対象バージョンレベル
Windows版:V5.0L10~V10.0L21
Solaris版:5.0~10.1
HP-UX版:10.0
対処
確認ポイント
すべてのサブシステムが起動している状態で、休日カレンダを変更していますか
原因
サブシステムの環境が存在していないと判断されている可能性があります。
クラスタ運用でサブシステムを構成しており、そのサブシステムを停止していると、Systemwalker Operation Managerのデータベースなど、共有ディスク上に配置されるサブシステムの環境が、アンマウントされる状態になります。
休日カレンダの変更は、環境が存在しているサブシステムを対象に反映されます。
起動していないサブシステムは、そのサブシステムの環境が存在していないと判断されるため、休日カレンダの変更がジョブネットの起動日に反映されません。
対処方法
すべてのサブシステムを起動して、運用系、待機系の両方で同様にカレンダの変更操作を実施してください。以下に手順を説明します。
起動していないサブシステムの番号を確認します。
Systemwalker Operation Managerの起動状況を確認してください。Systemwalker Operation Managerの起動状況は、以下のプロセス動作状況表示コマンド(mppviewo)により確認できます。
[Windows版の場合]
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.jm\bin\mppviewo
[UNIX版の場合]
/opt/systemwalker/bin/mppviewo
起動していないサブシステムを起動します。
任意のサブシステム番号に対応するサブシステムを手動で起動するときの操作は、以下の例に従ってください。
[例]サブシステムnを起動する場合
[Windows版の場合]
Systemwalker Operation Managerの以下のサービスを、[コントロールパネル]の[サービス]ダイアログボックスで起動します。
- Systemwalker MpMjesn
- Systemwalker MpJobschn
注)
Systemwalker MpMjesnとSystemwalker MpJobschnとは、必ず続けて起動してください。
MpMjesとMpJobschとで同じサブシステム番号のサービスを起動してください。
[UNIX版の場合]
/bin/sh /etc/opt/FJSVMJS/etc/rc3.d/S99MJS -sys n |
注)
S99MJSとS99JOBSCHは、必ず続けて実行してください。
-sysオプションには、S99MJSとS99JOBSCHとで同じサブシステム番号を指定してください。
サブシステムが起動できない場合は、Systemwalker Operation Managerの再起動、またはシステムの再起動を実施してください。
カレンダの変更を全クラスタシステムで実施します。