ここでは、Fsystem リソースが制御するファイルシステムのデバイスを変更するための手順について説明します。
注意
I/Oフェンシング機能を使用しているVMware環境の場合、RMS を停止する前にuserApplicationがすべてのノードでOffline状態であることを確認してください。
また、直前にリソース故障やOSパニックなどの異常が発生していた場合は、以下の手順を実施してからデバイスの変更を実施してください。
故障や異常の原因を取り除く。
userApplication を一度起動してから停止する。
2.で停止したuserApplicationが正常にOffline状態となったことを確認する。
◆操作手順
全ノードのRMS を停止します。RMS の停止方法については、“7.2.1.2 RMSを停止する”を参照してください。
/etc/fstab.pcl ファイルを修正します。
“6.7.3.2 Fsystemリソースの設定”を参照し、/etc/fstab.pcl ファイルの第一フィールドに記載されているデバイスを変更してください。
このとき、先頭の「#RMS#」は変更しないよう注意してください。
“6.7.3.2 Fsystemリソースの設定”に記載の以下の手順を実行してください。
ファイルシステムがマウントできることを確認する。
ファイルシステムのチューニングを行う。
RMS を起動します。RMS の起動方法については、“7.2.1.1 RMSを起動する”を参照してください。