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Interstage Charset Manager Standard Edition V9 システム構築ガイド バリデーション編
FUJITSU Software

4.2.1 Validatorクラス

文字列のバリデーションを行うクラスです。

クラス宣言

public class Validator
extends java.lang.Object

クラス説明

本クラスは、コンストラクタで指定されたバリデーションポリシーと、文字エンコーディングに従って、文字列のバリデーションを行います。バリデーションの実行には、validateメソッドを使用します。

内部クラス

static class Validator.Encoding

Validatorクラスで使用する文字エンコーディングクラスです。詳しくは、“4.2.2 Validator.Encodingクラス”を参照してください。

static class Validator.Results

バリデーションの結果を保持するクラスです。詳しくは、“4.2.3 Validator.Resultsクラス”を参照してください。

コンストラクタ

宣言
public Validator(ValidationPolicy vp,
                 Validator.Encoding enc)
                 throws java.lang.NullPointerException,
                        PolicyFormatException
機能説明

バリデーションポリシーと文字エンコーディングを指定して、Validatorを構築します。

パラメタ
vp

バリデーションポリシーを指定します。ValidationPolicyクラスのインスタンスを指定します。詳しくは、“4.2.4 ValidationPolicyクラス”を参照してください。

enc

文字エンコーディングを指定します。Validator.Encodingクラスのオブジェクトを指定します。詳しくは、“4.2.2 Validator.Encodingクラス”を参照してください。

例外
java.lang.NullPointerException

パラメタにNULLが指定されています。

PolicyFormatException

未サポートのバリデーションポリシーが指定されています。

メソッド

validate
宣言
public Validator.Results validate(java.lang.String stringToValidate,
                                  int offset)
                                  throws EncodingFormatException,
                                         java.lang.NullPointerException,
                                         java.lang.IndexOutOfBoundsException
機能説明

指定された文字列に対して、指定されたオフセット位置からバリデーションポリシーに従って文字の有効/無効を判定します。

パラメタ
stringToValidate

チェックする文字列を指定します。

offset

チェックを開始する位置を指定します。先頭は0とします。

復帰値

バリデーション結果を含むResultsクラスのインスタンスを返却します。詳しくは、“4.2.3 Validator.Resultsクラス”を参照してください。

例外
EncodingFormatException

文字のエンコーディング形式に誤りがあります。

java.lang.NullPointerException

stringToValidateパラメタにNULLが指定されました。

java.lang.IndexOutOfBoundsException

offsetパラメタに指定された値が範囲外です。