Charset-Web入力のシステム構成について説明します。
図2.2 システム構成図
Charset Manager日本語資源運用では、Charset-Web入力で使用する外字や辞書を含め、様々なオペレーティングシステムの外字や、文字コード変換テーブルを含めた日本語資源をCharset Manager-Mで管理し運用することができます。また、資源管理サーバから部門サーバへ、日本語資源を配付することができます。
これにより、アプリケーションでの表示入力、帳票出力、バッチ、システム連携など様々なシーンで日本語を利用する際に、日本語資源を統合して管理し運用することができます。
日本語資源運用の特長や詳細は、Charset Managerの「概説書」を参照してください。
Charset Manager日本語資源運用では、日本語資源の配付方法に、以下の2つがあります。
以下のいずれかの手段により、部門サーバに配付します。
Charset Managerの資源配付機能で配付する
オフラインで配付する(他のファイル転送ソフトや媒体など、一般的なファイル転送を使用する)
注意
資源管理サーバと部門サーバは、別々のコンピュータで運用することを強くおすすめします。
やむを得ず、資源管理サーバと部門サーバを1台のコンピュータで運用する場合は、「付録B 資源管理サーバと部門サーバを1台のコンピュータ上にインストールする方法」の内容をよく確認した上で、インストールおよび運用を行ってください。
Charset Manager日本語資源運用では、日本語資源の反映方法に、以下の2つがあります。
以下のいずれかの手段により、Charset-Web入力の資源を反映します。
Charset-Web入力がCharset Managerにより配付されたフォルダを自動判別し、資源を反映する運用です。Charset Managerの資源配付機能を使用する場合は、こちらの運用方法をおすすめします。
Charset-Web入力に対し、配付されたフォルダを直接指定し、資源を反映する運用です。Charset Managerの資源配付機能を使用せず、オフラインで配付する場合は、こちらの運用方法を使用してください。