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Interstage Charset Manager Standard Edition V9 使用手引書 日本語資源管理編
FUJITSU Software

K.3.1 [文字同定]ウィンドウ

文字同定ツールを起動すると開くメインのウィンドウです。

[文字同定]ウィンドウが起動されると同時に、同定元と同定先を指定するウィザードが表示されます。ウィザードについては、“K.3.2 [同定元先指定]ダイアログ”を参照してください。

■コントロール

[同定元コード一覧表示]ビュー

同定元に転送ファイルまたは基盤コードリストを指定した場合に、同定元コード一覧が表示されます。その他の場合は何も表示されません。
コードを選択すると、同定元(コード)、同定元文字イメージ、[候補文字一覧]タブに同定先候補文字一覧、同定先(コード)、同定先文字イメージが表示されます。起動直後は同定元コード一覧のうち、未同定のコードの先頭が選択されています。
同定するとコードの横に緑の[済]マーク、外字登録するとコードの横に赤の[外]マークが表示され、カーソルが次の同定されていないコードに移動します。カーソルが一覧の末尾のコードにあった場合、一覧の中で同定されていない最初のコードに移動します。

[同定元]
コード

同定元に転送ファイルを指定した場合、同定元コードが表示されます。同定元に基盤コードを指定した場合、基盤コードが表示されます。
同定元に文字イメージの作成を指定した場合、何も表示されません。

文字イメージ

同定元に転送ファイルを指定した場合、転送ファイルから抽出した文字が表示されます。同定元に基盤コードを指定した場合、外字データライブラリの文字が表示されます。
同定元に文字イメージの作成を指定した場合、作成した文字イメージが表示されます。

[同定先]
コード

同定先候補文字一覧で選択した文字のコードと種別が表示されます。種別の種類は以下のとおりです。

種別

意味

<同定元>

入力となった転送ファイルに含まれている文字です。転送ファイルの文字と同定する場合のみ表示されます。

<内字>

同定先の内字です。

<外字>

同定先の外字です。

文字イメージ

同定先候補文字一覧で選択した文字の文字イメージが表示されます。

[候補文字一覧]タブ

自動検出した同定先候補文字一覧が表示されます。同定元に転送ファイルを指定した場合、同定先候補文字一覧には転送ファイルの文字も候補として表示されます。
文字を選択すると、同定先(コード)、同定先文字イメージが表示されます。自動検出直後は候補文字一覧の先頭の文字が選択されています。

[同定先情報]

同定先の業務、フォントシステム、書体を表示します。

[同定]ボタン

[同定]ボタンをクリックすると、選択されている候補文字に同定します。同定先の種別が<同定元>である場合、同定先の文字が同定済の状態か、外字登録されている必要があります。

[外字登録]ボタン

[外字登録]ボタンをクリックすると、同定元の文字を日本語資源管理の同定先業務/フォントシステム/書体に外字として登録することを決定し、その外字と同定します。同定先のコードは、同定先業務/フォントシステム/書体の外字域で外字が登録されていない最初のコードになります。
ただし、実際の登録はこの時点では行いません。文字同定ツールの終了時に、日本語資源管理に外字登録するかどうかを選択し、その時点で日本語資源管理に外字登録します。

■メニュー

[ファイル]メニュー
[開く]

同定の作業状態として保存していたファイルを開きます。

[作業状態の保存(上書き保存)]

同定の作業状態を保存します。

[作業状態の保存(名前を付けて保存)]

同定の作業状態に、名前を付けて保存します。

[終了]

文字同定ツールを終了します。終了時に以下の処理を行うことができます。

  • 作業状態の保存
    同定作業の状態を保存します。次回の起動時に保存したファイルを指定することで、作業途中の状態から開始することができます。作業状態の保存は、[ファイル]メニューの[作業状態の保存]で行うこともできます。

  • 日本語資源管理への外字登録
    [外]マークが付いた文字を日本語資源管理に外字登録します。なお、再度文字同定ツールを起動し未同定状態に戻した場合、登録した外字は日本語資源管理で削除する必要があります。

[管理]メニュー
[同定元先指定]

同定元、同定先を指定するウィザードが開始され、[同定元先指定]ダイアログが表示されます。(K.3.2 [同定元先指定]ダイアログ

[候補文字]メニュー
[出力]

指定されたディレクトリに同定元文字イメージと候補文字一覧(リスト)をhtmlファイル形式で出力します。index-candidate.htmlを開いて確認してください。
印刷して机上で同定作業をしたり、Charset Managerがインストールされていないマシンで同定作業をしたりすることができます。

[オプション] - [候補文字数変更]

候補文字として表示する文字数を変更します。設定できる数値は、1~28です。デフォルトは、28です。

[同定]メニュー
[同定]

[同定]ボタンと同じです。

[未同定に戻す]

同定されていない状態に戻します。
終了時に日本語資源管理への外字登録を行っていた場合は、文字同定ツール終了後に日本語資源管理から外字を削除してください。

[外字登録]

[外字登録]ボタンと同じです。

[結果出力]

指定されたディレクトリに同定結果を出力します。出力する内容については、“K.4 同定結果”を参照してください。

[表示]メニュー
[ステータスバー]

ステータスバーを表示するかどうかを指定します。

[ヘルプ]メニュー
[バージョン情報]

バージョン情報を表示します。