Interstage List Works 帳票保管活用機能トラブルシューティング

8.1.12 2階層目以降で、同じ管理簿が2個表示される。

［発生するVL］

Solaris版6.0

［原因］

List Worksの管理情報に物理パスが同一の該当ディレクトリの情報が二重に登録されている。

rmコマンドでディレクトリを削除してしまい、lvsetdbコマンドで再度作成した場合が考えられる。

［対処］

管理簿マスタファイル内容一覧表コマンド(lvlstdbm)で、List Worksの管理情報を出力し、該当ディレクトリの情報を確認してください。

例:実ディレクトリ：/export/home/listworks/lvsave/send009999/list0001

     # cd /tmp
     # lvlstdbm -L出力ファイル名
     # grep "/export/home/listworks/lvsave/send009999/list0001" 出力ファイル名
     管理簿ファイル名:/export/home/listworks/lvsave/send009999/list0001/lvmngdb
     管理簿ファイル名:/export/home/listworks/lvsave/send009999/list0001/lvmngdb 
     #

grepコマンドで情報が2個出力された場合は、以下の方法で対処してください。

なお、grepコマンドで1個しか情報が出ない場合は、新規のトラブルの可能性があります。お手数ですが、弊社技術員、サポートデスク、またはフィールドサポートセンターにお問い合せください。

1. ディレクトリをバックアップします。

   # cd /export/home/listworks/lvsave/send009999

   # tar cvf /tmp/list0001bk.tar list0001

2. 一度、lvdeldbコマンドで管理簿を削除します。

   # lvdeldb -u/export/home/listworks/lvsave/send009999/list0001

3. ディレクトリをリストアします。

   # cd /export/home/listworks/lvsave/send009999

   # tar xvf /tmp/list0001bk.tar

4. lvaplgrp コマンドで該当管理簿が属する部門配下の管理簿の情報をマスタファイルに反映します。

   # lvaplgrp -u/export/home/listworks/lvsave/send009999