[発生するVL]
Windows版V7.0L10以降、Solaris版V8.0.0以降、Linux版全VL
[原因]
以下の格納先に保存されているログファイルに“java.lang.OutOfMemoryError”が出力されている場合は、JavaVMのヒープ域が不足している。
■Windows版の場合
List Worksのインストールフォルダ\log\lwsv9243.csv
■Solaris版の場合
List Worksのインストールディレクトリ/FJSVlw-sv/log/lwsv9243.csv
■Linux版の場合
/opt/FJSVlw-sv/log/lwsv9243.csv
[対処]
以下のいずれかの対処を行ってください。
■Windows版V9.0.1以前、Solaris版6.0/V8.0.0~V8.0.1、またはLinux版V9/V10.4.0(List Works)の場合
Webクライアントで帳票を検索する場合は、最上位のフォルダを選択して検索しないでください。
■Windows版V9.1.0以降、またはLinux版V10.4.0(List Works拡張パッケージ)の場合
以下のいずれかの対処を行ってください。
最上位のフォルダを選択して検索できないようにするために、Web連携の環境設定ファイル(ListGateway.propertiesファイル)でfindlist.target.folderの値に「0」以外の値を設定してください。
なお、最上位のフォルダを選択して「印刷データ内の文字」を指定して検索すると、JavaVMのヒープを大量に使用します。このため、頻繁に「印刷データ内の文字」を指定して検索する場合は、以下の設定を推奨します。
findlist.target.folderに「21」を指定する
findlist.condition.manageinfoに「22」を指定する
findlist.condition.noteinfoに「22」を指定する
リスト管理サーバのプロパティファイル(ListServer.propertiesファイル)でsystem.search.limitやsystem.search.hitlimitの値を、省略値よりも小さくなるようにご検討ください。
■Solaris版 List Worksで以下のバージョンレベルに該当する場合
Solaris版 V8.0.2以降
Solaris版 V8.0.1A + 緊急修正 T003247SP-03以降
Solaris版 V8.0.1 + 緊急修正 T000965SP-05以降
Solaris版 V8.0.0 + 緊急修正 T000367SP-06以降
リスト管理サーバのプロパティファイル(ListServer.propertiesファイル)でsystem.search.limitやsystem.search.hitlimitの値を、省略値よりも小さくなるようにご検討ください。
プロパティファイルの詳細については、“環境構築手引書”または緊急修正の説明書を参照してください。