名前
adgcpelchead.sh -- RLCヘッダのダンプとリストアシェルスクリプト
形式
adgcprlchead.sh -i 入力ファイル名 -o 出力ファイル名
機能説明
RLCのヘッダのダンプ、および、ヘッダのリストアを行います
オプション
ダンプする場合はRLCのパスを、リストアする場合はダンプファイル名を指定します。
ダンプする場合はダンプファイル名を、リストアする場合はRLCのパスを指定します。
使用例
例1
複写元システムでRLCのヘッダのダンプを行います。
入力ファイル名であるRLCのパスは/dev/sfdsk/class0001/rdsk/volume0001
出力ファイル名であるダンプファイル名は/home/dmp/rlp001_rlc001.dmpとします。
adgcprlchead.sh -i /dev/sfdsk/class0001/rdsk/volume0001 -o /home/dmp/rlp001_rlc001.dmp
入力ファイル名であるRLCのパスは/dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0001
出力ファイル名であるダンプファイル名は/home/dmp/rlp001_rlc001.dmpとします。
adgcprlchead.sh -i /dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0001 -o /home/dmp/rlp001_rlc001.dmp
例2
複写先システムでRLCのヘッダのリストアを行います。
入力ファイル名であるダンプファイル名は/home/dmp/rlp001_rlc001.dmp
出力ファイル名であるRLCのパスは/dev/sfdsk/class0001/rdsk/volume0001とします。
adgcprlchead.sh -i /home/dmp/rlp001_rlc001.dmp -o /dev/sfdsk/class0001/rdsk/volume0001
入力ファイル名であるダンプファイル名は/home/dmp/rlp001_rlc001.dmp
出力ファイル名であるRLCのパスは/dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0001とします。
adgcprlchead.sh -i /home/dmp/rlp001_rlc001.dmp -o /dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0001
終了ステータス
以下の終了ステータスが返されます。
0:正常終了
0以外:異常終了
注意
本シェルスクリプトは、管理者の権限で実行してください。
本シェルスクリプトは、両システムで実行可能です。
本シェルスクリプトは、Symfoware Serverの停止中に実行可能です。
シェルスクリプト内実行処理に記載のとおり、本シェルスクリプト内ではddコマンドまたはrdbcprawコマンドを利用しています。これらのコマンドのメッセージが出力されるため、異常時にはエラーメッセージに従って対処を実施してください。
シェルスクリプト内実行処理
以下のコマンドを利用して入力ファイルに指定したパスから1メガバイト分の内容を出力ファイルのパスに出力することでRLCのヘッダのダンプ、および、リストアを行います。
ddコマンド
rdbcprawコマンド