対象バージョンレベル
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
Linux版:5.2、V10.0L10以降
Linux for Itanium版:V12.0L10以降
HP-UX版:5.1以降
AIX版:5.1以降
DS版:V20L10
対処
原因
システムの時刻や日付を過去に戻した場合は、ジョブスケジューラのログファイルへの出力順序が時間的に前後してしまうため、ジョブスケジューラの履歴情報が正しく表示できなかったり、メッセージ待ち合わせが正しく動作しなくなったりといった問題が発生します。
対処方法
システムの時刻や日付を過去に戻した場合は、上記のような時系列に出力されるログ情報をすべてクリアして、システムを再起動してください。
具体的には以下のログファイルをクリアしてください。
ジョブスケジューラのデータベースディレクトリのjobdb1.log、jobdb2.log、jobdb3.logファイルの削除
ジョブスケジューラのデータベースディレクトリのnet.spoolサブディレクトリ配下のすべてのファイル
イベントログ(Windows版の場合)
システム時刻を変更する場合の注意事項については、以下に示すマニュアルを参照してください。
V10.0L10/10.0以降の場合
“使用手引書”または“運用ガイド”の“時刻の変更に関する注意事項”
V5.0L10/5.0/V5.0L20/5.1/V5.0L30/5.2の場合
“解説書”の“システムの時刻補正を行う場合”
参考