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Big Data Integration ServerV1.2.0 検索編トラブルシューティング集
FUJITSU Software

A.2.5 定量値

Shunsakuで扱えるデータ量(レコード件数、データサイズ)の制限があれば教えてください。

Shunsakuに格納するデータ量については、ハードウェアの実装量に依存する上限はありますが、レコード件数やサイズの制限は設けていません。

ただし、1回の検索、ソート・集計時の返却レコード数には、以下の制限があります。

  • 検索 :10万件以内

  • ソート・集計:1000件以内


Shunsakuのsearcherプロセスが利用できるメモリ量の制限(1.3~1.5GB)という観点から、およその目安として以下のように考えてください。

  • 1 searcherで扱える総XMLデータサイズ

    • メモリ検索の場合:1.0GB

    • ディスク検索の場合:50GB
      (縮退時の配付分を考慮した値です。件数には依存しません)

参照

詳細については、“導入・運用ガイド”の“資源の見積り”を参照してください。


なお、上記の目安値を超える場合は、以下の選択肢で対応できます。

  • directorプロセスを追加する

  • searcherプロセスを追加する


Shunsakuで扱える1レコードの最大サイズを教えてください。

Shunsakuでは、500MB程度までのレコードを扱うことができます。

ただし、APIを用いてデータを追加・更新する場合や、検索したXML文書全体を取り出す場合には、取り扱うデータ長に応じたメモリが必要となります。詳細については、“アプリケーション開発ガイド”の“資源の見積り”を参照して、ご使用のAPIに応じたローカルメモリ量を見積もってください。