Interstage List Works 帳票保管活用機能トラブルシューティング

6.2.21 任意の用紙名を指定してリモート印刷すると、指定した用紙名以外の用紙に印刷される。

［発生VL］

Windows版全VL

［原因1］

プリンタが指定した用紙名への印刷をサポートしてない。このとき、プリンタの仕様により、プリンタがサポートしている他の用紙に印刷される場合がある。

［対処1］

指定した用紙名への印刷をサポートしているプリンタに、リモート印刷してください。

［原因2］

プリンタドライバの仕様により、用紙名の指定が有効にならないため、他の用紙へ印刷される場合がある。

［対処2］

指定した用紙名への印刷が可能な他のプリンタに、リモート印刷してください。

なお、以下のバージョン・レベルの場合は、レジストリのキーの追加および変更をすることで、指定した用紙名への印刷できる場合があります。

以下のレジストリを適用後、リモート印刷してください。

List Worksサーバ

• Windows版V10.3.0 + 緊急修正T009077WP-05以降、または、緊急修正T009097XP-05以降

• Windows版V10.3.0A + 緊急修正T010195WP-04以降、または、緊急修正T010196XP-04以降

• Windows版V10.3.0B + 緊急修正T011524WP-02以降、または、緊急修正T011525XP-02以降

• Windows版V10.3.0C + 緊急修正T012147WP-01以降、または、緊急修正T012148XP-01以降

• Windows版V10.3.1以降

List Worksクライアント

• Windows版V10.3.0 + 緊急修正T011003WP-03以降

• Windows版V10.3.0A + 緊急修正T011004WP-03以降

• Windows版V10.3.0B + 緊急修正T011526WP-02以降

• Windows版V10.3.0C + 緊急修正T012175WP-01以降

• Windows版V10.3.1以降

  
  

レジストリの操作については、“レジストリのキーの操作について”を参考にしてください。

レジストリはList Worksサーバ、およびList Worksクライアントで適用します。

List Worksサーバ

以下のレジストリのキーの値に「1」を適用してください。

[レジストリのキーの場所]

Windowsサーバ(x86)の場合

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Fujitsu\ListWORKS\CurrentVersion\ListServer\Options

Windowsサーバ(x64)の場合

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\FUJITSU\ListWORKS\CurrentVersion\ListServer\Options

[キー]

PrintPaperSizeMode

[型]

DWORD値

[値のデータ]

0：用紙名で印刷する修正を有効としない（初期値）
1：用紙名で印刷する修正を有効とする

List Worksクライアント

以下のレジストリのキーを作成し、「1」を適用してください。

なお、レジストリのキーは、List WorksクライアントのWindowsにログオンするユーザごとに設定する必要があります。

[レジストリのキーの場所]

HKEY_CURRENT_USER\Software\Fujitsu\ListWORKS\CurrentVersion\ListNavi\Print

[キー]

PrintPaperSizeMode

[型]

DWORD値

[値のデータ]

0：用紙名で印刷する修正を有効としない
1：用紙名で印刷する修正を有効とする