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PRIMECLUSTER  導入運用手引書 4.5
FUJITSU Software

E.4.1 OS再起動による動作確認方法

本機能は、OSの起動時に動作します。そのため、動作確認をするには、OSを再起動する必要があります。

ここでは、一時的に手動でシャットダウンエージェントの構成定義ファイルを更新し、OSを再起動して動作確認する方法を説明します。

  1. シャットダウンエージェントの構成定義ファイルのバックアップ

    動作確認を実施するノード(以降、nodeAとします)において、SA_ipmi.cfgをバックアップします。

    # cp -p /etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_ipmi.cfg /etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_ipmi.cfg.bk
  2. シャットダウンエージェントの構成定義ファイルの更新

    nodeAのシャットダウンエージェントの構成定義ファイルにおいて、nodeAのBMCまたはiRMCのIPアドレスを、存在しないIPアドレスに変更します。

    # vi /etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_ipmi.cfg
    ~~~
    nodeA 10.20.30.41:user:pass cycle
    ↓↓↓
    nodeA 255.255.255.255:user:pass cycle ← 存在しないIPアドレスに変更

    注意

    IPアドレスを変更したとき、syslogに以下のメッセージが表示されることがあります。sdtool -s を実行した結果、SA_ipmiがTestFailedになることがありますが、問題はありません。

    SMAWsf : SA SA_ipmi to test host <node> failed
  3. OSの再起動

    nodeAを再起動します。

    # shutdown -r now
  4. シャットダウンエージェントの構成定義ファイルの確認

    nodeAのシャットダウンエージェントの構成定義ファイルにおいて、nodeAのBMCまたはiRMCのIPアドレスが更新されていることを確認します。

    # vi /etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_ipmi.cfg
    ~~~
    nodeA 10.20.30.41:user:pass cycle
  5. バックアップファイルの削除

    nodeAにおいて、バックアップしておいたシャットダウンエージェントの構成定義ファイルを削除します。

    # rm -f  /etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_ipmi.cfg.bk