IIS 8.0 / 8.5 / 10.0のセットアップについて説明します。
FTPサーバのインストール
FTPサーバがインストールされていない場合は、以下の方法でインストールを行います。
[スタート]ボタンを選択し、サーバマネージャを起動します。
左ペインの[ダッシュボード]を選択し、[役割と機能の追加]をクリックします。
「開始する前に」の画面で、[次へ(N)>]をクリックします。
「インストールの種類の選択」画面で、[役割ベースまたは機能ベースのインストール]を選択して、[次へ(N)>]をクリックします。
「対象サーバーの選択」画面で、[サーバープールからサーバーを選択]およびサーバープールから対象サーバを選択して、[次へ(N)>]をクリックします。
「サーバーの役割の選択」画面で、[Webサーバー(IIS)]をチェックします。
「役割と機能の追加ウィザード」ダイアログが表示されるので、[機能の追加]をクリックします。
「サーバーの役割の選択」画面で、[次へ(N)>]をクリックします。
「機能の選択」画面で、左ペインの[Webサーバーの役割(IIS)]-[役割サービス]をクリックします。
「役割サービスの選択」画面で、[役割サービス]から[FTPサーバー]をチェックして、[次へ(N)>]をクリックします。
「インストールオプションの確認」画面で、[インストール(I)]をクリックします。
インストールが完了したら、[閉じる]をクリックします。
管理ディレクトリの登録
管理ディレクトリの登録方法は、以下の3種類です。
FTPサイトを新規に作成し管理ディレクトリを設定する場合
既存のFTPサイトのホームディレクトリに管理ディレクトリを設定する場合
[スタート]ボタンを選択し、[Windows管理ツール]-[インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャ]をクリックします。
「インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャ」の画面で、左ペインの"コンピュータ名"をダブルクリックします。
コンピュータ名の下に表示された[サイト]を選択し、右ペインの[FTPサイトの追加...]をクリックします。
「サイト情報」画面で、[FTPサイト名]に“res_manager”、物理パスに“資源管理ディレクトリ名\res_manager”パスを設定し、[次へ(N)]をクリックします。
「バインドとSSLの設定」画面で、[バインド]の[IPアドレス]項目を“すべて未割り当て”、[ポート]に“21”、[SSL]に“無し”を指定し、[次へ(N)]をクリックします。
「認証および承認の情報」画面で、[認証]の“匿名”をチェックし、[承認]の[アクセスの許可]を“匿名ユーザー”、[アクセス許可]の“読み取り”、“書き込み”をチェックし、[終了(F)]をクリックします。
[スタート]ボタンを選択し、[Windows管理ツール]-[インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャ]をクリックします。
「インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャ」の画面で、左ペインの"コンピュータ名"をダブルクリックします。
コンピュータ名の下に表示された[サイト]をダブルクリックします。
[サイト]の下に表示された既存のFTPサイトを選択し、右ペインの[基本設定]をクリックします。
「サイトの編集」ダイアログで、物理パスに“資源管理ディレクトリ名\res_manager”パスを設定し、[OK]をクリックします。
[サイト]の下に表示された既存のFTPサイトを選択し、中ペインの[FTPの承認規則]をダブルクリックします。
「FTPの承認規則」画面から規則を選択し、右ペインの[編集]をクリックします。規則が存在しない場合は、右ペインの[許可規則の追加]をクリックします。
「許可の承認規則の編集」ダイアログで、"すべての匿名ユーザー"、[アクセス許可]の“読み取り”、 “書き込み”をチェックし、[OK]をクリックします。
再度、[サイト]の下に表示された既存のFTPサイトを選択し、中ペインの[FTPのSSL設定]をダブルクリックします。
「FTPのSSL設定」画面で、[SSL証明書]を"未選択"、[SSL接続を許可する(A)]を選択し、右ペインの[適用]をクリックします。