PRIMECLUSTERシステムを構築した後に、CIPのIPアドレスを変更する方法について説明します。
◆操作手順
クラスタを構成する、すべてのノードを起動します。
すでに運用中であれば、再起動の必要はありません。
クラスタを構成する、すべてのノードのCFを停止します。
CFの停止方法については、“PRIMECLUSTER Cluster Foundation 導入運用手引書”の“4.6 CFの起動と停止”を参照してください。
cip.cfファイルを参照し、IPアドレスを変更するCIP名を確認します。
cip.cfファイルの詳細については、“PRIMECLUSTER Cluster Foundation 導入運用手引書”の“1.2 CIP構成定義ファイル”およびcip.cfのマニュアルページを参照してください。
IPv6アドレスの場合、cip.cfファイルを編集し、CIP名に対応するIPアドレスを変更します。
変更前、変更後のアドレスがともにIPv4アドレスの場合は、変更の必要はありません。
本作業はクラスタを構成する、すべてのノードで実施してください。
hosts(5)ファイルに定義されているCIP名に対するIPアドレスを変更します。
本作業はクラスタを構成する、すべてのノードで実施します。
VMware環境のシャットダウンエージェントSA_icmp を使用している環境において、生存確認にクラスタインタコネクトを使用している場合、各ノードにおいて /etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_icmp.cfgの修正を行います。
参照
詳細は、“H.2.3.2 シャットダウン機構の設定”を参照してください。
クラスタを構成する、すべてのノードのCFを起動します。
CFの起動方法については、“PRIMECLUSTER Cluster Foundation 導入運用手引書”の“4.6 CFの起動と停止”を参照してください。
ciptoolコマンドを使用し、CIPのIPアドレスが変更されたことを確認します。
# /opt/SMAW/SMAWcf/bin/ciptool -a
参照
ciptoolコマンドの詳細については、ciptoolのマニュアルページを参照してください。