配付情報は、サーバグループ、クライアントグループから構成されます。
サーバグループとは、適用する日本語資源が同じ配付先の部門サーバをグループ化したものです。クライアントグループとは、サーバグループの下に属し、適用する日本語資源が同じ配付先のクライアントをグループ化したものです。
例えば、以下の例ではサーバグループAには部門サーバa、b、cが所属しており、それらはすべてSolフォントファイルを適用するグループになります。さらにサーバグループAに属するクライアントグループAは、Win1フォントファイルとIME辞書を適用するグループになります。クライアントグループAに含まれるクライアントはサーバグループAに属する部門サーバの資源を取得します。
また、サーバグループBのように、配下にクライアントグループを持たないサーバグループを定義することもできます。
運用形態の違いによる配付情報の設定方法
運用形態によって、配付情報をどのように構成すればよいかを以下に示します。
配付方法を選択する。どの方法でもよい。
サーバグループを追加し、サーバグループに適用するフォントシステムは設定しない。
配下にクライアントグループを追加し、クライアントグループに配付する資源を設定する。
配付方法を選択する。どの方法でもよい。
サーバグループを追加し、Charset-Web入力サーバであることを指定する。
配付方法を選択する。どの方法でもよい。
サーバグループを追加し、サーバグループに適用するフォントシステムを設定する。
配付方法を選択する。どの方法でもよい。
サーバグループを追加し、Charset-Web入力サーバであることを指定する。
配下にクライアントグループを追加し、クライアントグループに配付する資源を設定する。
配付方法を選択する。どの方法でもよい。
サーバグループを追加し、サーバグループに適用するフォントシステムを設定する。
配下にクライアントグループを追加し、クライアントグループに配付する資源を設定する。
配付方法を選択する。どの方法でもよい。
サーバグループを追加し、サーバグループに適用するフォントシステムは設定しない。
サーバグループの配付先の設定を資源管理サーバ自身にする。
配下にクライアントグループを追加し、クライアントグループに配付する資源を設定する。
注意
本運用形態の場合でも、日本語資源管理の配付を実行する必要はあります。
配付方法をCentric Managerまたはオフラインとする。
サーバグループを追加し、サーバグループに適用するフォントシステムは設定しない。
配下にクライアントグループを追加し、クライアントグループに配付する資源を設定する。
参考
資源管理サーバに対して資源を適用したい場合には、以下の方法があります。
クライアントの適用処理を行う
設定方法については、“Charset Manager 使用手引書 日本語資源適用編”の“第3章 クライアントでの日本語資源適用”を参照してください。
適用モードの切替えを行い、部門サーバの適用処理を行う。
設定方法については、“Charset Manager 使用手引書 日本語資源適用編”の“2.1.4 資源管理サーバで部門サーバの適用を行いたい場合”を参照してください。
部門サーバに対してクライアントの適用処理を行う場合、適用モードの切替えを行ってください。設定方法については、“Charset Manager 使用手引書 日本語資源適用編”の“3.1.5 部門サーバでクライアントの適用を行いたい場合”を参照してください。