Systemwalker共通ユーザー管理機能を使用することにより、複数のSystemwalker製品を使用する利用者は、多くのID/パスワードを記憶しておく必要がなくなり、セキュリティ・利便性の向上につながります。
また、管理者は、ユーザー情報が1箇所に集約されるため、ユーザー情報を変更する必要があった場合、1箇所で変更を行えばよいため、運用性の向上につながります。
必要なソフトウェア
ユーザー情報を格納するSystemwalker認証リポジトリとして、ディレクトリサービスが必要です。
ディレクトリサービスには、以下の製品が利用できます。
Interstage ディレクトリサービス
以下のどちらかに同梱されているものを使用します。
Systemwalker Centric Manager V13.4.0以降に同梱されているInterstage Application Server Enterprise Edition V9.2以降
Interstage Application Server Standard-J Edition/Enterprise Edition V8.0以降
ポイント
IPv6通信環境の場合
IPv6通信環境で運用を行う場合は、以下に同梱されているInterstageディレクトリサービスを使用してください。
Interstage Application Server Standard-J Edition/Enterprise Edition V9.1.0以降
Active Directory
Systemwalker認証リポジトリにActive Directoryを使用する場合のサポート対象OSは以下のとおりです。
Windows Server 2008以降
注意
Systemwalker認証リポジトリにActive Directoryを利用する場合、マルチドメイン環境には対応していません。
Systemwalker共通ユーザー管理機能だけを利用した場合の運用形態
Systemwalker共通ユーザー管理機能だけを利用した場合の運用形態を以下に示します。
Systemwalker認証リポジトリに、Interstage ディレクトリサービスを使用した場合
共通ユーザー情報をInterstage ディレクトリサービスで管理します。
Systemwalker認証リポジトリに、Active Directoryを使用した場合
共通ユーザー情報をActive Directoryで管理します。