コマンドの格納先
Charset Managerのインストールディレクトリ\converter
呼び出し形式
パラメタの説明
本パラメタが指定された場合、ポリシーセット名で指定されたポリシーセットからコード変換ポリシーを検索し、コード変換ポリシー対応定義を出力します。ポリシーセット名は、英大文字、小文字が同一視されます。省略された場合、ポリシーセットに含まれないコード変換ポリシーから検索し、対応定義を出力します。
対応定義を出力するためのファイルをフルパスで指定します。ダブルクォーテーションで囲って指定してください。省略はできません。存在するファイルを指定した場合には、古いファイルが削除され、新規にファイルが作成されます。
変換不能文字を出力するかどうかを指定します。指定された場合、変換不能文字は、"_NONE_"として出力されます。省略された場合、変換できない組み合わせは出力されません。
復帰情報
正常に終了した場合、復帰値0でメッセージが標準出力に出力されます。
エラーが発生した場合、復帰値0以外でメッセージが標準エラー出力に出力されます。
復帰コードと出力メッセージについては、“3.4 出力メッセージ”を参照してください。
対応定義出力ファイルは、以下の形式で出力されます。
ファイルのエンコーディングは、コード変換ポリシー定義ファイルに従います。
例
-vオプションを指定した場合
E000\tE000 E001\tE001 E002\t3013 E003\t3013 E004\t3013 E005\_NONE_ E006\t3013 E007\t3013
-vオプションを指定しない場合
E000\tE000 E001\tE001 E002\t3013 E003\t3013 E004\t3013 E006\t3013 E007\t3013
変換元コードポイントと変換先コードポイントを一行ごとに出力します。変換元コードポイントと変換先コードポイントの間はタブ(\t)で区切られます。変換元コードポイント、変換先コードポイントとも、16進文字列で、4桁までゼロが補われ、5桁以上はゼロサプレスされます。
コードポイントは変換元のコードでソートされます。また、-vオプションが指定された場合、変換元の文字セットで既定された有効な文字が第一カラムにすべて含まれます。
変換先に対応するコードが存在しない場合には、_NONE_が出力されます。ただし、-vオプションが指定されていない場合は、その行自体が出力されません。
例
実行バッチ例
Charset Managerのインストールディレクトリが、C:\Program Files\CharMGR
文字コード変換IDが、JobAtoJobB
対応定義出力ファイル名が、C:\data\JobAtoJobB.txt
変換可能な組み合わせのみを出力する
> "C:\Program Files\CharMGR\converter\f5atqout.exe" -id "JobAtoJobB" -of "C:\data\JobAtoJobB.txt" -v