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PRIMECLUSTER  導入運用手引書 4.5
FUJITSU Software

9.3.3 Bladeの設定変更

ここでは、Bladeの設定変更について説明します。

9.3.3.1 マネージメントブレードのIPアドレスの変更

マネージメントブレードのIPアドレスを変更する場合の手順について説明します。

◆操作手順

  1. 全ノードで以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構を停止します。

    # sdtool -e
  2. マネージメントブレードの手順に従って、IPアドレスを変更します。

  3. 変更したIPアドレスを、シャットダウンエージェントの構成定義ファイルに記述します。

    参照

    構成定義ファイルの記述については“5.1.2.3.4 Bladeシャットダウンエージェントの設定”を参照してください。

  4. いずれかのノードで以下のコマンドを実行し、構成定義ファイルの変更内容を反映します。

    # /etc/opt/FJSVcllkcd/bin/panicinfo_setup

    以下のメッセージが出力されるので、“I”を選択します。

    panicinfo_setup: WARNING: /etc/panicinfo.conf file already exists.
    (I)nitialize, (C)opy or (Q)uit (I/C/Q) ?
  5. 全ノードで以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構を起動します。

    # sdtool -b
  6. 全ノードで以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構が正常に動作していることを確認します。

    # sdtool -s

    注意

    シャットダウン機構の設定変更が完了しているのに、初期状態がInitFailedと表示されたり、テスト状態にUnknownやTestFailedと表示されたりする場合、エージェントやハードウェアの設定に誤りがある可能性があります。エージェントやハードウェアの設定を見直してください。

9.3.3.2 サーバブレードのスロット番号の変更

サーバブレードのスロット番号を変更する場合の手順について説明します。

◆操作手順

  1. 全ノードで以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構を停止します。

    # sdtool -e
  2. サーバブレードの手順に従って、スロット位置を変更します。

  3. 変更したサーバブレードのスロット番号を、シャットダウンエージェントの構成定義ファイルに記述します。

    参照

    構成定義ファイルの記述については“5.1.2.3.4 Bladeシャットダウンエージェントの設定”を参照してください。

  4. いずれかのノードで以下のコマンドを実行し、構成定義ファイルの変更内容を反映します。

    # /etc/opt/FJSVcllkcd/bin/panicinfo_setup

    以下のメッセージが出力されるので、“I”を選択します。

    panicinfo_setup: WARNING: /etc/panicinfo.conf file already exists.
    (I)nitialize, (C)opy or (Q)uit (I/C/Q) ?
  5. 全ノードで以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構を起動します。

    # sdtool -b
  6. 全ノードで以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構が正常に動作していることを確認します。

    # sdtool -s

    注意

    シャットダウン機構の設定変更が完了しているのに、初期状態がInitFailedと表示されたり、テスト状態にUnknownやTestFailedと表示されたりする場合、エージェントやハードウェアの設定に誤りがある可能性があります。エージェントやハードウェアの設定を見直してください。