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Interstage Charset Manager Standard Edition Web入力 Agent V9 運用ガイド JSVR部品 JSVR-Webサービス JSVRAX編
FUJITSU Software

6.1.4 電子フォームの作成

Formcoordinatorで扱う電子フォームの作成には、Formcoordinatorデザイナを使用します。ここではFormcoordinatorデザイナを使って、電子フォーム内にCharset-Web入力のJSVR部品を配置する手順について説明します。

6.1.4.1 Formcoordinatorデザイナとは

Formcoordinatorデザイナとは、電子フォームを作成するためのソフトウェアです。作成された電子フォームは、Formcoordinatorを用いて、Webでの申請処理や伝票処理を行うことができます。

6.1.4.2 電子フォームの作成について

Formcoordinatorデザイナを用いて、電子フォームを作成します。詳しくは、「Formcoordinatorデザイナ ユーザーズガイド」の「電子フォームの作成」を参照してください。

6.1.4.3 JSVR部品の配置

ここではFormcoordinatorデザイナを用いて、作成中の電子フォームの中にCharset-Web入力のJSVR部品を組み込む方法を説明します。

手順

  1. ブルダウンメニューの[挿入]-[項目]-[テキスト]を選択します。

    マウスカーソルが十字カーソルになります。

  2. 編集領域の、テキスト項目を挿入する位置でドラッグして領域を広げ、マウスボタンを離します。

    テキスト項目が挿入されます。

  3. 作成されたテキスト項目上で右クリックし、[プロパティ]を選択します。

    [テキスト項目]ダイアログが表示されます。

  4. [入力種別]タブをクリックします。

  5. 各項目の値を次の表のように設定します。

    設定項目

    設定方法

    入力種別

    [エディットボックス]をチェックします。

    入力タイプ指定

    [日本語のみ]をチェックします。

    初期表示テキスト

    初期表示したい文字列を設定します。

    読み取り専用

    入力不可の項目にする場合にはチェックをオン、入力可能とする場合にはオフにします。

    Web入力を使用する

    チェックをオンにします。

    このチェックがオフのときは、Charset-Web入力のJSVR部品を使用できません。

    変換モード

    かな漢字変換を行う際の辞書の[変換種別]を設定します。「コマンドリファレンス JSVR部品 JSVR-Webサービス JSVRAX編」の1.2.2項「プロパティ構造体」の「strSearchId」の解説の表中にあるリテラルを使って指定します。詳しくは上記の解説を参照してください。

  6. その他のタブのテキスト項目の設定については、「Formcoordinatorデザイナ ユーザーズガイド」を参照してください。

  7. 設定したら、[OK]ボタンをクリックします。

    [テキスト項目]ダイアログが終了します。

注意

  • テキスト項目のプロパティで、「Web入力を使用する」を有効にする場合は、まず「入力種別」、「入力タイプ指定」を上記表のとおりに設定する必要があります。

  • テキスト項目のプロパティの「変換モード」で入力できる設定値は、半角で16文字までです。

6.1.4.4 作成した電子フォームの動作テスト

作成した電子フォームのデータを、FormcoordinatorとCharset-Web入力がセットアップされたWebサーバに配置して、動作を確認します。

Webサーバに電子フォームを配置する方法については、「Formcoordinator ユーザーズガイド」の「Webサーバにファイルを配置する」を参照してください。

クライアントのWebブラウザより、Charset-Web入力のJSVR部品を設定した入力項目で、正しく入力ができることを確認してください。