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Systemwalker Operation Manager トラブルシューティングガイド
FUJITSU Software

4.9.3 エラーメッセージ「コード系が異なるため実行できません」が出力される【UNIX版】

エラーメッセージ

MpJobsch: WARNING: 0288: コード系が異なるため実行できません

MpJobsch: WARNING: 0288: The LANG value is different.

MpJobsch: WARNING: 0288: コード系が異なるため実行できません、LANG環境変数を変更し、再実行してください

対象バージョンレベル

対処1

確認ポイント

インストール時に設定した言語環境と、ジョブスケジューラのコマンドを実行している環境のLANG環境変数の値が一致していますか

原因

UNIX版の場合、Systemwalkerのインストール作業時に設定した言語環境と、ジョブスケジューラのコマンドを実行している環境のLANG環境変数の値が一致していない場合、エラーメッセージが出力され、ジョブスケジューラのコマンドを実行することができません。例えば、Solaris版の場合で、Systemwalker Operation Managerのインストール時に言語種別として“SJIS”指定し、かつジョブスケジューラのコマンドを実行したユーザのLANG環境変数値が“LANG=ja”(EUC)だった場合などにこのようなエラーメッセージが出力されます。

対処方法

上記の例の場合は、LANG環境変数値を「LANG=ja_JP.PCK」(SJIS)に変更すれば、ジョブスケジューラのコマンドを実行することができます。

対処2

確認ポイント

スケジュールジョブとして、ジョブスケジューラのコマンドを実行している場合、ジョブの実行ユーザのスタートアップシェル(.cshrc .profileなど)でLANG環境変数を指定していますか。インストール時に設定した言語環境と、スタートアップシェルで指定したLANG環境変数の値が一致していますか

原因

UNIX版の場合、Systemwalkerのインストール作業時に設定した言語環境と、ジョブスケジューラのコマンドを実行している環境のLANG環境変数の値が一致していない場合、エラーメッセージが出力され、ジョブスケジューラのコマンドを実行することができません。スケジュールジョブとして、ジョブスケジューラのコマンドを実行している場合で、スタートアップシェルのLANG環境変数がインストール時の設定と一致していない場合、このようなエラーメッセージが出力されます。

対処方法

スケジュールジョブとして、ジョブスケジューラのコマンドを実行している場合、スタートアップシェルで、インストール時の言語種別に合わせたLANG環境変数を設定してください。