ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Software Configuration Manager 導入ガイド
FUJITSU Software

3.1.2 Systemwalker Software Configuration Managerのセットアップ

WindowsまたはLinuxマシンのセットアップを行います。

注意

本手順を実施する前に、以下の作業が完了しているか確認してください。

作業が完了していない場合、Systemwalker Software Configuration Managerのセットアップが失敗します。

3.1.1 管理サーバのセットアップ前の作業

3.1.2.1 セットアップの実行

【Windows】

新規にコマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを実行してセットアップを行います。

[Systemwalker Software Configuration Managerインストールディレクトリ]\SWCFMGM\bin\swcfmg_setup -s

  1. セットアップの開始画面が表示されます。

    [次へ]ボタンをクリックします。

  2. [運用環境のユーザー設定]画面が表示されます。

    以下の項目を設定後、[次へ]ボタンをクリックします。

    入力パラメーター

    入力値(デフォルト)

    管理者(svuser)のパスワード

    LDAP(OpenDJ/OpenDS)のリポジトリ管理者(svuser)のパスワードを指定します。(注1)

    プロセス制御用のユーザーのユーザー名

    LDAPに登録するプロセス制御用ユーザーのユーザー名(注1)を32文字以内で指定します。(注2)

    プロセス制御用ユーザーのパスワード

    LDAPに登録するプロセス制御用ユーザーのパスワードを64文字以内で指定します。(注1)

    注1) $\"=|[]:*;+,<>?/および半角空白、全角文字は使用できません。

    注2) LDAPに存在しないユーザー名を指定してください。

  3. [WSUSの設定]画面が表示されます。

    以下の項目を設定後、[次へ]ボタンをクリックします。

    1. WSUSサーバを使用する場合は、以下の操作を行ってください。

      WSUSサーバのIPアドレス指定し、[追加]ボタンをクリックします。WSUSサーバとして登録するすべてのサーバのIPアドレスを追加してください。本製品と連携可能なWSUSサーバは最大10台です。

      追加したIPアドレスを削除する場合は、一覧からIPアドレスを選択し、[削除]ボタンをクリックしてください。

    2. WSUSサーバを使用しない場合は、[WSUSサーバを使用する]のチェックボックスを外してください。

  4. [メディアライブラリの設定]画面が表示されます。

    以下の項目を設定後、[次へ]ボタンをクリックします。

    メディアライブラリの設定を行います。以下の項目を入力します。

    入力項目

    初期値

    メディアライブラリのインストール先

    [Systemwalker Software Configuration Managerインストールディレクトリ]\SWCFMGM\repository

  5. [CMDBマネージャのデータベースの格納先]画面が表示されます。

    以下の項目を設定後、[次へ]ボタンをクリックします。

    CMDBマネージャのデータベースの設定を行います。以下の項目を入力します。

    入力項目

    初期値

    CMDBマネージャのデータベースの格納先

    [Systemwalker Software Configuration Managerインストールディレクトリ]\CMDB (注)

    注) すでにServerView Resource Orchestratorなどの製品が導入済みの場合、本設定値は無効となり、導入済み製品の格納先を利用します。

  6. [メール送信機能の環境設定]画面が表示されます。

    以下の項目を設定後、[次へ]ボタンをクリックします。

    1. メール送信機能を使用する場合は、以下の項目を設定してください。

      入力項目

      初期値

      SMTPサーバのホスト名またはIPアドレス

      なし

      SMTPサーバのポート番号

      25

      送信者メールアドレス

      なし

      送信者名

      なし

      送信異常時リトライ間隔(秒)

      300

      送信異常時リトライ回数

      10

      ポイント

      「送信異常時リトライ間隔(秒)」と「送信異常時リトライ回数」は、トラブル復旧の目標時間などの運用ポリシーに合わせて設定してください。

      明確な運用ポリシーがない場合は、デフォルト値を設定してください。

    2. メール送信機能を使用しない場合は、[メール送信機能を使用する]のチェックボックスを外してください。

  7. [設定内容の確認]画面が表示されます。

    設定に誤りがない場合は、[次へ]ボタンをクリックしてセットアップを開始してください。

  8. セットアップが完了すると以下の画面が表示されます。

    [完了]ボタンをクリックします。


【Linux】

以下のコマンドを実行してセットアップを行います。

/opt/FJSVcfmgm/bin/swcfmg_setup -s

  1. [ようこそ]画面が表示されます。[Enter]キーを押します。

    ================================================================================
                Systemwalker Software Configuration Manager セットアップ
                                        V15.6.0
                          Copyright 2010-2016 FUJITSU LIMITED
    ================================================================================
    
    Systemwalkerセットアップへようこそ!!
    Systemwalker Software Configuration Managerをセットアップします。
    
    リターンキーを押してください。
  2. [セットアップの開始]が表示されます。“y”を入力します。

    ================================================================================
                Systemwalker Software Configuration Manager セットアップ
                                        V15.6.0
                          Copyright 2010-2016 FUJITSU LIMITED
    ================================================================================
    
    Systemwalker Software Configuration Manager (管理サーバ)
    
    セットアップを開始しますか?
    [y,n]
    => 
  3. [運用環境のユーザー設定]画面が表示されます。

    1. LDAPのリポジトリ管理者(svuser)のパスワードを指定します。

      ServerView Operations Managerに設定した値を指定してください。$\"=|[]:*;+,<>?/および半角空白、全角文字は使用できません。

      << 運用環境のユーザー設定 >>
      LDAPのリポジトリ管理者のパスワードの設定をします。
      =================================================================================
      
      LDAP(OpenDJ/OpenDS)の管理者(svuser)のパスワードを入力してください。
      => 
    2. LDAPに登録するプロセス制御用ユーザーのユーザー名を32文字以内で指定します。LDAPに存在しないユーザー名を指定してください。$\"=|[]:*;+,<>?/および半角空白、全角文字は使用できません。

      << 運用環境のユーザー設定 >>
      LDAPに登録するプロセス制御用ユーザーの設定をします。
      =================================================================================
      
      LDAP(OpenDJ/OpenDS)に登録するプロセス制御用ユーザーのユーザー名を入力してください。
      =>
    3. LDAPに登録するプロセス制御用ユーザーのパスワードを64文字以内で指定します。$\"=|[]:*;+,<>?/および半角空白、全角文字は使用できません。

      << 運用環境のユーザー設定 >>
      LDAPに登録するプロセス制御用ユーザーの設定をします。
      =================================================================================
      
      LDAP(OpenDJ/OpenDS)に登録するプロセス制御用ユーザーのパスワードを入力してください。
      => 
  4. [WSUSの設定]画面が表示されます。WSUSサーバの使用の有無について設定します。

    << WSUSの設定 >>
    WSUSサーバを使用する際に必要な環境情報を設定します。
    =================================================================================
    
    WSUSサーバの使用の有無を入力してください。
    
    1. WSUSサーバを使用する
    2. WSUSサーバを使用しない
    [number,q]
    => 
  5. WSUSサーバを使用する場合は、WSUSサーバのIPアドレスを入力します。

    << WSUSの設定 >>
    WSUSサーバとして登録するIPアドレスを設定します。
    =================================================================================
    
    登録するWSUSサーバのIPアドレスを入力してください
    => 
  6. 複数のWSUSサーバを継続して登録する場合は、WSUSサーバのIPアドレスを入力します。

    登録を完了する場合は、“e”を入力します。

    << WSUSの設定 >>
    WSUSサーバとして登録するIPアドレスを設定します。
    =================================================================================
    
    [登録するWSUSサーバのIPアドレス一覧]
    WSUSサーバ1: 192.168.10.10
    
    継続して登録する場合はIPアドレス、登録を完了する場合は[e]を入力してください
    [IPAddress,e,q]
    => 
  7. [メディアライブラリの設定]画面が表示されます。

    メディアライブラリのインストール先ディレクトリを入力します。

    <<メディアライブラリの設定 >>
    Systemwalker Software Configuration Managerが使用するメディアライブラリの設定をします。
    =================================================================================
    
    メディアライブラリのインストール先ディレクトリを指定してください。
    インストール先ディレクトリ(変更可): /var/opt/FJSVcfmgm/repository
    
    上記の設定でよろしいですか?
    [y,n,q]
    => 
  8. [CMDBマネージャの設定]画面が表示されます。

    データベースのインストール先ディレクトリを入力します。

    ただし、すでにServerView Resource Orchestratorなどの製品が導入済みの場合、本設定値は無効となり、導入済み製品の格納先を利用します。

    <<CMDBマネージャの設定 >>
    Systemwalker Software Configuration Managerが使用するCMDBマネージャの設定をします。
    =================================================================================
    
    既存のDB: 未設定
    
    データベースのインストール先ディレクトリを指定してください。
    インストール先ディレクトリ(変更可): /var/opt 
    
    上記の設定でよろしいですか?
    [y,n,q]
    => 
  9. [メール送信機能の環境設定]画面が表示されます。メール送信機能の使用の有無について設定します。

    << メール送信機能の環境設定 >>
    メール送信機能を利用する際に必要な環境情報を設定します。
    =================================================================================
    
    メール送信機能の使用の有無を入力してください。
    
    1. メール送信機能を使用する
    2. メール送信機能を使用しない
    [number,q]
    => 
  10. メール送信機能を使用する場合は、メール送信機能の設定を行います。

    1. SMTPサーバのホスト名またはIPアドレスを入力します。

      << メール送信機能の環境設定 >>
      メール送信機能を利用する際に必要な環境情報を設定します。
      =================================================================================
      
      [設定情報]
      メール送信機能: 使用する
      SMTPサーバのホスト名:
      SMTPサーバのポート番号: 25
      送信者メールアドレス:
      送信者名:
      送信異常時リトライ間隔(秒): 300
      送信異常時リトライ回数: 10
      
      SMTPサーバのホスト名またはIPアドレスを入力してください。
      => 
    2. SMTPサーバのポート番号を入力します。

      << メール送信機能の環境設定 >>
      メール送信機能を利用する際に必要な環境情報を設定します。
      =================================================================================
      
      [設定情報]
      メール送信機能: 使用する
      SMTPサーバのホスト名: smtp-server.example.com
      SMTPサーバのポート番号: 25
      送信者メールアドレス:
      送信者名:
      送信異常時リトライ間隔(秒): 300
      送信異常時リトライ回数: 10
      
      SMTPサーバのポート番号を入力してください。
      何も入力せずにリターンキーを押した場合、[default: 25]が設定されます。
      => 
    3. 送信者メールアドレスを入力します。

      << メール送信機能の環境設定 >>
      メール送信機能を利用する際に必要な環境情報を設定します。
      =================================================================================
      
      [設定情報]
      メール送信機能: 使用する
      SMTPサーバのホスト名: smtp-server.example.com
      SMTPサーバのポート番号: 25
      送信者メールアドレス:
      送信者名:
      送信異常時リトライ間隔(秒): 300
      送信異常時リトライ回数: 10
      
      送信者メールアドレスを入力してください。
      => 
    4. 送信者名を入力します。

      << メール送信機能の環境設定 >>
      メール送信機能を利用する際に必要な環境情報を設定します。
      =================================================================================
      
      [設定情報]
      メール送信機能: 使用する
      SMTPサーバのホスト名: smtp-server.example.com
      SMTPサーバのポート番号: 25
      送信者メールアドレス: smtp-server@example.com
      送信者名: 
      送信異常時リトライ間隔(秒): 300
      送信異常時リトライ回数: 10
      
      送信者名を入力してください。
      => 
    5. 送信異常時のリトライ間隔を入力します。

      << メール送信機能の環境設定 >>
      メール送信機能を利用する際に必要な環境情報を設定します。
      =================================================================================
      
      [設定情報]
      メール送信機能: 使用する
      SMTPサーバのホスト名: smtp-server.example.com
      SMTPサーバのポート番号: 25
      送信者メールアドレス: smtp-server@example.com
      送信者名: Smtp Server
      送信異常時リトライ間隔(秒): 300
      送信異常時リトライ回数: 10
      
      送信異常時リトライ間隔(秒)を入力してください。
      何も入力せずにリターンキーを押した場合、[default: 300]が設定されます。
      => 
    6. 送信異常時のリトライ回数を入力します。

      << メール送信機能の環境設定 >>
      メール送信機能を利用する際に必要な環境情報を設定します。
      =================================================================================
      
      [設定情報]
      メール送信機能: 使用する
      SMTPサーバのホスト名: smtp-server.example.com
      SMTPサーバのポート番号: 25
      送信者メールアドレス: smtp-server@example.com
      送信者名: Smtp Server
      送信異常時リトライ間隔(秒): 300
      送信異常時リトライ回数: 10
      
      送信異常時リトライ回数を入力してください。
      何も入力せずにリターンキーを押した場合、[default: 10]が設定されます。
      => 
    7. メール送信機能の設定情報を確認し、“y”を入力します。

      << メール送信機能の環境設定 >>
      メール送信機能を利用する際に必要な環境情報を設定します。
      =================================================================================
      
      [設定情報]
      メール送信機能: 使用する
      SMTPサーバのホスト名: smtp-server.example.com
      SMTPサーバのポート番号: 25
      送信者メールアドレス: smtp-server@example.com
      送信者名: Smtp Server
      送信異常時リトライ間隔(秒): 300
      送信異常時リトライ回数: 10
      
      上記の設定でよろしいですか?
      [y,n,q]
      => 

    ポイント

    「送信異常時リトライ間隔(秒)」と「送信異常時リトライ回数」は、トラブル復旧の目標時間などの運用ポリシーに合わせて設定してください。

    明確な運用ポリシーがない場合は、デフォルト値を設定してください。

  11. [設定内容の確認]画面が表示されます。

    設定に誤りがない場合は、”y”を入力してセットアップを開始してください。

    << 設定内容の確認 >>
    設定した内容が正しいことを確認し、セットアップを開始します。
    =================================================================================
    
    [運用環境のユーザー設定]
    管理者(svuser)のパスワード: *********
    プロセス制御用ユーザーのユーザー名: swcfmgadmin
    プロセス制御用ユーザーのパスワード: *********
    
    [WSUSの設定]
    WSUSサーバ: 使用する
    登録するWSUSサーバのIPアドレス一覧:
    WSUSサーバ1: 192.168.10.10
    
    [メディアライブラリの設定]
    メディアライブラリのインストール先ディレクトリ: /var/opt/FJSVcfmgm/repository
    
    [CMDBマネージャの設定]
    データベースのインストール先ディレクトリ:/var/opt
    
    [メール送信機能の環境設定]
    メール送信機能: 使用する
    SMTPサーバのホスト名: smtp-server.example.com
    SMTPサーバのポート番号: 25
    送信者メールアドレス: smtp-server@example.com
    送信者名: Smtp Server
    送信異常時リトライ間隔(秒): 300
    送信異常時リトライ回数: 10
    
    上記の設定でセットアップを開始しますか?
    [y,q]
    => 
  12. セットアップが完了すると以下の画面が表示されます。

    Systemwalker Software Configuration Manager の環境設定が正常に終了しました。
    Systemwalker Software Configuration Manager の導入ガイドを参考にセットアップ後の処理を行ってください。