1. マルチボード操作サービスのサポート情報取得
dwMainFunc = FJI_EP1_GETSUPPORTINFO dwSubFunc = FJI_EP1_GSI_OPERATEBOARD dwOption = FJI_EP1_GSI_OB_LEVEL1 lpPointer = NULL(無視)
戻り値(次のビットのOR値:サポートされるものはビットON) FJI_EP1_GSI_OB_INQUIRE (=0x0001) マルチボード表示/消去問い合わせ FJI_EP1_GSI_OB_DISPHIDE (=0x0002) マルチボード表示/消去 FJI_EP1_GSI_OB_SETKIND (=0x0004) マルチボード入力方式切替
2. マルチボード表示/消去問い合わせ
dwMainFunc = FJI_EP1_INQUIREBOARD dwSubFunc = 0 (リザーブ) dwOption = 0 (リザーブ) lpPointer = 状態格納領域へのポインタ (int型を呼び元が確保)
戻り値 1 = 正常終了 -1 = lpPointerの領域に書き込めない -128 = その他のエラー
IMEがオープンされている状態のマルチボード表示状態を問い合わせます。
表示状態を格納する領域へのポインタはint型で用意してください。格納領域を示すポインタがNULLであった場合、マルチボードの表示状態は取得されません。マルチボードの表示状態は、1(表示状態)または0(消去状態)が格納されます。
3. マルチボード表示/消去
dwMainFunc = FJI_EP1_DISPBOARD dwSubFunc = FJI_EP1_DB_HIDE (=0x0000) 消去 FJI_EP1_DB_DISP (=0x0001) 表示 dwOption = 0 (リザーブ) lpPointer = 0 (リザーブ)
戻り値 1 = 正常終了 -12 = IMEが非活性のため処理できず -13 = マルチボードDLLのロード失敗 -128 = その他のエラー
IMEがオープンされている状態で、マルチボードを表示/消去する動作を提供します。マルチボードが表示状態で表示が指定されたり、消去状態で消去が指定されたりする場合は、実際には何も行わずに1(正常終了)を返します。
表示位置については、最後に表示した位置を継承します。
4. マルチボード入力方式切替
dwMainFunc = FJI_EP1_CHANGEBOARD dwSubFunc = FJI_EP1_CB_CURRBOARD (=0x0000) 変更なし FJI_EP1_CB_BUSYUSRH (=0x0001) 部首検索 FJI_EP1_CB_KAKUSUSRH (=0x0002) 画数検索 FJI_EP1_CB_KIGOULIST (=0x0003) 記号一覧 FJI_EP1_CB_CODELIST (=0x0004) コード一覧 FJI_EP1_CB_KEYINPUT (=0x0005) キー入力 FJI_EP1_CB_HWSRH (=0x0006) 手書き検索 dwOption = 0 (リザーブ) lpPointer = 0 (リザーブ)
戻り値 1 = 正常終了 0 = サポートしていない -13 = マルチボードDLLのロード失敗 -128 = その他のエラー
次回表示するマルチボードの入力方式を切替える動作を提供します。
マルチボードを表示している状態で入力方式を即座に切替えたい場合は、消去→入力方式切替→表示 といった流れで処理を行ってください。
Charset-入力アシスト V9では、FJI_EP1_CB_HWSRH(手書き検索)を指定しても、文字そのものを認識するのではなく、部品を認識し、ユーザは認識した部品を選ぶことで、その部品を持つ文字を検索することができます。