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Systemwalker Desktop Patrol トラブルシューティングガイド
FUJITSU Software

2.1.5 「環境設定画面の起動に失敗しました。~」のメッセージが表示されます

「CT」のインストール時に「環境設定画面の起動に失敗しました。コマンドを終了します。詳細コード:(CreateProcess-1157)」のメッセージが表示されます。

対象バージョンレベル

原因

コマンドモードCTの実行環境において、msvcrt.dll、mfc42.dllが存在していないためです。

確認ポイント

コマンドモードCTを使用してインベントリ情報を収集するためには、以下のランタイムライブラリが両方インストールされていることが必要です。

しかし、環境によってはこれらがインストールされていない場合があります。以下の環境でコマンドモードCTを実行する場合、システムディレクトリ配下にランタイムライブラリがインストールされているかどうか確認してください。

【確認が必要な環境】

以下のOSで、Microsoft Internet Explorer V5.5以降がインストールされていない環境。

対処方法

ランタイムライブラリのどちらか一方でもインストールされていない場合は、本製品のインストール用CD-ROMからインストールされていないランタイムライブラリを取り出し、インストールされていないPCのシステムディレクトリへコピーしてください。次に以下のコマンドをコマンドプロンプト上で実行してください。

ランタイムライブラリの格納場所

コマンド

例)

Windows NTにおいて、システムフォルダがC:\WINNT\System32である場合

C:\WINNT\System32\regsvr32.exe C:\WINNT\System32\msvcrt.dll

C:\WINNT\System32\regsvr32.exe C:\WINNT\System32\mfc42.dll

注意

  • 上記のコマンドは、ランタイムライブラリをコピーした場合のみ実行してください。

  • システムフォルダとは、以下のディレクトリを指します。

    • Windows 95またはWindows 98の場合
      %SystemRoot%\System
      例)C:\Windows\System

    • Windows NTの場合
      %SystemRoot%\System32
      例)C:\WINNT\System32