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PRIMECLUSTER  導入運用手引書 4.5
FUJITSU Software

2.3 クラスタシステムの運用形態の決定

PRIMECLUSTERでは、複数のクラスタアプリケーションの配置方法によって、さまざまな運用形態を構築することができます。

分類

運用形態

クラスタアプリケーション数

ノード数

スタンバイ運用

1:1運用待機

1

2

相互待機

2~(ノード数)

2~(サポートノード数)

N:1運用待機

2~(ノード数-1)

3~(サポートノード数)

カスケード

1~(ノード数)

3~(サポートノード数)

移動待機

2~(ノード数-1)

3~(サポートノード数)

スケーラブル運用

スケーラブル

1~(ノード数)

1~(サポートノード数)

高可用スケーラブル

1~(ノード数)

2~(サポートノード数)

シングルノードクラスタ運用

-

1

1

注意

  • 停電や電源異常により、片側のノードの電源が突然切断された場合、フェイルオーバが動作しないことがあります。以下を考慮してください。

    • UPSを接続する

  • PRIMEQUEST 3000シリーズにおいて、拡張パーティションを使用したクラスタシステムを構築する場合、一つのクラスタシステムにつきサポートノード数は最大4ノードに制限されます。(サポートノード数が4ノード未満の構成は、サポートノード数に変更はありません。)