辞書利用者定義ツールを使用して、「利用者インスタンスの作成」と「利用者のアクセス権の定義」の作業を実施し、辞書の利用者定義を行います。
手順は次のとおりです。
手順
辞書の利用者名とパスワードを決定します。
項目 | 値の条件 | 例 |
---|---|---|
辞書の利用者名 | 「コマンドリファレンス JSVRFX編」の4.3.2項の「createuser.ddl」を参照してください。 | jsvr_usr |
パスワード | 「コマンドリファレンス JSVRFX編」の4.3.2項の「createuser.ddl」を参照してください。 | jsvr_psw |
注意
デフォルトで設定されている利用者名/パスワードは、運用開始までに必ず変更してください。
定期的なパスワードの変更をしてください。パスワードの変更方法については、「コマンドリファレンス JSVRFX編」の4.2.4.3項を参照してください。
辞書利用者定義ツールの設定ファイル"createuser.ddl"を設定します。設定する内容や、設定時の注意事項については、「コマンドリファレンス JSVRFX編」の4.3.2項の「createuser.ddl」を参照してください。
例
C:\Program Files\JapanistSVR\rdbuserdef\createuser.ddl
SET SYSTEM PARAMETER USER_CONTROL=YES; CREATE USER jsvr_usr WITH DBMS PASSWORD 'jsvr_psw' FOR USER MAX_CONNECTION=0;
青字の部分は、実際の辞書の利用者名とパスワードに応じて指定する
辞書利用者定義ツールの設定ファイル"grant.ddl"を設定します。設定する内容や、設定時の注意事項については、「コマンドリファレンス JSVRFX編」の4.3.2項の「grant.ddl」を参照してください。
例
C:\Program Files\JapanistSVR\rdbuserdef\grant.ddl
GRANT SELECT ON TABLE JSVR.kanji TO jsvr_usr; GRANT SELECT ON TABLE JSVR.tango TO jsvr_usr; GRANT SELECT ON TABLE JSVR.jyusho TO jsvr_usr; GRANT SELECT ON TABLE JSVR.kuinname TO jsvr_usr; GRANT SELECT ON TABLE JSVR.kuinzip TO jsvr_usr; GRANT SELECT ON TABLE JSVR.resourcedate TO jsvr_usr;
青字の部分は、実際の辞書の利用者名に応じて指定する
辞書利用者定義ツールを実行して、「利用者インスタンスの作成」と「利用者のアクセス権の定義」を行います。
例
実行コマンドの例
> cd /d C:\Program Files\JapanistSVR\rdbuserdef > createuser.bat > grant.bat