Charset-Web入力の運用開始後に、運用文字コードを変更する場合は、次の事項に注意してください。
運用文字コードを変更するときは、Charset-Web入力のシステム全体(資源管理サーバの業務/部門サーバ/Charset-Web入力を利用しているアプリケーション)で同時に同じ変更をする必要があります。
運用文字コードを変更すると、それ以前に業務で運用していた日本語資源を、継続して運用することはできません。
運用文字コードを変更する前に、「第3章 データのバックアップ」を参照して、必要なデータのバックアップを完了させてください。
Charset-辞書オプションを導入している場合は、運用文字コードの変更後に、必要なCharset-辞書オプションの再インストールが必要になる場合があります。
運用文字コードを、次のように変更する場合は、別途、マルチ文字コードオプションが必要となります。
基本コード運用で使用する運用文字コード
ベンダコード運用または基盤コード運用で使用する運用文字コード
JSVRAX運用の場合、使用できる運用文字コードはUnicode(MS)またはUnicode(2004MS)のいずれかとなります。そのため、JSVRAX運用のまま、これら以外の運用文字コードへ変更することはできません。
また、運用文字コードの変更の際には、使用する文字処理定義についてもあわせて検討してください。
変更の手順中で、Charset-Web入力またはマルチ文字コードオプションのインストールメディアが必要になる場合がありますので、あらかじめ準備してください。
負荷分散を行う場合、対象とするサーバグループ間で、異なる運用文字コードおよび文字エンコーディングを使用することはできません。