状態遷移プロシジャの起動優先度の変更は以下の手順で行います。本作業は、変更する状態遷移プロシジャが登録されているすべてのノードで行います。
注意
状態遷移プロシジャの起動優先度を変更する場合は、クラスタアプリケーションの構成変更からプロシジャリソースを削除し、プロシジャリソースを再作成する必要があります。
クラスタアプリケーションの構成変更については、“第10章 クラスタアプリケーションの構成変更”を参照してください。
◆操作手順
システム管理者権限でログイン
状態遷移プロシジャの起動優先度を変更するノードに、システム管理者権限でログインします。
クラスタアプリケーションのプロシジャリソースを削除
クラスタアプリケーションのプロシジャリソースの削除については、“10.5 リソースの削除”を参照してください。
状態遷移プロシジャの起動優先度の変更
clsetprocrsc(1M)コマンドを使用して、プロシジャリソースが使用する状態遷移プロシジャの起動優先度を変更します。
プロシジャリソースが登録されているすべてのノードで本手順を実行した後に、次の手順に進んでください。
参照
clsetprocrsc(1M)コマンドの詳細については、clsetprocrsc(1M)のマニュアルページを参照してください。
例
ノード識別名がNODE1であるノードに登録されている、リソースクラスがBasicApplicationクラスで、リソース名がSDISKである状態遷移プロシジャの起動優先度を10000に変更する場合
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clsetprocrsc -n SDISK -c BasicApplication -s NODE1 -p 10000
クラスタアプリケーションにプロシジャリソースを登録
クラスタアプリケーションへのプロシジャリソースの登録については、“6.7.3.7 プロシジャリソースの設定”を参照してください。