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Interstage Charset Manager Standard Edition Web入力 Agent V9 運用ガイド JSVR部品 JSVR-Webサービス JSVRAX編
FUJITSU Software

4.1.2 サンプルページの使い方

サンプルページを利用する方法を説明します。

なお、次の環境を例として説明します。

項目

設定

Charset-Web入力のインストール先

C:\Program Files\JapanistSVR

Webサーバの公開ドメイン名

SERVERNAME:PORT

注意

ここで説明している部門サーバ上での操作は、管理者権限を持つユーザで行ってください。

1.サンプルページのコピー

インストールされているサンプルページを、サンプルページが置かれているフォルダごと、"Charset-Web入力のインストール先\j_svr\page"フォルダにコピーします。

コマンドライン操作の例

> xcopy "C:\Program Files\JapanistSVR\sample" "C:\Program Files\JapanistSVR\j_svr\page\sample" /s /i

2.環境に合わせた修正

コピーしたサンプルページを、環境に合わせて修正します。

注意

ソースコードの行の先頭に「数字:」(例えば"1 : "など)と表記していますが、これは見やすさのために便宜的に追加した行番号です。

sample_javascript.jspの場合

サンプルページの次の箇所を修正します。

サンプルページのソースコード(抜粋)

1 : /*
2 :  *
3 :  * 変数定義 (★)
4 :  *
5 :  */
6 : final String cstrADOPTED_CHARSET = "EJ_SJIS";
7 : final String cstrHTML_CHARSET = "Windows-31J";
8 : final String cstrSCRIPT_PATH = "/j_svr/page/ime/";

変更箇所

変更方法

cstrADOPTED_CHARSETの値

環境ファイル(Users.properties)のCHARACTER.CHARSETNAMEと同じ値を指定します。

cstrHTML_CHARSETの値

環境ファイル(JapanistSVR.ini)のHTML_CHARSETと同じ値を指定します。

cstrSCRIPT_PATHの値

環境ファイル(JapanistSVR.ini)のSCRIPT_PATHと同じ値を指定します。

sample_taglib.jspの場合

サンプルページの次の箇所を修正します。

サンプルページのソースコード(抜粋)

1 : /*
2 :  *
3 :  * 変数定義 (★)
4 :  *
5 :  */
6 : final String cstrADOPTED_CHARSET = "EJ_SJIS";
7 : final String cstrHTML_CHARSET = "Windows-31J";
8 : final String cstrJSVRPath = "/j_svr";

変更箇所

変更方法

cstrADOPTED_CHARSETの値

環境ファイル(Users.properties)のCHARACTER.CHARSETNAMEと同じ値を指定します。

cstrHTML_CHARSETの値

環境ファイル(JapanistSVR.ini)のHTML_CHARSETと同じ値を指定します。

cstrJSVRPathの値

j_svrのサーバのドキュメントルートに対する相対パスを"/XXXX"の形で指定します。

例えば、環境ファイル(JapanistSVR.ini)で"SCRIPT_PATH=/j_svr/page/ime/"と設定している場合は、"/j_svr"と指定します。

さらに、サーブレットコンテナとして、Interstage Application ServerのJ2EE環境またはTomcatを使用している場合は、Webアプリケーションとしてのj_svrに対し、コンテキストを共有する設定を行う必要があります。詳しくは「コマンドリファレンス JSVR部品 JSVR-Webサービス JSVRAX編」の1.4.1項の「Charset-Web入力のWebアプリケーションContextの参照を許可」の説明を参照してください。

Interstage Application Server(J2EE)の場合

Interstage管理コンソールから、Charset-Web入力用のワークユニットの設定で、[Webアプリケーション]の[環境設定]の[コンテキストの共有]を[する]に設定します。

Interstage管理コンソールの使用方法について詳しくは、Interstage Application Serverのオンラインマニュアルを参照してください。

参考

Interstage Application Serverを使用している場合は、サンプルページを修正した後で、Charset-Web入力のWARファイルの作成および再配備を行ってください。詳しくは、「導入ガイド JSVR部品 JSVR-Webサービス JSVRAX編」の6.6.1.3項、6.6.2.3項または6.6.3.3項を参照してください。

3.クライアントでの表示

クライアントPC上のWebブラウザで、次のURLを開きます。

Webサーバの公開ドメイン名やポート番号は、環境に合わせて記述してください。

sample_javascript.jspの場合
http://SERVERNAME:PORT/j_svr/page/sample/sample_javascript.jsp
sample_taglib.jspの場合
http://SERVERNAME:PORT/j_svr/page/sample/sample_taglib.jsp
Webブラウザでの表示結果(sample_javascript.jspの場合)