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PRIMECLUSTER  導入運用手引書 4.5
FUJITSU Software

11.2.1 RMS停止処理のタイムアウト時間の変更

hvshut コマンドが実行されると、RMS は起動状態のクラスタアプリケーションのオフライン処理を行った後、RMS の停止処理を行います。

そのため、hvshut コマンドがタイムアウトするまでの時間を指定する環境変数 RELIANT_SHUT_MIN_WAIT には、以下を合計した時間を秒数で設定してください。

  1. クラスタアプリケーションのオフライン処理が終了するのに必要な最大時間

  2. BM(ベースモニタ) が停止するのに必要な最大時間(30 秒)

注意

RELIANT_SHUT_MIN_WAIT の値が小さすぎると、クラスタアプリケーションのオフライン処理が終了する前に hvshut コマンドがタイムアウトする現象が頻発するおそれがあります。このため、RELIANT_SHUT_MIN_WAIT のチューニングは慎重に行ってください。

参照

RELIANT_SHUT_MIN_WAIT の詳細については、“PRIMECLUSTER RMS 導入運用手引書”の“13.2 RMS グローバル環境変数”の“RELIANT_SHUT_MIN_WAIT”を参照してください。

RMS環境変数の参照/変更方法については、“PRIMECLUSTER RMS 導入運用手引書”の“6.3.4 RMS 環境変数の表示”および“13.1 RMS 環境変数の設定”を参照してください。