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Interstage List Works 帳票保管活用機能トラブルシューティング
FUJITSU Software

4.2.6 保管フォルダのプロパティで指定した有効期限、削除対象、セパレータページの扱い等の指定が有効とならない。

[詳細]

削除するセパレータページ数が全ページ数を超えています。 (LV-DEL-TOP,LV-DEL-BOTTOMの指定値または保管フォルダプロパティのセパレータ扱いの指定値に誤りがあります。) または印刷データが存在しません。(01,37,0000)

[発生するVL]

Windows版全VL

[原因]

富士通ホスト側で指定している帳票情報が有効となっている。

[説明]

保管フォルダのプロパティで指定できる情報は、富士通ホスト側で帳票情報としても指定することができます。

プロパティの指定と帳票情報の指定は、以下のような優先順位関係にあります。

  (1)ホスト側の帳票情報

  (2)保管フォルダのプロパティ

このため、富士通ホスト側で同じ情報を指定している場合には、ホスト側の帳票情報が有効となります。

[対処]

富士通ホスト側で設定した帳票情報を確認し、必要に応じて富士通ホスト側で帳票情報を定義しているファイルを修正してください。

なお、List Works V6.0L10の場合、帳票登録時に指定された帳票情報の内容を、以下の手順で確認できます。

  1. 保管フォルダ配下の拡張子がjobのファイルを、テキストエディタ等で開きます。

    例えば、帳票が“A.SPL”であれば、“A.job”です。

  2. 該当する帳票情報のキーワード(LV-xxxx)を検索します。キーワードが存在すれば、富士通ホストで指定された帳票情報になります。例えば、有効期限の場合には、“LV-TERM”を検索します。各キーワードについては、“運用手引書”を参照してください。

≪注意≫

OSIV LISTVIEWで帳票情報を明に指定しない場合でも、OSIV LISTVIEWの仕様により、省略値が帳票情報としてサーバに送信されます。

LV-DFLTオペランドにNOを指定することにより、省略値をサーバに送信しないようにすることができます。