KVM環境でライブマイグレーションを行う前の操作について説明します。
クラスタの設定変更(ゲストOS)
ライブマイグレーション前に、クラスタの設定を変更します。
移動対象のゲストOSのクラスタノードで、以下のコマンドを実行します。
# /opt/SMAW/SMAWsf/bin/sfkvmmigrate -p source-domain -g
移動対象のゲストOSのドメイン名
本コマンドを実行すると、source-domainに指定されたゲスト間クラスタの全ノードで、以下に示すクラスタ設定が変更されます。
CFのクラスタインタコネクトのタイムアウト値(10秒→ 600秒)
シャットダウン機構の停止
KVM環境でライブマイグレーションを行った後の操作について説明します。
クラスタの設定変更(ゲストOS)
ライブマイグレーション後の、クラスタの設定を変更します。
移動対象のゲストOSのクラスタノードで、以下のコマンドを実行します。
# /opt/SMAW/SMAWsf/bin/sfkvmmigrate -u source-domain -g
移動対象のゲストOSのドメイン名
本コマンドを実行すると、source-domainに指定されたゲスト間クラスタの全ノードで、以下に示すクラスタ設定が変更されます。
CFのクラスタインタコネクトのタイムアウト値(600秒→ 10秒)
シャットダウン機構の設定変更(管理OSのIPアドレス、管理OSのCFノード名、SFの重み)
管理OS異常切替機能の設定変更(管理OSのCFノード名)
シャットダウン機構の起動
シャットダウン機構の状態確認(ゲストOS)
ゲストOSの各ノードで以下のコマンドを実行し、ライブマイグレーション後のクラスタの設定が正しく行われたことを確認します。
# sdtool -s
注意
TestFailedまたはInitFailedが表示された場合は、シャットダウン機構の設定が変更されなかった可能性があります。
再度、手順1.から実施してください。
KVM環境でライブマイグレーションを行う前の操作について説明します。
クラスタの設定変更(管理OS)
ライブマイグレーション前に、クラスタの設定を変更します。
移動元の管理OSのクラスタノードで、以下のコマンドを実行します。
# /opt/SMAW/SMAWsf/bin/sfkvmmigrate -p source-domain
移動対象のゲストOSのドメイン名
本コマンドを実行すると、source-domainに指定されたゲスト間クラスタの全ノードで、以下に示すクラスタ設定が変更されます。
CFのクラスタインタコネクトのタイムアウト値(10秒→ 600秒)
シャットダウン機構の停止
KVM環境でライブマイグレーションを行った後の操作について説明します。
クラスタの設定変更(管理OS)
ライブマイグレーション後の、クラスタの設定を変更します。
移動元の管理OSのクラスタノードで、以下のコマンドを実行します。
# /opt/SMAW/SMAWsf/bin/sfkvmmigrate -u source-domain
移動対象のゲストOSのドメイン名
本コマンドを実行すると、source-domainに指定されたゲスト間クラスタの全ノードで、以下に示すクラスタ設定が変更されます。
CFのクラスタインタコネクトのタイムアウト値(600秒→ 10秒)
シャットダウン機構の設定変更(管理OSのIPアドレス、管理OSのCFノード名、SFの重み)
管理OS異常切替機能の設定変更(管理OSのCFノード名)
シャットダウン機構の起動
シャットダウン機構の状態確認(ゲストOS)
ゲストOSの各ノードで以下のコマンドを実行し、ライブマイグレーション後のクラスタの設定が正しく行われたことを確認します。
# sdtool -s
注意
TestFailedまたはInitFailedが表示された場合は、シャットダウン機構の設定が変更されなかった可能性があります。
再度、手順1.から実施してください。