次のように設定する場合を例として説明します。
設定項目 | 値 |
---|---|
ワークユニット名 | JSVRAX |
JSVR-CSVサービスのWARファイル名 | jsvr_csv.war |
Charset-Web入力のインストール先 | C:\Program Files\JapanistSVR |
JSVR-Webサービス環境ファイルを、運用する環境にあわせて設定します。詳しくは、「コマンドリファレンス JSVR部品 JSVR-Webサービス JSVRAX編」を次のように参照してください。
参照事項 | 参照先 |
---|---|
JSVR-Webサービス環境ファイルの格納位置 | 「コマンドリファレンス JSVR部品 JSVR-Webサービス JSVRAX編」の5.1.1項 |
設定時の注意事項 | 「コマンドリファレンス JSVR部品 JSVR-Webサービス JSVRAX編」の5.1.3項 |
設定項目の説明 | 「コマンドリファレンス JSVR部品 JSVR-Webサービス JSVRAX編」の5.2節 |
注意
WEBSERVICE.SYSTEM_OPT_CSVHEADER、WEBSERVICE.SYSTEM_OPT_CSVRESPONSECHARSET、およびWEBSERVICE.SYSTEM_OPT_CSVREQUESTCHARSETについては、次のように設定してください。
WEBSERVICE.SYSTEM_OPT_CSVHEADER=true(JSVR-CSVインタフェースのレスポンスに情報ヘッダが付加されるように設定する)
WEBSERVICE.SYSTEM_OPT_CSVRESPONSECHARSET=csWindows31J(JSVR-CSVインタフェースのレスポンスデータの文字コード名を"csWindows31J"に設定する)
WEBSERVICE.SYSTEM_OPT_CSVREQUESTCHARSET=csWindows31J(JSVR-CSVインタフェースのリクエストデータの文字コード名を"csWindows31J"に設定する)
例
JSVR-Webサービス環境ファイルの各項目の設定例
"★"がついている項目を設定する
GLYPH.FONT_DIR=C:\\Program Files\\JapanistSVR\\fonts CHARACTER.CHARSETNAME=EJ_UNICODE2004MS ★運用文字コードを指定する HWRECOG.SERVICE_PORT=8088 WEBSERVICE.DB_LOOKUP_NAME=java:comp/env/jdbc/CMWEB.JSVR ★J2EE環境の場合はこのように設定する WEBSERVICE.SYSTEM_LOGPATH=C:\\Program Files\\JapanistSVR\\logs WEBSERVICE.SYSTEM_OPT_CSVHEADER=true ★初期値のまま、変更しない WEBSERVICE.SYSTEM_OPT_CSVRESPONSECHARSET=csWindows31J ★初期値のまま、変更しない WEBSERVICE.SYSTEM_OPT_CSVREQUESTCHARSET=csWindows31J ★初期値のまま、変更しない
手順
Interstage管理コンソールを起動し、管理者権限でログインします。
左ペインで[リソース]-[JDBC]を選びます。
右ペインで[新規作成]タブを選択します。
右ペインで次のように設定し、[作成]ボタンを押します。
項目名 | 値 |
---|---|
定義名 | CMWEB.JSVR |
データベースタイプ | Symfoware |
項目名 | 値 |
---|---|
データソースの種類 | Interstageのコネクションプーリングを使用する |
項目名 | 値 |
---|---|
ユーザ名 | jsvr_usr |
パスワード | jsvr_psw |
プロトコル | ローカル |
データ資源名 | ICMWA000.JSVR |
項目名 | 値 |
---|---|
デフォルトスキーマ名 | JSVR |
その他パラメタ | ctuneparam='CLI_WAIT_TIME=(30)' |
注意
[必須プロパティ]のユーザ名およびパスワードには、「6.4.3 辞書の利用者定義」で設定した辞書の利用者名とパスワードを設定してください。
1. WARファイルの作成
次の手順で、WARファイルを作成します。
手順
コマンドライン上で、"Charset-Web入力のインストール先\webservice\csv\webapps\JSVRCSVWS"フォルダに移動します。
jarコマンドを使用して、JSVRCSWSフォルダ内のファイルすべてをアーカイブしたWARファイルを作成します。
例
コマンドライン操作の例
> cd /d C:\Program Files\JapanistSVR\webservice\csv\webapps\JSVRCSVWS > jar -cf jsvr_csv.war *
2. ワークユニットの作成
次の手順で、ワークユニットを作成します。
手順
Interstage管理コンソールを起動し、管理者権限でログインします。
左ペインで、[Interstage管理コンソール]を展開した下層にある[ワークユニット]を選択します。
右ペインで、[新規作成]タブを選択します。[ワークユニット名]の欄にワークユニット名を入力します。
例
[ワークユニット名]に「JSVRAX」と入力します。
ワークユニットの設定項目を次のように入力し、[作成]ボタンをクリックします。
項目名 | 値 |
---|---|
クラスパス | C:\Program Files\JapanistSVR\rdbsys\SFWCLNT\JDBC\fjjdbc\lib\fjsymjdbc3.jar C:\Program Files\JapanistSVR\jsvrcore\jsvr.jar |
パス | C:\Program Files\JapanistSVR\rdbsys\SFWCLNT\JDBC\fjjdbc\bin C:\Program Files\JapanistSVR\rdbsys\SFWCLNT\ESQL\bin |
環境変数 | RDBNAME=ICMWA000 |
項目名 | 値 |
---|---|
jdbc/CMWEB.JSVR | チェックを入れる |
事前コネクト数 | 10 |
最大コネクション数 | 10 |
左ペインで、[Interstage管理コンソール]を展開した下層にある[ワークユニット]の下に、作成したワークユニットの名前が表示されたことを確認します。
3. ワークユニットへWARファイルを配備
次の手順で、ワークユニットにWARファイルを配備します。
手順
Interstage管理コンソールを起動し、管理者権限でログインします。
左ペインで、[Interstage管理コンソール]を展開した下層にある[ワークユニット]を選択し、さらにCharset-Web入力を動作させるためのワークユニットを選択します。
例
[Interstage管理コンソール]を展開した下層にある[ワークユニット]-[JSVRAX]を選択します。
右ペインで、[配備]タブを選択します。[配備ファイル]の欄にWARファイルをフルパスで指定します。
[配備]ボタンをクリックします。
4. ワークユニットへJSVRAXを配備
次の手順で、ワークユニットにJSVRAXを配備します。
手順
Interstage管理コンソールを起動し、管理者権限でログインします。
左ペインで、[Interstage管理コンソール]を展開した下層にある[ワークユニット]を選択し、配備先のワークユニットを選択します。
例) [Interstage管理コンソール]を展開した下層にある[ワークユニット]-[JSVRAX]を選択します。
右ペインで、[配備]タブを選択します。[配備ファイル]の欄に"Charset-Web入力のインストール先\webservice\csv\webapps\JSVRAX"フォルダのフルパスを指定します。
例) "C:\Program Files\JapanistSVR\webservice\csv\webapps\JSVRAX"を指定します。
[配備]ボタンをクリックします。
5. ワークユニットの起動
WARファイルを配備したワークユニットを起動してください。