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Interstage Charset Manager Standard Edition V9 使用手引書 日本語資源管理編
FUJITSU Software

用語集

Charset-Web入力

Webシンクライアント環境で、外字およびベンダ文字の入力・表示を可能とする、日本語処理基盤製品です。Charset-Web入力は、イントラネット環境およびインターネット環境で使用することができます。

製品の特長などについては、“Charset-Web入力 導入ガイド”の第1章を参照してください。

Charset-入力アシスト

Charset-入力アシストは、Charset Managerのクライアントライセンス(入力機能付き)に含まれる入力機能のことです。クライアントPC上で、外字およびベンダ文字のかな漢字変換による入力を可能にします。Charset-入力アシストは、日本語資源管理で日本語資源を運用し、それをクライアントPC上で利用している環境にて使用することができます。

製品の特長などについては、“Charset Manager 使用手引書 入力機能編”を参照してください。

IVS

「Ideographic Variation Sequence(漢字字形指示列)」のことです。「基底文字」の直後に「VS」を付加した結合文字列の形で、特定の字形を指定する際に使用します。

KUIN検索ライブラリ

KUIN住所検索ライブラリ、KUIN氏名検索ライブラリおよび難読苗字検索ライブラリの総称です。KUIN住所検索ライブラリは、日本全国の地名をかな漢字変換するために連携することができる製品です。KUIN氏名検索ライブラリおよび難読苗字検索ライブラリは、日本の苗字および名前をかな漢字変換するために連携することができる製品です。

VS

「Variation Selector(字形選択子、俗に異体字セレクタともいいます)」のことです。IVSを表現する際には、U+E0100~U+E01EFが使用されます。

異体字グループ

字形の似た文字(異体字)をまとめて扱うための概念です。一般に、国語的な意味で使われる「異体字」とは、必ずしも一致しません。

運用辞書

部門サーバやクライアントで、文字の表示、漢字検索やかな漢字変換のために使われる、以下の辞書の総称です。配付の際に作成されます。

  • Web入力辞書

    運用文字コード辞書(文字の入力や表示などに使用する辞書)

    運用漢字辞書(漢字検索に使用する辞書)

    運用単語辞書(かな漢字変換で使用する辞書)

    運用基盤フォント属性辞書(文字に付けられた、よみや部首などの属性を表示するための辞書)

    運用部品辞書(手書き入力の文字部品として使用する辞書)

    運用基本住所辞書(変換種別が[住所入力]の時に、住所をかな漢字変換するために使用する辞書)

    運用KUIN住所辞書(変換種別が[KUIN住所]の時に、かな漢字変換で使用する辞書)

    運用KUIN氏名辞書(変換種別が[KUIN氏名]の時に、かな漢字変換で使用する辞書)

  • 入力アシスト辞書

    運用漢字辞書(漢字検索に使用する辞書)

    運用単語辞書(かな漢字変換で使用する辞書)

    運用部品辞書(手書き入力の文字部品として使用する辞書)

  • ベンダIME辞書

    運用単語辞書(かな漢字変換で使用する辞書)

運用辞書生成

配付の際に、漢字辞書や単語辞書などから運用辞書を生成する機能です。業務の定義において「辞書の環境設定」を使用することで、動作の設定やテンプレートの変更などを行うことができます。

外字

標準で定義されていない文字です。(ユーザ定義文字)

漢字辞書

漢字のよみや画数などの属性情報を定義した辞書です。Charset-Web入力やCharset-入力アシストで、漢字の検索や入力に使用されます。漢字辞書一覧を使って編集を行います。

漢字辞書一覧

漢字辞書を編集する機能です。利用者が作成した外字や既定の内字に、よみや画数などの属性情報を設定できます。

業務

日本語資源を共有する運用の単位です。

クライアントグループ

同じ日本語資源を適用する配付先クライアントのグループです。クライアントグループはサーバグループの配下に属します。

コード変換テーブル

Charset Managerの標準コード変換(iconv)で使用する変換テーブルです。

サーバグループ

同じ日本語資源を適用する配付先部門サーバのグループです。

字義

その文字の、意味や解説を表します。

辞書用外字

入力辞書で使用するための外字を定義するフォントです。

単語辞書

単語単位のよみを定義した辞書です。Charset-Web入力、Charset-入力アシストおよびベンダIMEで、かな漢字変換に使用されます。単語辞書一覧を使って編集を行います。

単語辞書一覧

単語辞書を編集する機能です。かな漢字変換で使用する単語の追加/削除や、属性情報を設定できます。

テンプレート

運用辞書を生成する際に参照される定義データです。

内字

標準で定義されている文字です。

名のり

その文字を、苗字や名前の中で使用するときの「よみ」です。

日本語資源

外字フォント、コード変換テーブル、入力辞書をまとめて指します。

入力辞書

文字を入力するための辞書です。漢字辞書と単語辞書があります。

入力用マスタコード

Charset-Web入力、Charset-入力アシストまたはベンダIMEに対して、文字を管理する際の基礎となる文字コードです。

業務の定義の際に、業務で使用するアプリケーションや関連するデータベースなどで使用している文字コードを指定します。

Charset-Web入力の運用文字コードの設定と、合わせておく必要があります。

Charset-入力アシストやベンダIMEで使用されている文字コードに対しては、コード変換テーブルに従って変換されます。

部品

手書き検索する際に、漢字の一部を書いて認識するためのデータです。

ベンダIME

クライアントPC(Windows)上で動作する、市販のIME(かな漢字変換) です。本システムでは、MS-IME / Japanist / OAK / ATOKを対象とします。

ベンダIMEは、日本語資源管理で日本語資源を運用し、それをクライアントPC上で利用している環境にて使用することができます。

ベンダ固有文字

メーカー固有の文字コード系に含まれるJIS規格にない固有の文字です。

文字の同定

ある文字(同定元)が特定の文字セット(同定先)の中に含まれているかどうかを調べ、文字セット内の既存の文字と紐づけたり、外字として新たに登録したりすることです。