対象バージョンレベル
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
Linux版:5.2、V10.0L10以降
Linux for Itanium版:V12.0L10以降
HP-UX版:5.1以降
AIX版:5.1以降
DS版:V20L10
対処1
確認ポイント
選択したホスト(監視対象サーバ)で、監視許可ホストの定義を正しく実施していますか
対処方法
選択したホストの[監視許可ホストの定義]ウィンドウで、監視サーバのホスト名を正しく定義してください。
対処2
確認ポイント
選択したホストのTCP/IPのネットワーク環境で、正しく名前解決ができていますか
対処方法
選択したホストのTCP/IPのネットワーク環境で、正しく名前解決ができる環境になっていることを確認してください。
参考
監視ホスト上でpingコマンドを実行し、表示されるIPアドレスが監視対象ホストのIPアドレスと一致しているかを確認してください。
pingコマンドの詳細については、OSのドキュメントを参照してください。
対処3 [V11.0L10/11.0以降の場合]
確認ポイント
監視サーバでクライアントの接続台数の制限を超えて接続しようとしていませんか
対処方法
監視サーバのクライアントの接続台数の制限値を増やすか、監視対象サーバへ接続しているクライアントの台数を減らしてください。
対処4
確認ポイント
監視対象サーバにおいて、監視許可ホストに指定したホスト名から名前解決して得られるIPアドレスと、監視ホストのプライマリIPアドレスが一致しますか
対処方法
一致しない場合、監視許可ホストの指定では、監視ホストのプライマリIPアドレスを指定してください。
参考
対処2と同様にpingコマンドを利用して名前解決によって得られるIPアドレスを確認します。監視対象ホスト上でpingコマンドを実行し、表示されるIPアドレスが監視ホストのプライマリIPアドレスと一致しているかを確認してください。
pingコマンドの詳細については、OSのドキュメントを参照してください。
対処5
確認ポイント
/etc/hostsに自ホストのホスト名に対するIPアドレスとして“127.0.0.1”が設定されていませんか。
対処方法
自ホストのホスト名に対するIPアドレスとして、クライアントから接続可能なIPアドレスを/etc/hostsに必ず設定してください。
/etc/hostsファイルの設定例を以下に示します。
[変更前]
127.0.0.1 HostName localhost |
[変更後]
127.0.0.1 localhost |
注)xxx.xxx.xxx.xxxは、HostName(自ホスト)のIPアドレス
詳細については、以下に示すマニュアルも併せて参照してください。
V12.0L10/12.0以降の場合
“導入手引書”または“導入ガイド”の“UNIXへインストールする”の“インストール前の注意事項”
対処6
確認ポイント
監視サーバが複数NIC環境の場合、監視許可ホストにすべてのNICに該当するホスト名/IPアドレスを記載していますか。
対処方法
監視サーバが複数NIC環境の場合、監視許可ホストにすべてのNICに該当するホスト名/IPアドレスを記載してください。