[発生するVL]
Solaris版全VL、Linux版V9.0.1以降
[原因]
受信フォルダとして使用しているファイルシステムの空き容量、または空きiノード数が不足している。
なお、空きiノード数が不足している場合は、システムログに以下のメッセージが出力される。
「NOTICE: /xxxxx: out of inodes」 (/xxxxx はファイルシステムのマウントポイント名)
[対処]
サーバ動作環境ファイルで定義している以下のキーワードから、受信フォルダのディレクトリパス名を確認してください。
Solaris版V8.0.0以降またはLinux版の場合: RCV-FOLDER (受信フォルダ格納ディレクトリ)
Solaris版6.0の場合: RCV-DIR (ファイル転送先ディレクトリ)
上記ディレクトリが存在するファイルシステムの空き容量、および空きiノード数を、dfコマンドで確認してください。
ファイルシステムの空き容量、または空きiノード数が少ない場合は、以下のどちらかの対処を行った後、帳票を再登録してください。
不要なファイルを削除し、ファイルシステムの空き容量、および空きiノード数を増やす。
空き容量、およびiノード数の空きが存在するファイルシステム上のディレクトリを、受信フォルダのディレクトリパスとして、サーバ動作環境ファイルに再定義する。