エラーメッセージ
以下のいずれかのメッセージが出力されます。
[Windows版の場合]
ソース:MpJobsch 種類:エラー イベントID:6198 ジョブスケジューラ(クライアント部)との通信に失敗しました |
ソース:MpJobsch 種類:エラー イベントID:6198 説明:Failure in communicating with the jobscheduler(client). |
ソース:MpJobsch 種類:エラー イベントID:6199 ジョブスケジューラ(クライアント部)との接続に失敗しました |
ソース:MpJobsch 種類:エラー イベントID:6199 Failure in connecting with the jobscheduler (client). |
[UNIX版の場合]
MpJobsch: ERROR: 0198: Failure in communicating with the jobscheduler (client). |
MpJobsch: ERROR: 0199: Failure in connecting with the jobscheduler (client). |
対象バージョンレベル
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
Linux版:5.2、V10.0L10以降
Linux for Itanium版:V12.0L10以降
HP-UX版:5.1以降
AIX版:5.1以降
DS版:V20L10
対処
原因
ジョブスケジューラサービス/デーモンと、Systemwalker Operation Managerクライアントとの間の通信でエラーが発生しました。
通信エラーが発生した理由(TCP/IPのソケットレベルでのエラー理由)が引き続き出力されるエラーメッセージで説明されます。
引き続き出力されるエラーメッセージの代表的なものは以下のとおりです。
[Windows版の場合]
ソース:MpJobsch 種類:エラー イベントID:8301 func=JOBSCH_read:recv() ソケット関数にエラーが発生しました(コード=10054) |
ソース:MpJobsch 種類:エラー イベントID:8301 func=JOBSCH_write:send() ソケット関数にエラーが発生しました(コード=10054) |
[UNIX版の場合]
MpJobsch: ERROR: write() broken pipe |
MpJobsch: ERROR: read() Connection reset by peer |
MpJobsch: ERROR: 0412:write() broken pipe |
MpJobsch: ERROR: 0412:read() Connection reset by peer |
いずれもソケットが不当な切断を実施されたものであり、Systemwalker Operation Managerクライアントを正常に停止させなかったことが主な発生理由です。
対処方法
システムの処置として、不当に切断されたソケットを正しく後処理しているため、このエラーメッセージに対するオペレータの対処は不要です。しかし、頻繁に本メッセージが出力される場合は以下の可能性がありますので、運用の見直しを実施してください。
Systemwalker Operation Managerクライアントが正常に切断されない運用(例えばクライアントPCを頻繁にリセットしているなど)となっている
ネットワークの経路上の問題が発生している
外部から不当な通信、不正なアクセスが行われている
