システムディレクトリの作成について説明します。
システム管理用の資源を格納するシステムディレクトリは、List Worksの運用を行うために必要です。
システムディレクトリはlvsetsysコマンドで作成します。
lvsetsys コマンドは、システムディレクトリ(listworks)を作成するとともに、List Worksの運用に必要なファイル、ディレクトリをシステムディレクトリ配下に作成します。
lvsetsysコマンドの詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。
フォルダの共有運用、およびクラスタシステムで運用する場合は、以下の考慮が必要です。また、List Worksの環境設定ファイルへの設定が必要になります。
環境設定ファイルへの設定については、“3.6.1 環境設定ファイルへの設定 <フォルダの共有運用、またはクラスタシステム運用の場合>”を参照してください。
共有ファイルシステムのディレクトリ上にシステムディレクトリを作成します。lvsetsysコマンドによるシステムディレクトリの作成は、List Worksサーバのどれか1つで行います。その他のList Worksサーバでは環境設定ファイルにシステムディレクトリのパス名を設定します。
共用ディスク装置に存在するディレクトリ上にシステムディレクトリを作成します。lvsetsysコマンドによるシステムディレクトリの作成は、運用系ノードで行います。待機系ノードでは、List Worksの環境設定ファイルにシステムディレクトリのパス名を設定します。
注意
システムディレクトリはNFSのファイルシステムには作成しないでください。
リモート印刷機能を使用する場合、システムディレクトリの作成先のディレクトリにother(その他のユーザ)に対する読み取り権が必要です。