発生するVL]

Windows版V7.0L10 製品版~U003

[原因]

以下の格納先に保存されているログファイルに“java.lang.OutOfMemoryError”が出力されている場合は、JavaVMのヒープ域が不足している。

格納先:リスト管理サーバのインストールフォルダ\log\lwsv9243.csv

[説明]

V7.0L10よりList Worksのサーバ処理の一部をJava化しているため、V7.0L10 製品版~U003のサーバに対してV6.0L10以前のクライアントを使用した場合、同時接続クライアント数の増加に応じてJavaVMのヒープ域が不足します。

[対処]

クライアントのVLをリスト管理サーバのVLに合わせてください。(推奨)

V7.0L10クライアントでは、帳票一覧に表示する対象帳票を事前に絞り込む設定をすることによる帳票一覧表示のレスポンス向上、帳票表示での検索性能の向上、検索機能の強化などを行っています。そのため、 V7.0L10 製品版~U003のサーバを導入した際には、使用するクライアントについてもサーバと同じVLのクライアントに順次移行してください。

クライアントの移行期間中などにより、上記対処ができない場合は、V7.0L10 U004を適用することで回避できます。