Formcoordinatorで扱う電子フォームの作成には、Formcoordinatorデザイナを使用します。ここではFormcoordinatorデザイナを使って、電子フォーム内にCharset-Web入力のJSVR部品を配置する手順について説明します。
Formcoordinatorデザイナを用いて、電子フォームを作成します。詳しくは、「Formcoordinatorデザイナ ユーザーズガイド」の「電子フォームの作成」を参照してください。
ここではFormcoordinatorデザイナを用いて、作成中の電子フォームの中にCharset-Web入力のJSVR部品を組み込む方法を説明します。
手順
ブルダウンメニューの[挿入]-[項目]-[テキスト]を選択します。
マウスカーソルが十字カーソルになります。
編集領域の、テキスト項目を挿入する位置でドラッグして領域を広げ、マウスボタンを離します。
テキスト項目が挿入されます。
作成されたテキスト項目上で右クリックし、[プロパティ]を選択します。
[テキスト項目]ダイアログが表示されます。
[入力種別]タブをクリックします。
各項目の値を次の表のように設定します。
設定項目 | 設定方法 |
---|---|
入力種別 | [エディットボックス]をチェックします。 |
入力タイプ指定 | [日本語のみ]をチェックします。 |
初期表示テキスト | 初期表示したい文字列を設定します。 |
読み取り専用 | 入力不可の項目にする場合にはチェックをオン、入力可能とする場合にはオフにします。 |
Web入力を使用する | チェックをオンにします。 このチェックがオフのときは、Charset-Web入力のJSVR部品を使用できません。 |
変換モード | かな漢字変換を行う際の辞書の[変換種別]を設定します。「コマンドリファレンス JSVR部品 JSVR-Webサービス JSVRAX編」の1.2.2項「プロパティ構造体」の「strSearchId」の解説の表中にあるリテラルを使って指定します。詳しくは上記の解説を参照してください。 |
その他のタブのテキスト項目の設定については、「Formcoordinatorデザイナ ユーザーズガイド」を参照してください。
設定したら、[OK]ボタンをクリックします。
[テキスト項目]ダイアログが終了します。
注意
テキスト項目のプロパティで、「Web入力を使用する」を有効にする場合は、まず「入力種別」、「入力タイプ指定」を上記表のとおりに設定する必要があります。
テキスト項目のプロパティの「変換モード」で入力できる設定値は、半角で16文字までです。
作成した電子フォームのデータを、FormcoordinatorとCharset-Web入力がセットアップされたWebサーバに配置して、動作を確認します。
Webサーバに電子フォームを配置する方法については、「Formcoordinator ユーザーズガイド」の「Webサーバにファイルを配置する」を参照してください。
クライアントのWebブラウザより、Charset-Web入力のJSVR部品を設定した入力項目で、正しく入力ができることを確認してください。