対象バージョンレベル
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
Linux版:5.2、V10.0L10以降
Linux for Itanium版:V12.0L10以降
HP-UX版:5.1以降
AIX版:5.1以降
DS版:V20L10
対処
確認ポイント
再起動させるジョブネットに、以下の条件のジョブネットが含まれていませんか
グループに含まれているジョブネットが実行中断された
プロジェクト内に大量のジョブネットが登録されている
原因
サンプルソース“abendrerun.c”は、ジョブネットを再起動させる例であるため、以下の条件は考慮されていません。
グループに含まれているジョブネットが実行中断された場合
プロジェクト内に大量のジョブネットが登録されている場合
対処方法
グループに含まれているジョブネットも再起動する場合は、jobschprint -nコマンドの実行結果から完了コード239のジョブネットを検索する以前に、jobschprint -xコマンドから完了コード239のグループを検索し、jobschctlgrpコマンドで再起動しておくための処理の追加が必要となります。
また、abendrerun.cはpopen関数によりjobschprintコマンドの標準出力を参照する構造となっているため、大量に一覧情報が出力される場合にjobschprintコマンドの実行結果がバッファに納まらず、abendrerun.cの処理がデッドロック状態になる場合があります。ジョブネットの登録量が多い場合は、popenではなく、外部の作業ファイルにjobschprintの実行結果を書き出すように修正してください。