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Symfoware Active DB Guard V12.4.0 設計・セットアップガイド
FUJITSU Software

F.3 未サポート資源の対処

Active DB Guardの対象とするロググループに複写元システムで利用不可能な資源が含まれている場合、データベース資源の関連付け(rdbbcmapコマンド)の操作、またはSQLの操作がエラーになります。

各操作におけるエラー情報と対処方法について以下に示します。

表F.4 データベース資源の関連付け(rdbbcmapコマンド)によるエラー情報と対処方法

未サポートの定義内容

エラー情報

対処方法

サポートされていない格納構造の定義

rdb: ERROR: qdg20320u:バックアップセンタ運用でサポートしていないDSIが存在するため資源識別子を抽出することができません DSI='データベース名.DSI名' 原因コード=1

F.3.1 未サポート資源をバックアップセンタ運用のロググループで利用可能にする場合

F.3.2 バックアップセンタ運用の対象でないロググループに配置する場合

F.3.3 サポート対象の定義に変更する場合

一意性制約がない表の定義

rdb: ERROR: qdg20320u:バックアップセンタ運用でサポートしていないDSIが存在するため資源識別子を抽出することができません DSI='データベース名.DSI名' 原因コード=2

表F.5 SQLの制約事項によるエラー情報と対処方法

SQLの制約事項

SQLSTATE

SQLMSG

メッセージログファイル

対処方法

サポートされていない格納構造に対するデータ更新

71400

JYP2903E:バックアップセンタ運用でサポートされていない機能が利用されました.

rdb: ERROR: qdg20001u:バックアップセンタ運用でサポートされていない機能が利用されました 原因コード=1 ロググループ名='ロググループ名' RLP名='RLP名'

F.3.1 未サポート資源をバックアップセンタ運用のロググループで利用可能にする場合

F.3.2 バックアップセンタ運用の対象でないロググループに配置する場合

F.3.3 サポート対象の定義に変更する場合

一意性制約がない表に対するデータ更新

71400

JYP2903E:バックアップセンタ運用でサポートされていない機能が利用されました.

rdb: ERROR: qdg20001u:バックアップセンタ運用でサポートされていない機能が利用されました 原因コード=2 ロググループ名='ロググループ名' RLP名='RLP名'

一意制約キーに対する集合更新

71400

JYP2903E:バックアップセンタ運用でサポートされていない機能が利用されました.

rdb: ERROR: qdg20001u:バックアップセンタ運用でサポートされていない機能が利用されました 原因コード=3 ロググループ名='ロググループ名' RLP名='RLP名'

F.3.4 一意性制約の構成列をUPDATE文:探索で更新する場合

参照

複写元システムで利用できる資源については、“F.1 サポート対象資源”を参照してください。